SONNY ROLLINS AND THE CONTEMPORARY LEADERS
2006年 11月 01日
11月に入ってすっかり秋らしくなってきました。
「秋の夜長」という言葉があるとおり秋の夜は長く読書や音楽鑑賞などに適していますね。
私は昔からラジオを聴く習慣がなく、情報収集の手段としてもラジオを利用しないのですが、秋の夜長にこんなラジオがあれば聴きたい!というのがDONALD FAGENのソロアルバム「The Nightfly」です。
この作品はFAGENが架空のデスクジョッキーになってJAZZを紹介するという一瞬を表現したジャケットが最高にカッコいい作品です。
この作品は色々なメディアで紹介されることがあるのですが、このジャケットでFAGENが紹介している作品をご存知ですか?
秋の夜長に珈琲とJazz。良いですよね。
****************************************************
SONNY ROLLINS AND THE CONTEMPORARY LEADERS/SONNY ROLLINS
(1958年作品)
SONNY ROLLlNS:ts
BARNEY KESSELL:g
HAMPTON HAWES:pf
VICTOR FELDMAN:vb
LEROY VINNEGAR:b
SHELLY MANNE:ds
1.I'VE TOLD EVRY LITTLE STAR
2.ROCK-A-BYE YOUR BABY WITH A DIXIE MELODY
3.HOW HIGH THE MOON
4.YOU
5.I'VE FOUND A NEW BABY
6.ALONE TOGETHER
7.IN THE Chapel IN THE MOONLIGHT
8.THE SONG IS YOU
9.YOU(Alt)
10.I'VE FOUND A NEW BABY(Alt)
11.THE SONG IS YOU(Alt)
****************************************************
→モダン・ジャズの巨匠、SONNY ROLLlNSの隠れた名盤です。
FAGENはこの作品が好きだからジャケットに登場させていたのでしょうね。ROLLlNSはまだ健在でFAGEN公式サイトでもSONNY ROLLlNSと一緒に映っている写真がUPされています。
ROLLlNSは偉大なサックス・プレイヤーですがCOLTRANEのように畏怖するようなプレイではなく、芸術的なアドリブに定評があります。
私、個人的にはROLLINSのプレイにあまり関心がなく、それほど作品も聴いているわけではありません。しかし、この作品はFAGENとは関係なくすばらしい作品と言えると思います。
「CONTEMPORARY LEADERS」とあるように当時の最新鋭のミュージシャンを集めて録音された作品で、演奏にキレがあり、それでいてリラックス出来る内容ですね。無理なく全曲楽しめて気がつけば終わり。。もうちょっと聴きたいなぁ~と思わせるような作品です。
興味深いのはSTEELY DANの「BLACK COW」で素晴らしいソロを録音したVICTOR FELDMANがヴィブラフォンで参加している点です。
4.YOUでの演奏を聴いてFAGENが惚れたのかも知れない・・と思うだけでも聴く耳に力が入ります(笑)
5.I'VE FOUND A NEW BABYではよく言われる「モールス信号」アドリブが聞けます。
ただ、バッキングがきっちりコード進行どおりにバッキングしていくなか、ただ単音をモールス信号のように吹き続けるだけなのですがこれが見事にカッコイイのです。
ROLLINSのアドリブは芸術的と言われますがこんなフレーズでもかっこいいから凄いですね。
あまりROLLINSの作品を聴いてきませんでしたが、しっかりとした技術を持ってしっかりとした演奏を続けてきたから現在も元気にJazz出来るのでしょうね。
Jazzの生き証人としてお元気で長生きしてください。
今日のオマケ。
久しぶりにFAGENの公式サイトを覗いてみたら「THE NIGHTFLY」のパロディ画像が掲載されていました!公式サイトに載っているってのは凄いですよね。
「MANGA」というのが世界に誇る日本の文化なんだな、と感じた一瞬でしたね^^;
公式サイトにはROLLINSと一緒に映っている写真も載っています。
公式サイト
「秋の夜長」という言葉があるとおり秋の夜は長く読書や音楽鑑賞などに適していますね。
私は昔からラジオを聴く習慣がなく、情報収集の手段としてもラジオを利用しないのですが、秋の夜長にこんなラジオがあれば聴きたい!というのがDONALD FAGENのソロアルバム「The Nightfly」です。
この作品はFAGENが架空のデスクジョッキーになってJAZZを紹介するという一瞬を表現したジャケットが最高にカッコいい作品です。
この作品は色々なメディアで紹介されることがあるのですが、このジャケットでFAGENが紹介している作品をご存知ですか?
