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STEPHANE GRAPPELLI PLAYS COLEPORTER

年始最初の仕入れに行ってきました。
5点の商品を買って7000円。今回は単価安くで良品を仕入れることに成功した感じです。

基本的にV.A.などの企画物は買わないようにし、オリジナルな作品で音楽を楽しみたいと思っているのですが、あまりにも安かったので今回は企画物を購入。

1,200円と安いです。
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STEPHANE GRAPPELLI PLAYS COLEPORTER
(1976年録音)

1.IT'S ALL RIGHT WITH ME
2.YOU'RE THE TOP
3.ANYTHING GOES
4.IN THE STILL OF THE NIGHT
5.YOU'VE GOT A THING
6.MISS OTIS REGRETS
7.I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
8.LOVE FOR SALE
9.EASY TO LOVE
10.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
11.LET'S DO IT (Let's Fall In Love)
12.MY HEART BELONGS TO DADDY

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→詳しく調べてはいないのですが、この企画盤は「JAZZ IN PARIS」というタイトルで大御所の演奏をまとめて発売していたように記憶しています。

今回、この盤を購入したのはジャズ・ヴァイオリンの第一人者、ステファン・グラッペリを聴きたかったからです。
しかも、演奏している曲がコール・ポーターの楽曲ばかりというのもポイントでした。

ステファン・グラッペリは、ジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトの相方としても知られ、彼と共に「フランス・ホットクラブ五重奏団(the Quintette du Hot Club de France)」を結成し、ジャズ・ヴァイオリニストの第一人者として長年に渡って晩年まで第一線で活躍してきました。その演奏はジャズ・シーンだけでなく、クラシック界からも高く評価され、いちジャズ・ミュージシャンではなく、音楽界に広く名を知られています。
ジャズにおいてはとにかく「スインギン!」と叫びたくなるような軽快な演奏が印象的ですね。
年末に紹介したトゥーツ・シールマンスと同様に時々神がかり的なフレーズを弾いたりするなど熱い一面も見せたりします。

選曲は米国の偉大なる作曲家、コール・ポーターの楽曲ばかりを集めいています。
1.IT'S ALL RIGHT WITH MEは久しぶりに聴きましたが、やっぱりコール・ポーターのお洒落コード進行がなんともたまらなく、ジャズを聞き出した頃の懐かしい感覚を思い出しました。
少し意外だったのは、メンバーにオルガンが含まれていたことです。
バイオリンとオルガンという組み合わせはあまり、イメージが沸かず、聴いてみてもやはり違和感がありました^^;
楽曲の美しさに優雅なバイオリンの音色、そこに急にソウルフルなオルガンが入るとどうも滑稽に感じてしまいます^^;
ここだけは少し残念でした。
あと、残念だったのがコール・ポーターの代表曲でもある8.LOVE FOR SALEにも期待したのですが、アレンジが残念でした。ここはしっかり押さえて欲しかったです。

少しマイナス面を書いてしまいましたが、いい楽曲に優雅なバイオリン、そしてこの低価格。
もし店頭でお目にかかることがあれば一度チェックしてみてください。
彼のバイオリンは素晴らしいです。

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by deaconred | 2008-01-16 20:33 | Jazz

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred