泰安洋行

1月も下旬に差し掛かり、本格的に寒い日が続きますね。
これだけ寒かったらやはり暖かい南の国に行きたいと思いますね。

私はまだ一度も九州に行ったことがなく、最も西への旅は山口県でした。
勿論、沖縄方面にも行ったことがなく、こんな寒い日には暖かい南国に憧れますよね。

少なくとも音楽ぐらいはちょっと暖かい感じの音楽を聴いてみたいと、長崎中華街のお店をタイトルにしたCDを聴いていました。

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泰安洋行/細野晴臣
(1976年7月25日発売)

1.蝶々-San
2.香港Blues
3."Sayonara", The Japanese Farewell Song
4.Roochoo Gumbo
5.泰安洋行
6.東京Shyness Boy
7.Black Peanuts
8.Chow Chow Dog
9.Pom Pom蒸気
10.Exotica Lullaby

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→泰安洋行というのは長崎の中華街にあるお店の名前だそうです。
このお店の名前をタイトルにした細野先生の3枚目のソロ作品です。

細野先生の音楽の一つのテーマに「エキゾチック・サウンド」というのがあると思うのですが、本作品は長崎という土地が持つ「文明開化」的なイメージのとおり、米国南部のブルースを基本とした楽曲に南国的なテイスト、日本的日常のテイストを見事にブレンドした傑作だと思います。

日本のポピュラーが世界的に評価されるには日本独自の視点が必要だと思うのですが、細野作品には、その視点が意図的に組み込まれていると感じます。
そもそもYMOの音楽は、「マーティン・デニー」の「ファイアー・クラッカー」をシンセサイザーを使用したエレクトリック・チャンキー・ディスコとしてアレンジし、シングルを世界で400万枚売る」
というコンセプトで結成されたバンドであり、ここに取り上げられる「マーティン・デニー」こそエキゾチックな音楽を演奏しているミュージシャンであり、細野先生自身がソロの時代から影響を受けていたのも頷けます。

楽曲に使用されているのはマリンバにスティール・ドラム、三味線にスティール・ギターとトロピカルな要素が満点。
さらにはコーラスに川田琉球舞踏団を向かえ、沖縄テイストまで入ってしまって、どこまでも細野先生の才能にノックアウトです。
情報量が多い音楽でありながらシンプルにまとまっている点が、とても凡人が入り込める領域の音楽ではないですね。

楽曲については全て◎
ブルース+南国+日本の日常、そして素晴らしい職人ミュージシャンによって作り出された本作は多くの人に聴いてもらいたい一枚ですね。

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by deaconred | 2008-01-27 23:33 | Rock(70年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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