POEMA ON GUTAR

少し更新に時間がありました^^;

先週から購入したCDを聴き続けています。
そして今日、またCD5枚買ってしまいました・・・止まらない購買欲!
どうしたものでしょう・・・今日仕入れたネタはまた明日以降ご紹介しますm(__)m

今晩はこのギターで行きましょう。
初夏に最高。黒い音楽です。

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CANTO ON GUITAR/BADEN POWELL
(1967年作品)

1.SAMBA EM PRELU´DIO
2.TRES THEMAS DA FE´ AFRO BRASILEIRA
 a.PAI b.FILHO c.ESPI´RITO SANTOL
3.MARCHA ESCOCESA
4.TRIBUTO A UM AMIGO
5.QUA QUARA QUA QUA
6.CEGOS DO NORDESTE

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→先週に引き続きBADEN POWELLの作品を。
とにかくBossaNovaを演奏するミュージシャンと言う前に「一人のギタリスト」であり「一人の作曲家」としてのアイデンティティーを持つBADEN POWELLの音楽はとてもBossaNovaの枠には収まりきりません。その音楽はBossaNovaであると言う前にBADEN POWELLにしか作れない独特の音世界があります。
私の中でBADEN POWELLの「傑作」というのはBossaNova的作品ではなくよりBADEN POWELLのドロドロとした作品だと感じています。
この作品はまさにそのドロドロとした一面を感じることが出来る作品ですね。

この作品で注目すべきは新しいアプローチとして即興を取り入れている点です。曲の構成のみを決めて即興を重視しているのはJazzの影響でしょうか?非常に高い次元の即興を堪能できます。
常々BADEN POWELLの音楽を聴いて感じるのですが、ギターで演奏するフレーズをスキャットで歌っているのがすごいです。と言うことは絶対音感を持っていたのでしょう・・・口で歌えるフレーズは楽器で弾ける・・・黒人と同じ理論です。私には無理^^;

まず圧倒されるのは3つのテーマから構成させる組曲2.TRES THEMAS DA FE´ AFROです。テーマを組曲で表現するという点で既にBossaNovaの枠を超えています。最近の研究でBossaNovaはサンバとジャズの融合ではなく、近代フランス音楽の影響が強いという指摘がありますが(実際、TOM JOBIMは近代フラン音楽の研究家でした)組曲構成というのはその影響なのかも知れません。

BADEN POWELLの超絶ギターテクニックを聴けるのが3.MARCHA ESCOCESAです。なんとこの曲はスコットランドのバグパイプをギターで表現してしまった驚異の曲。BADEN POWELLがテクニシャンであるのは周知の事実であまり書かれませんが、本当に上手すぎです。
パーカッションとの掛け合いが楽しいのが5.QUA QUARA QUA QUAです。その作品のなかで最もBossaNova的な曲でご機嫌になってしまいます。

それにしてもBADEN POWELL、恐るべきミュージシャンです。聞けば聞くほどその魔力にやられていきます。この音世界は確実に音楽の神様に支配されないと体験できないでしょう。

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by deaconred | 2006-04-24 23:30 | BossaNova

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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