ドラゴンクエストII 悪霊の神々

自分では認めたくないのですが、どうやら私はゲーム好きのようです。
と言っても徹夜でゲームするほどでもないので人並みかな~と思っているのですが・・・はまると抜け出せない性格なので^^;

ゲームをひとつの文化だとすると、その中にも「本物」があり、その「本物」には確固たる哲学があると信じています。

私が好むのはRPGや戦略シュミレーションで、なんといっても私の世代で夢中になったのがドラゴンクエストでしょう。

ドラゴンクエストが発売された頃はまだ小学生でしたが、先見性があったのか(?)私はドラゴンクエスト1を予約して購入しました。

その後、社会現象となったドラゴンクエストの快進撃は皆様ご存知のとおりです。

このドラゴンクエストには私が「本物」だな、と感じるいくつかの哲学がありますが、中でも素晴らしいと感じるのは音楽ですね。これはゲーム音楽を「芸術」の領域まで拡大させたきっかけと言っても良いかもしれません。

天才によるゲーム音楽。夢中で聴いていたあの頃・・・今聴いても斬新でした。

f0062463_23351644.jpg
******************************************************
ドラゴンクエストII 悪霊の神々/

1.ドラゴンクエストマーチ
2.ラヴ・ソング探して
3.王城
4.街の賑わい
5.恐怖の地下洞~魔の塔
6.レクイエム
7.遥かなる旅路~広野を行く~果てしなき世界
8.海原を行く
9.戦い~死を賭して
10.この道わが旅

******************************************************

→ご存知、ドラゴンクエスト2のサントラです。
作曲は、すぎやまこういち氏。ドラゴンクエストシリーズの音楽を全て担当している巨匠です。

すぎやまこういち氏のゲーム音楽における哲学は「オーケストラで演奏できる音楽」です。
言うまでもなくゲーム音楽は内臓されたシンセサイザーによって演奏されるので、言ってしまえば「人間が弾けないフレーズ」を演奏することも可能なのです。
しかしすぎやまこういち氏はそれをしません。必ず人間が演奏できる音楽を基本としているのです。
当たり前のことかもしれませんが、私はこれは非常に意味のある哲学だと思っています。

RPGの本質が何なのかは分かりませんが、大切なのは「主人公=自分」という構図でしょう。そういう哲学をドラゴンクエストは持っているので基本的に主人公は台詞を言いません。主人公が自分の分身だからですね。
否定するわけではないですが、よく比較されるファイナルファンタジーでは主人公が喋りますね。あの瞬間の「自分」は傍観者であって主人公ではないのです。
ここに多きな差があると思うのです。
そしてこの哲学に準じた音楽を作曲しているので必ず人間が演奏できる音楽を基本にしているのだと思うのです。

それにしても音楽を聴くだけで冒険しているようなドキドキ、ワクワク感を与えるすぎやまこういち氏の音楽は本当に素晴らしいですね。
私自身が音楽を演奏するようになってから聴くと作曲のポイントが見えてきて面白いです。
シリーズを通して海や空は軽快なワルツ、フィールドは哀愁系、戦闘はDimを多様しているように感じます。

懐かしいのは復活の呪文を入力するときのBGM、2.ラヴ・ソング探してですね。実はこの曲はしっかりと歌詞があって歌手が歌っているバージョンがあります。小学生の時にそのテープを持っていたのですが・・・今では失くしてしまっています。
あの歌、誰が歌っていたのでしょうか?もう一度聴きたいです。

なんだかいつものレビューよりも文章が滑らかに打てた自分はやっぱりゲーム好きなのか!?
と思いつつ、今晩も聴いています^^;
[PR]
by deaconred | 2006-08-10 23:35 | Rock(other)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred
プロフィールを見る