黒船

突然の訃報に驚きました。

サディスティック・ミカ・バンドの加藤和彦氏が自殺。
本当に残念です。

この週末、たまたま実家に帰っておりまして、このニュースを見た母が、私に加藤和彦とか知らないでしょ?
と聞くので、いやサディスティック・ミカ・バンド好きだし知ってるよ!と話すと、なんであなたはサディスティック・ミカ・バンドとか聞いてるの!?と驚いていました。

まぁ私が生まれる前から活動しているバンドですからね。
サディスティック・ミカ・バンドをいつ知って、いつCDを買ったか覚えていません。
しかし、少なくとも10代後半には聞いていたと思います。

私はカラオケが苦手なのですが、どうしても歌え!とマイクが回ってくるとサディスティック・ミカ・バンドをさっと歌って引き上げていました^^;

本当に残念です。追悼ということで、この作品を。
f0062463_23584110.jpg
**************************************************
黒船/サディスティック・ミカ・バンド
(1974年作品)

1.墨絵の国へ
2.何かが海をやってくる
3.タイムマシンにおねがい
4.黒船(嘉永6年6月2日)
5.黒船(嘉永6年6月3日)
6.黒船(嘉永6年6月4日)
7.よろしくどうぞ
8.どんたく
9.四季頌歌
10.塀までひとっとび
11.颱風歌
12.さようなら

**************************************************

→間違いなく、歴史的名盤だと思います。
サディスティック・ミカ・バンドの代表作であり、本格的に海外で売り出された日本のロック作品です。

まずはメンバーが凄いですよね。
加藤和彦、高橋幸宏、高中正義、小原礼・・・前作ではつのだ☆ひろも参加していました。
そして何より驚くべきはプロデューサーにロキシー・ミュージックやピンク・フロイドを手がけたクリス・トーマスを迎えている点です。

この作品が今でも色あせることなくモダンに感じるのは確固たるコンセプトにより生み出された作品だからだと感じています。
そのコンセプトはまさに「黒船」。黒船襲来から、明治維新、文明開化と続くあの時代です。

この時代にははっぴいえんど周辺等、確固たるコンセプトを持ったバンドが日本でも聞くことが出来たと思うのですが、それが出来た理由について時々考えてしまいます。
単純に、時代や、誰もやっていないというフロンティアがあったから出来たのかも知れません。
しかし、そういう発想を持たないと後世に聞かれる音楽というのは作れないような気がしてなりません。
今、サディスティック・ミカバンドを聞いても全然色あせることなくモダンに聞こえますからね。

さて、代表作としてしられているのは3.タイムマシンにおねがいですね。
個人的には複雑でしたが、木村カエラを迎えた再結成でもよくこの歌を歌っている映像を見かけました。

個人的に愛聴しているのが8.どんたくです。
これは日曜日の歌ですね。
多分、江戸時代より以前は日曜日という感覚はなく、日本人は一年中働いていたのでしょう。
その辺りは比較文化論等にまかせるとして、現在の週休二日の現代人には週休なしというのは辛いでしょうね^^;
歌詞はこんな感じです。

異人さん達はね 日曜日と言って
喇叭鳴らして 太鼓打ち
歌を歌って のんきなものさ


作品のコンセプトともばっちりあっていて大好きです。
7日に一日は仕事もお休みしましょう(笑

どうでもいいですが、少し前に70年代を英国で過ごしていたプログレ好き音楽ファンに話を聞いたことがあるのですが、英国でロキシー・ミュージックの前座を務めるサディスティック・ミカ・バンドはそれはそれは酷い演奏だったそうです^^;
そう考えると日本人も楽器、上手くなったのでしょうね。

それにしても仕事の悩みでの自殺・・・本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。

↓ポチっとクリックしていただければ励みになります~↓

にほんブログ村 音楽ブログ PV・CDレビューへ
[PR]
by deaconred | 2009-10-18 23:58 | Rock(70年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred
プロフィールを見る