THE OSCAR PETERSON TRIO LIVE AT THE LONDON HOUSE

取り上げるのが遅くなりました。訃報です。

モダン・ジャズピアノの巨匠、オスカー・ピーターソンが23日お亡くなりになったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。

彼の演奏の中から気に入っているライブ盤を。
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THE OSCAR PETERSON TRIO LIVE AT THE LONDON HOUSE
(1962年録音)

OSCAR PETERSON:pf
RAY BROWN:b
ED THIGPEN:d

1.THERE IS NO GREATER LOVE
2.I REMEMBER CLIFFORD
3.AUTUMN LEAVES
4.BLUES FOR BIG SCOTTIA
5.SWAMP FIRE
6.I LOVE YOU
7.PUT ON A HAPPY FACE
8.OLD FOLKS
9.WOODY'N YOU
10.YESTERDAYS
11.DIABLO
12.SOON
13.THE LONESOME ONE

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→オスカー・ピーターソンがお亡くなりになりました。
非常に残念です(;0;)

今晩聞いているのはオスカー・ピーターソンの盟友2人とともにした黄金トリオのノリに乗ったライブを。
「LIVE AT THE LONDON HOUSE」ですが、英国ではなく、米国はシカゴでの録音です。

「LONDON HOUSE」でのライブ録音は3枚に分けて発売されていたそうですが、CD化にあたってそのうち2枚を1枚のCDにしたそうです。そういう意味でこのCDは非常にお買い得です。

さて、オスカー・ピーターソン、レイ・ブラウン、エド・シグペンの3人での演奏はジャズの最も基本的な要素を最大限に楽しむ事が出来る演奏です。
それゆえに全世界の人から愛され続けているのでしょう。
こんなに基本的なことがいかに素晴らしいか!そういう演奏です。
料理で言えば玉子焼きがこんなにも難しくてこんなにも美味しかったのか!というような感じです。

ピーターソンのピアノは繊細なフレーズもダイナミックなブロック・コードもアグレッシブな演奏もリリカルな演奏もこなせる万能型です。どんな曲でもどんなリズムでもどんなテンポでもピーターソン節が出てくるのが素晴らしいです。
それにあわせるレイ・ブラウンのベースとエド・シグペンのドラムもまた基本に忠実でありながら時に高度なテクニックを入れてくるあたり本当に息のあった3人なんだな・・・と感じてしまいます。

そしてピアノ・トリオを愉しむ上で大切なのが選曲ですね。
親しみやすいスタンダードを中心に演奏されているので心を空っぽにして楽しめます。

一番愛聴している(というか勉強になる)のはベニー・ゴルソンが書いた渾身のバラード、2.I REMEMBER CLIFFORDです。
テーマをスローで演奏しているのですが、アドリブの途中、サビからドラムとピアノが倍転します。しかし、ベースはそれまでのリズムをキープして見事なタイム感でスイングするのです。
このタイム感が私の目指すところ。このスイング感こそ私が目指すスイング感なのです。
こういうべースを一度でいいから弾いて見たと思いますね。
勿論ピーターソンのピアノも素晴らしいです。

オスカー・ピーターソン、実に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。


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by deaconred | 2007-12-27 23:52 | Jazz

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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