L'ARAIGNEE-MAL

小宴も無事に終わり、もうすぐで日常的な生活に戻りつつあります。

この小宴に向けていろいろと選曲してきたのですが、ほとんどがJazz系やBossa系でガツン!と熱いRockを聴いていませんでした。

今週に入ってから聴いているのはRock系というか・・・ほとんどがプログレでした^^;

プログレ魂再び!ということでこちらの作品。

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L'ARAIGNEE-MAL/ATOLL
(1975年作品)

1.LE PHOTOGRARHE EXORCISTE(悪魔払いのフォトグラファー)
2.GAZOTTE NO.1(カゾットNo.1)
3.LE VOLEUR D'EXTASE(恍惚の盗人)
4.IMAGINEZ LE TEMPS(思考時間)
5.L'ARAIGNEE-MAL(夢魔)
6.LES ROBOTS DEBILES(狂った操り人形)
7.LE CIMETIERE DE PLASTIQUE(プラスチックの墓碑)

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→70年代のユーロ・ロックを代表する1枚ですね。

10代の頃になぜ洋楽は英国と米国なのか?という疑問からいろいろな国のロックを聴き始めてすっかり虜になったのがユーロ・ロックでした。
このATOLLはフランスのロックバンドで邦題「組曲 夢魔」として親しまれてきた作品です。
発売当時は「フランスのYES!」というキャッチで売り出したそうなのですが、YESファンの批評を食らってそのキャッチは外されたそうです。私はフランスのYESという表現はピッタリだと思います。

一応、プログレに分類される作品だけあってテクニック、ストーリー性など聴き所が多いです。
特に鍵盤楽器とヴァイオリンが非常に素晴らしく、そこにバカテクのギターが加わり面白いです。全体的にしっかりとしたロックでありながらどこが実験的というか前衛的な部分があるのも面白いです。「夢魔」というタイトルのとおり、どこか神秘的な雰囲気があるのはシンセサイザーとヴァイオリンの効果なのでしょうね。70年代だからこそこれだけ実験的な音楽が出来たのだと思います。

興味深いのはロックテイストでありながら言語がフランス語なのでどうもイメージとして軽いというか透明な感じがするという点です。
普段は歌詞の響きに注意して聴く事はないのですが、フランス語を聞いていると音楽における語学の響きというのは重要だ、ということを感じますね。
あまり聴く事はないですがラップなどは日本語より英語の方がしっくりくるでしょう。その言語のリズムというのも大切かも知れません。
その透明な感覚は一種の恍惚感をもたらし、この時代の特徴であるトランス感を与えてくれます。

残念ながら私が当時入手できたのが輸入盤のみで対訳がなく、どんなことを歌っているのか分からないのが残念です。
最近は国内盤も入手しやすくなっているので中古でも探そうかと思っています。
プログレファン、ユーロロックファンにはお勧めできる作品。名盤ですよ。

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by deaconred | 2007-03-03 23:56 | Rock(70年代)