ARE(A)ZIONE

今日、外出時にiPodを持っていくのを忘れました。
痛恨です。
音楽のない一日でした。

帰宅してから音楽と向き合うためにCD棚を眺めていると妙にプログレな気分になり、最もプログレ的なCDを聴いています。
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ARE(A)ZIONE/AREA
(1975年ライブ録音)

1.LUGIO,AGOSTO,SETTEMBRE(NERO)
2.LA MELA DI ODESSA
3.COMETA ROSSA
4.ARE(A)ZIONE
5.L'INTERNAZIONALE

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→”伝説から引きずり降ろせ。インターナショナル・ポピュラー・グループ、ここに復活!”

CDの帯にはこのように書かれています。
プログレの中でも屈指のテクニック(バカテク)を誇るイタリアのアレアのライブ盤です。

この作品はアレアが1975年の行ったイタリア国内ツアーのうち、ミラノの「若き労働者の祭典」、ナポリでの「ルニタ祭」、リミーニでの「若者の祭り」、レッジョ・エミリアのコムナレ劇場でのライブをまとめたものです。
祭りの名前からも察することが出来ますが、アレアはコミュニズムの影響を強く受けたバンドです。
イタリア共産党のイヴェントにも多数参加し、イタリア共産党の躍進に力を貸していたそうです。

さて、アレアの音楽の醍醐味は「バカテク」と脅威ボーカル、ディメトリオ・ストラトスの声にあると思います。
ジャズをはじめとするあらゆる音楽を”ロックの枠”に持ち込み、高度なテクニックに裏付けられたインプロを展開するその音楽は単に「バカテクすぎ!」とネタ的にしてしまうことが出来ないぐらい高度な音世界を持っています。
もうそんなものを超越してしまったかのような音世界はいつの時代でも色あせることのない、輝き続ける「音楽の力」を持っていると思います。

そしてディメトリオ・ストラトスの「声」です。
私は歌うのが得意ではありません。歌うことについて追求したことがないですが、ディメトリオの歌は「歌」というより「声」を用いた楽器のように聞こえてなりません。
それは声という可能性を引き出そうとするまさにプログレ的思想によるものなのでしょうか。彼の声なくしてアレアは語れませんね。

1.LUGIO,AGOSTO,SETTEMBRE(NERO)は「7月、8月、9月(黒)」という邦題でお馴染みのアレアの代表曲です。
歌詞は非常に政治的な感じですが、曲は妙にキャッチーです。バルカン半島からの影響が強くアラビアっぽい曲です。
後半のインプロというか一種の混沌(?)からググっと秩序が見えてくる感じが大好きで鳥肌です。

2.LA MELA DI ODESSAは「オデッサのリンゴ」という曲です。
このライブ録音では実際にメンバーがステージでリンゴをかじる様子が収録されています。
ものすごいいい音でリンゴかじっています。
後半のリフが凄くかっこよく、その上で語る?歌う?ディメトリオがクールです。

3.COMETA ROSSAは「赤い彗星」という曲。
アレアの楽曲の中でもジャズ・ロック的な曲ですね。
かなりぶっ飛んでいる曲だと思います。
歌詞は

私の唇を開いて欲しい
優しく開いてみて欲しい
この気持ちを何とか出来ないか
彗星よ、預言者達を黙らせてくれ
彗星よ、おまえも、何も言わずに
ここから立ち去ってくれ
この私が、自由を手に出来るよう
その願いを叶えて欲しい


重いですね^^;
さて、最後にYouTube貼っておきます。
前半が1.LUGIO,AGOSTO,SETTEMBRE(NERO)、途中ディメトリオの話を挟んで後半が2.LA MELA DI ODESSAです。
是非とも多くの人にアレアの音楽を聴いて欲しいと思っています。


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by deaconred | 2009-02-14 23:58 | Rock(70年代)