JAZZ MEETS THE BOSSA NOVA

ずっと下書き保存していたネタを今晩放出^^;

かなーり昔のネタですが、ジャズとボサ・ノヴォのお話です。

その二つのキーワードで思い出した作品がこちらです。
もともとは小西康晴氏の「未来の音楽シリーズ」にて再発されていた作品。
まさにレディ・メイドな感じがしますよね。
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JAZZ MEETS THE BOSSA NOVA/PAUL WINTER SEXTET
(1962年録音)

1.JOURNEY TO RECIFE
2.CON ALMA
3.THE SPELL OF THE SAMBA (SAMBA DA MINHA TERRA)
4.MARIA NOBODY (MARIA NIGUEM)
5.THE ANGUISH OF LONGING (CHEGA DE SAUDADE)
6.FOOLISH ONE (INSENSATEZ)
7.LITTLE BOAT (O BARQUINHO)
8.LONGING FOR BAHIA (SAUDADE DE BAHIA)
9.DON'T PLAY GAMES WITH ME (BOLINHA DA PAPEL)
10.SONG OF THE SAD EYES (CANCAO DOS OLHOS TRISTES)
11.ADEUS, PASSARO PRETO (BYE BYE, BLACKBIRD)
12.ONLY YOU AND I (VOCE E EU)

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→「ジャズ」と「ボサ・ノヴァ」というキーワードから思い出した1枚。
この作品ではジャズがボサ・ノヴァに出会って生み出された音楽が録音されています。
つまりはジャズの構成をもってボサ・ノヴァ作品に取り組んでいるというというものです。

ポール・ウインターのセクステッドはシカゴ周辺の大学生が集められたグループで、アメリカ国務省の音楽文化交流使節団としてブラジルを訪れます。
そこで出会ったボサ・ノヴァという音楽に大いに影響を受けて13都市を演奏旅行して帰国したのちに作り上げたのがこの作品です。
そういう意味で、本当に”JAZZ MEETS THE BOSSA NOVA”と言えますね。

全体的にはデイブ・ブルーベックのような知的なジャズ作品で、若干、イジーリスニング的な雰囲気を持っています。
ポール・ウインターがアルト・サックスを吹いているので、ポール・デスモンドと被って、デイブ・ブルーベックを連想されたのかもしれません。

一番の聴き所は、ぼさ・ノヴァの美しいメロディとハーモニーをジャズ的アンサンブルでどう表現するか、という点でしょう。
半分ぐらいの曲のアレンジをポール・ウインターが担当していますが、これが素晴らしいアレンジを聞かせてくれます。
中でもグっと来るのが7.LITTLE BOAT (O BARQUINHO)です。
テーマの終わりからバリトンがゴゴゴゴと唸りを上げて入ってきて、そのままアドリブに入るところは何度聴いてもいいですね。
途中にパーカッションのアドリブを経て、ホーン陣が被ってバック・テーマに戻ります。
ここからのアンサンブルがとても綺麗で、ここはまさにジャズ的だな、と感じてしまいます。
あわせて9.DON'T PLAY GAMES WITH ME (BOLINHA DA PAPEL)のアレンジも秀逸ですね。

全体的にイージー・リスニングに聞こえてしまうのは歌詞がないからではないか、と感じています。
それほど、ボサ・ノヴァにとって歌詞は大切な要素なのでしょう。
内容もさることながら、あの「ボソボソ」と歌う感じの雰囲気が大切なのかもしれません(笑

ジャズとボサ・ノヴァの接点の一つとして聴いてみるのはいい作品だと思います。
これから寒くなって冬を迎えると、ボサ・ノヴァ聞きたくなるので、ポール・ウィンターの作品をもっと聴いていきたいですね。
この作品の以外にあと2作品持っております。
機会があれば取り上げて行きます。

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by deaconred | 2009-09-13 00:30 | BossaNova

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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