RAISING HELL

今月の4日に漫画SBRの16巻を買いました。

相変わらずぶっ飛んだ内容で、毎回その発想力に驚いてしまいます。

今回のテーマは「最初にそれをするひと」ということなのでしょうか

「最初にする」というのはコロンブスの卵と同じ事で、発想力と勇気が必要なのでしょう。
そのあたりを漫画にしてしまうとは・・・さすがは奇才・荒木飛呂彦です。

新しい音楽が生まれる、ということは「定義」への挑戦だと思っています。
今までできなかったことが機材の進歩により、表現が可能になる。
そうして音楽のフォールドは広がってきたのだと思います。

そんなことを考えながら、今晩は上半期に少しかじったHIP HOPから1枚をお送りします。
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RAISING HELL/RUN-D.M.C.
(1986年作品)

1.PETER PIPER
2.IT'S TRICKY
3.MY ADIDAS
4.WALK THIS WAY
5.IS IT LIVE
6.PERFECTION
7.HIT IT RUN
8.RAISING HELL
9.YOU BE ILLIN'
10.DUMB GIRL
11.SON OF BYFORD
12.PROUD TO BE PROUD

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→今となってはHIP HOPはポピュラー音楽において確固たる地位を確立し、一種の文化まで生み出す存在となっています。
そんなHIP HOPを世界的に認知させたのがRUN-D.M.C.のデビュー作です。
歴史的名盤ですね。

HIP HOPに惹かれたのはマルセル・デュシャンの本を読んでレディ・メイドについて考えていた時に、この概念とサンプリングとは似ているのでは?ということがきっかけでした。
渋谷系を構築した小西康晴氏も90年代の音楽は「過去」に出来ていた。と過去の作品のコラージュ、再構築にて渋谷系を説明しました。
サンプリングの概念が音楽に登場したことは画期的だったと思われます。
その技術がHIP HOPを生み出したと言えるでしょう。

HIP HOPを一気に世間に認識させることとなったRUN-D.M.C.は「デフ・ジャム」という小さなレコード会社と関係があります。
この会社は小さな部屋で始まった会社ですが、後にHIP HOPスターになるミュージシャンを多く輩出しました。
言えばHIP HOPの歴史と共に歩んできた会社といえます。
この会社の設立者のデフ・ジャムの弟のジョゼフ・シモンズ、ダリル・マクダニエル、ジャム・マスター・ジェイが結成したのがRUN-D.M.C.です。

この作品で一番良く知られているのは4.WALK THIS WAYです。
何故かこの曲は読売系のバライティでよく耳にするように思います。
踊るさんま御殿のエンディングで流れている曲ですね。

70年代ロックのミュージシャンにとってファンクから派生したディスコ・ミュージックというのは脅威だった、というインタビューを聞いたことがあります。
同じようにHIP HOPもロックから見れば脅威だったのでしょうか?
その答えは4.WALK THIS WAYにあるかもしれません。

Youtubeをご覧いただければ分かりますが、この曲はエアロスミスの「WALK THIS WAY」を元ネタとして使用しています。
ビデオクリップにはスティーブン・タイラーとジョー・ペリーが参加しており、この曲のヒットと共にエアロスミスの人気にも火がついたそうです。
エアロスミスほどの大物が一緒するとは、最初から共存していたのかもしれません^^;
残念ながら埋め込み不可だったため、こちらでご覧ください。

今ではHIP HOPも確固たるジャンルとして確立されていますが、そこに至るまでには先人達の苦労があったのでしょう。
このアルバムはHIP HOPとして初のゴールドディスクを獲得。
HIP HOP好きなら確実に聴かなければいけない1枚と言えますね。

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by deaconred | 2008-09-22 23:50 | Rock(80年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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