LE ROI DE LA BOSSA NOVA

音楽には顔がある。

音楽とはもちろん、音の連続性の芸術であって、そこに絵画的な要素はないように思えます。
しかし人類が音楽を録音できるようになって依頼、ポピュラー音楽には「ジャケット」という顔を持つようになりました。

最近ではネット配信等でCDが売れない時代になり、音楽ジャケットそのものの存在意義がなくなりつつある現実を非常に悲しんでおります。

ポピュラー音楽には「ジャケット」という名の顔が必要だと思います。

音楽ジャケットについて意識を持ち始めたのは高校生ぐらいだったと思います。
20世紀の歴史的名盤を買い集めては、そのジャケットの素晴らしさに心を打たれていました。

今では印象的なジャケットに出会うこともあまり少なくなってきたように感じているのですが、久々に心にズバっと刺さるジャケットに出会いました。

これはかなり印象的。
なんとも素晴らしいジャケットです。
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LE ROI DE LA BOSSA NOVA/LUIZ BONF
(1962年作品)

1.BONFA NOVA
2.CANTIGA DA VIDA
3.AMOR POR AMOR
4.DOR QUE FAZ DOER
5.SAMBA DE DUAS NOTAS
6.TEU OLHAR TRISTE
7.LILA
8.VOCE CHEGOU
9.SANTELECO
10.BALAIO
11.SORRINDO
12.BOSSA EM RE
13.VOCE CHEGOU
14.SAUDADE VEM CORRENDO
15.MANIA DE MARIA
16.SINCOPADO TRISTE

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→今日のネタはBossaNova界の重鎮ギタリスト、ルイス・ボンファの一枚です。
ルイス・ボンファは「黒いオルフェ」(または「カーニバルの朝」)というスタンダードを作曲したギタリストとしても有名です。

この作品はルイス・ボンファが1962年の映画「Santo Modico」のサントラの制作で渡仏した
さいに録音された作品です。
この衝撃的なジャケットはフランスならではなのでしょうか?とにかく衝撃的で脳裏にイメージが残ります。

内容としてはルイス・ボンファのオリジナルばかりが収録されており、約半分の曲でルイス・ボンファの魅惑の囁きボーカルを楽しむことが出来ます。

アントニオ・カルロス・ジョビンはBossaNovaに関して、ジョアン・ジルベルトのギターから紡ぎだされるリズムがBossaNovaを作った。という旨の発言をしています。
BossaNovaをはじめて聴く人にとってそのリズムは確かに他の音楽では聴く事の出来ないモダンで斬新なリズムでしょう。
そのBossaNovaのリズムの本質はギターでしか表現できないのかもしれません。
ジョアン・ジルベルト、カルロス・リラ、ルイス・ボンファ・・・彼らのギターからは本物です。

1.BONFA NOVAは凄く良い曲です。
シンプルでありながら非常にBossaNovaの魅力をミニマムに表現しています。
このリズム、このハーモニー、心地いいです。
残念ながらルイス・ボンファ自身が演奏している映像はなかったのですが、(たぶん)どこかのファンが演奏していると思われる動画はこちら。(どうもギターのピッチが気になる・・・^^;)

13曲目~16曲目はボーナストラックです。
このボーナストラックから急に管楽器が入ってくるので驚きです。
多分、まったく違った構成での録音で、CD化されるどこかのタイミングで収録されたのだと思われます。
非常にジャズっぽい、ポール・ウインターのような感じになっているので、ルイス・ボンファのギターを楽しむなら12曲までがオススメですね。

ジャケットを愛してくれる音楽ファンの方には是非とも購入してジャケットを愉しんでほしい1枚です。
このように素晴らしいジャケットがこれからも作成されて未来の人類にも愉しんでもらいたいものです。

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by deaconred | 2008-09-08 23:25 | BossaNova | Trackback | Comments(0)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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