秋の夜長に珈琲とJazz。良いですよね。
****************************************************
SONNY ROLLINS AND THE CONTEMPORARY LEADERS/SONNY ROLLINS
(1958年作品)
SONNY ROLLlNS:ts
BARNEY KESSELL:g
HAMPTON HAWES:pf
VICTOR FELDMAN:vb
LEROY VINNEGAR:b
SHELLY MANNE:ds
1.I'VE TOLD EVRY LITTLE STAR
2.ROCK-A-BYE YOUR BABY WITH A DIXIE MELODY
3.HOW HIGH THE MOON
4.YOU
5.I'VE FOUND A NEW BABY
6.ALONE TOGETHER
7.IN THE Chapel IN THE MOONLIGHT
8.THE SONG IS YOU
9.YOU(Alt)
10.I'VE FOUND A NEW BABY(Alt)
11.THE SONG IS YOU(Alt)
****************************************************
→モダン・ジャズの巨匠、SONNY ROLLlNSの隠れた名盤です。
FAGENはこの作品が好きだからジャケットに登場させていたのでしょうね。ROLLlNSはまだ健在でFAGEN公式サイトでもSONNY ROLLlNSと一緒に映っている写真がUPされています。
ROLLlNSは偉大なサックス・プレイヤーですがCOLTRANEのように畏怖するようなプレイではなく、芸術的なアドリブに定評があります。
私、個人的にはROLLINSのプレイにあまり関心がなく、それほど作品も聴いているわけではありません。しかし、この作品はFAGENとは関係なくすばらしい作品と言えると思います。
「CONTEMPORARY LEADERS」とあるように当時の最新鋭のミュージシャンを集めて録音された作品で、演奏にキレがあり、それでいてリラックス出来る内容ですね。無理なく全曲楽しめて気がつけば終わり。。もうちょっと聴きたいなぁ~と思わせるような作品です。
興味深いのはSTEELY DANの「BLACK COW」で素晴らしいソロを録音したVICTOR FELDMANがヴィブラフォンで参加している点です。
4.YOUでの演奏を聴いてFAGENが惚れたのかも知れない・・と思うだけでも聴く耳に力が入ります(笑)
5.I'VE FOUND A NEW BABYではよく言われる「モールス信号」アドリブが聞けます。
ただ、バッキングがきっちりコード進行どおりにバッキングしていくなか、ただ単音をモールス信号のように吹き続けるだけなのですがこれが見事にカッコイイのです。
ROLLINSのアドリブは芸術的と言われますがこんなフレーズでもかっこいいから凄いですね。
あまりROLLINSの作品を聴いてきませんでしたが、しっかりとした技術を持ってしっかりとした演奏を続けてきたから現在も元気にJazz出来るのでしょうね。
Jazzの生き証人としてお元気で長生きしてください。
今日のオマケ。
久しぶりにFAGENの公式サイトを覗いてみたら「THE NIGHTFLY」のパロディ画像が掲載されていました!公式サイトに載っているってのは凄いですよね。
「MANGA」というのが世界に誇る日本の文化なんだな、と感じた一瞬でしたね^^;
公式サイトにはROLLINSと一緒に映っている写真も載っています。
公式サイト
by deaconred
| 2006-11-01 23:39
| Jazz