TAMBA TRIO(1968)

先週末から急に寒くなってきました。皆様、お元気でしょうか?
一気に秋から冬になりつつありますね。

こんなに寒くなってくると、暖かい部屋で暖かい珈琲でも飲みながらゆっくり音楽を聴きたいものです。
こんなに冬モードになりつつあるのですが、最近仕入れた作品でホームランだったのがBossaNovaでした^^;

寒いですが、南米の熱い音楽聴くのもいいでしょう!
冬こそBossaNovaです(笑
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TAMBA TRIO(1968)/TAMBA TRIO
(1968年作品)

1.SO DANCO SAMBA
2.GAROTA DE IPANEMA
3.AGUA DE BEBER
4.O SAMBA DA MINHA TERRA
5.REZA
6.O MORRO NAO TEM VEZ
7.BERIMBAU
8.CORCOVADO
9.DESAFINADO
10.CONSOLACAO

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→長年、入手不可能に近かったTAMBA TRIOの作品が今般の再発シリーズで遂にCD化!

BossaNovaの中でも最も私が愛して止まないのがジャズと見事に融合したジャズ・ボサという音楽です。そのジャズ・ボサの代表格と言ってもいいのが今日のネタ、TAMBA TRIOです。
TAMBA TRIOはブラジルでの活躍後、アメリカに渡り、一人メンバーを増やしてTAMBA4として活躍しています。
解説によればこの作品はTAMBA TRIOが渡米する直前に録音された作品のようなのですが、熱心なファンの間でもその録音過程がよく分からない作品と言うことだそうです。

TAMBA TRIOはルイス・エサ(pf)、エルシオ・ミリート(ds)、ベベート(b)のピアノ・トリオ形態のバンドです。
その音楽性を支えているのはブラジル政府の給費留学生としてオーストリアで正式なクラシックを学んだルイス・エサでしょう。
彼の弾くピアノは繊細でありながらとてもスケールが大きく、非常に洗練された演奏です。
そんなルイス・エサに支えられてTAMBA TRIOの音楽は純粋なBossaNovaに斬新なハーモニー、緻密なアレンジさらには室内管弦楽のような繊細さ、など多岐にわたる音楽を展開してきました。
ブラジル時代の録音はBossaNovaの領域の拡大に尽力していますし、渡米後はよりリラックスした、フュージョン的なアプローチもしています。

そんな歴史の中で、本作品は「最も中性的」という印象を受けました。
原点のBossaNovaから渡米後の音楽の丁度中間というか、まさにアイデアの原石を何のアレンジも加えず、ただ、演奏してみた。という感じです。
ここで聴くことの出来る音楽は「音楽」という枠を超えて、BossaNovaという新しい領域を開拓していく、新しい芸術を生み出している、というフロンティア精神が凝縮されているように感じるのです。

作品の前半はTAMBA TRIOお馴染みのアレンジでスタンダードを演奏しているのですが、驚いたのは6.O MORRO NAO TEM VEZですね。
この演奏は・・・とても実験的で前衛的です。正直、プログレ的な演奏になっていてEL&Pあたりが演奏していると騙されても気づかないぐらいの演奏です。これにはかなり驚きました。

当時は当然、LPでの発売だったのでしょうが、前半はスタンダードで後半は実験的なナンバーでそろえたのでしょうか?(そもそも同じ時代の録音なのでしょうか?)

いずれにしろ渡米前のレア盤のCD化、素晴らしいの一言です。
これは確実に名盤です。買いです。


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by deaconred | 2007-11-19 23:10 | BossaNova | Trackback | Comments(0)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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