THE PLEASURE PRINCIPLE

昨年末から妙にテクノ・ポップが聴きたくなって、テクノ・ポップで年越し。
もしかするとクラフトワークのリマスターの影響かもしれません(エレクトロニック・カフェ→テクノ・ポップ)

そんなピコピコな毎日を送る中、ふと気が付くと聞いていたのが今晩のネタです。
改めて聞いてみると、単純ながらに奥深い。そして妙に懐かしい。
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THE PLEASURE PRINCIPLE/GARY NUMAN
(1979年作品)

1. AIRLANE
2. METAL
3. COMPLEX
4. FILMS
5. M.E.
6. TRACKS
7. OBSERVER
8. CONVERSATION
9. CARS
10. ENGINEERS
11. RANDOM
12. OCEANS
13. ASYLUM
14. ME! I DISCONNECT FROM YOU
15. BOMBERS
16. REMEMBER I WAS VAPOUR
17. ON BROADWAY

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→最初に言いたいこととしては「ジャケット」が素晴らしい。
「ジャケット」とは音楽の顔であるべきだと思っているのですが、このジャケットはまさにこの音楽を表現していると言えるでしょう。

さて、本作品はチューブウェイ・アーミーではなく、ゲイリー・ニューマン名義で発売されたソロ作品でテクノ・ポップの歴史の中でも重要な1枚と言える作品です。

テクノ・ポップを考える上でいつも考えてしまうのは、テクノ・ポップをバンドで演奏するか?ということです。
どちらが「テクノ・ポップ」か?ということではなく、たとえばYMOのような形式とクラフトワークのような形式では結果の音楽に共通項があるとしても過程が異なるため、個人的には「別」の音楽だと考えるべきなのかな・・・と感じています。

そういう意味においてバンド形式でテクノ・ポップを表現した本作品は1979年に発表されていると言う点で非常に意味があると思います。
ここで聞けるサウンドが80年代のUKシーンにどれほどの影響を与えたのか?それはこの作品を聴くと分かっていただけるのではないでしょうか。

ゲイリー・ニューマンはジョン・フォックスが在籍していたウルトラヴォックスに大きな影響を受けたと語っていますが、改めて聞いてみると、このミニマム感などはクラフトワーク的影響なのかな?と感じてしまいました。
テクノ・ポップの構成要素してシンプルさというものが挙げられると思いますが、この作品の音数の少なさと表現力の大きさに改めて凄い!と思ってしまいます。

さて、何と言っても代表作である9. CARSが一番の聴き所でしょう。
彼の自閉的な歌詞もヒットの一つの要因だったのかもしれません。
「車の中だと安心できる。ドアの鍵を閉めて、それが唯一の生きる道」って歌詞ですからね^^;
途中のチープな3連符が妙に耳に残ります。

手法的には全く同じなのですが、2. METALもお気に入りです。
この曲の4拍目の処理にジャズのスイング的感覚をいつも感じています。(多分、間違った感覚なのでしょうが・・・)
非常にメロディの譜割りが上手いな、と感心してしまいます。


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by deaconred | 2010-01-20 23:26 | Rock(70年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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