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ORIGINAL FLAVA

午後の珈琲とともにいつも音楽系HPを巡回することが毎日の日課です。

先日、ブログのネタを小山田君で行こうと、決めてから巡回しているとCDジャーナルのHPでアシッド・ジャズの紹介文が(笑)

確かに渋谷系と同じ時期に私が熱狂していた音楽。
昨晩は久しぶりにアシッド系を聴いて涙してしまいました。

今日はそんなアシッド系からちょっとマニアックな1枚を。

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ORIGINAL FLAVA/THE BRAND NEW HEAVIES
(1995年作品)

1.GOT TO GIVE
2.MOTHER'S TONGUE - (previously unreleased)
3.PUT YOURSELF IN MY SHOES - (previously unreleased)
4.COUNTRY FUNKIN' - (previously unreleased)
5.REST OF ME - (previously unreleased)
6.DAY AT THE SEASIDE
7.HEADHUNTERS - (live, previously unreleased)
8.REALITY - (previously unreleased)
9.NEVER STOP - (original version, previously unreleased)
10.DREAM COME TRUE - (original version, previously unreleased)

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→象のマークで有名なのは松本引越しセンターではなくTHE BRAND NEW HEAVIES。

アシッド・ジャズの中では一押しのバンドで絶対スターダムにのし上がると思っていたら途中で失速。。結局、アシッド系でスターダムになったのはJAMIROQUAIでした。

この作品はTHE BRAND NEW HEAVIESの絶頂期(?)に発売された未発表集です。
THE BRAND NEW HEAVIESの音楽を改めて聴いてみると「バンド」の魅力に惹かれて行きます。
丁度、渋谷系の時代もそうでしたが「バンド」が力を持っていた時代がありました。(今でも勿論ありますが)大切なのはバンド力=演奏力ではないと言う点です。

勿論、THE BRAND NEW HEAVIESのメンバーは個々の演奏能力に問題があるわけではなくむしろ技術は高いほうだと思います。それより、各々がバンドの目指すべき音楽をしっかり認識してアシッド・ジャズ・ムーブメントをしっかりと作り上げようとする姿勢が「バンド力」として出ている点が素晴らしいです。
同じ方向を向いて音楽をするというのは大切なのでしょうね。

その方向というのが「ジャズで踊る」ということを基本にしたアシッド・ジャズのコンセプトの中で、70年代のSoulなど黒人音楽を90年代に白人が再現したというものです。

個人的には9.NEVER STOPと10.DREAM COME TRUEを愛聴。
唸るベースにファンキーなドラム、アグレッシブなホーンアレンジにダイナミックな女性ボーカル。今でも十分通用する音楽だと思います。
むしろ早すぎたのかもしれませんね。

既にアシッド・ジャズという言葉は死語になっていますが、その音楽的影響は大いにあったと思います。
多分、50年後ぐらいには評価されているのと思います。
by deaconred | 2006-10-05 19:42 | Rock(other)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred