13シャンソンズ

すっかり秋めいてきましたね。
日中も過ごしやすい感じになってきました。

心と身体に少し余裕が出来たのか、久しぶりに音楽と共鳴した感じです。

秋になると食欲の秋!とか芸術の秋!などポジティブな感じがありますが、あえて哀愁の秋と申しましょうか・・・静かにゆっくりと夜長を楽しむといった感じに過ごすのも良いかもしれません。

退屈なジャズに意味のない本。

変な思考回路に迷い込んで無駄に思える時間をゆっくり楽しむ。
そんな感じが良いです。
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13シャンソンズ /夏木マリ

1. 私のすべて
2. ゴリラ
3. ミュージシャン
4. いちばん好きなもの
5. ホテル
6. 告別式
7. 港のマリー
8. 嘆き
9. 鎮静剤
10. カウボーイ
11. 十一月
12. 動物園にて
13. 私の青空
14. むかし私が愛した人
15. 海,セックスそして太陽
16. 三月生まれ

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→芸術に意味があるのか?その存在意義は??と考えてしまうと、とても答えにこまってしまいますが、一つの方向性として「退屈なものを昇華させる」力があると常々感じます。

キーワードは、男、女、煙草、酒、愛、恋、失恋、ブルース、ジャズ、サックス、ピアノ、哲学、悲しみ、苦痛、不幸・・・
日本の音楽界において過去の価値を現代に再構築できる小西康晴と大人な女優、夏木マリのコラボによる13の物語です。(14~16はボーナストラックです)

音楽的にはシャンソン?ジャズ?共に近い感じで、ジャズ的な音使いで大人な雰囲気を楽しめます。
歌詞・作曲ともに小西康晴がその殆どを担当しており、小西康晴のバンドであったPIZZICATO FIVEから1. 私のすべて、16. 三月生まれがカバーされています。

楽曲に対して歌詞が少し無理に乗せている感じが多少するのですが、それが滑稽に感じられないのは夏木マリのテクニックというか歌唱力によるものなでしょう。
突然、台詞が入ったりして驚いてしまいますが、すんなり歌に戻って行きます。
小西さんがどんな気分で歌詞を書いたかは定かではありませんが、もう少し言葉の並びなどを考えて作られていたら作品の印象は変わっていたと思います。
これはこれでこの作品の個性なのでしょう。

個人的はPIZZICATIのカバーである1. 私のすべてでノックアウト。
もともとは「女性上位時代」というアルバムで野宮真貴が歌っていて、野宮の個性を生かすために「可愛い」アレンジでしたが、この作品ではかっこいい大人の女性的なアレンジになっています。
16. 三月生まれは身近に三月生まれの女性が身近にいるために凄く共感してしまう歌詞です(笑)
後は7. 港のマリー、14. むかし私が愛した人が良いです。

一つ一つの物語はありふれていて退屈なはずなのですが、音楽の魔法によってとても輝いたものに変わってしまうところが泣けてきます。
平凡であるがゆえに分かる魅力でしょうか?退廃的で退屈な人生こそ究極なのかもしれませんね。

ちなみに夏木マリという芸名は売り出すとき(時期)が「夏で決まり」と言うところから夏木マリになったそうです^^;

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Commented by バーデン at 2007-10-01 10:51 x
ん〜このCDは友達から借りたのですが、まだその大人の雰囲気に浸れないでいます。。。
数年後また聴いてみたいです(o^^o)
Commented by deaconred at 2007-10-01 23:42
>バーデンさん

お疲れ様です。
その大人の雰囲気で例の言葉発してくださいね!
感覚は追求が必要!何度も聞くと理解できるかもです。
by deaconred | 2007-09-27 23:52 | Rock(90年代) | Trackback | Comments(2)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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