SAIL AWAY

趣味と娯楽がどのように違うか、その本質に迫るまでには至りませんが、娯楽で時間を潰すなら良い趣味を持ち人生を豊かにしたいと思っております。

音楽も趣味と呼べる領域に達しているかは疑問ですが、「趣味」と言っていいでしょう。
もうひとつ、興味があるのが「絵画」です。
いつかは油絵でも・・・と思っていたことを今年は体験しております。

現在、取り組んでいるのが「自画像」です。
キャンパスへ向き合ったとき、それは自己と向き合っているような気がして、自画像と言うのは自己の表現がより表現しやすいような気がします。

音楽において、自画像と呼ぶべきはジャケットということになるかもしれません。
「自画像」というテーマで思いつくCDと言えばこれでした。
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SAIL AWAY/RANDY NEWMAN
(1972年作品)

1.SAIL AWAY
2.LONELY AT THE TOP
3.HE GIVES US ALL HIS LOVE
4.LAST NIGHT I HAD A DREAM
5.SIMON SMITH AND THE AMAZING DANCING BEAR
6.OLD MAN
7.POLITICAL SCIENCE
8.BURN ON
9.MEMO TO MY SON
10.DAYTON, OHIO-1903
11.YOU CAN LEAVE YOUR HAT ON
12.GOD'S SONG

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→ジャケットが印象的で素晴らしいので見開きで。
ピアノを弾く男、名をランディ・ニューマンと申します。

この作品はランディ・ニューマンの4枚目のアルバムです。
個人的には彼の作品の中の最高傑作だと思います。
それまでの3枚が全くヒットせず、その3枚のコンセプト、手法を一つにまとめて作成したら・・・あまり売れはしなかったようですが、今でも多くの人に聴かれる名盤となっております。

サウンド的には彼のピアノを中心にオーケストラ等が静かに加わるという極めてシンプルなサウンドです。
ファンには怒られるかもしれませんが、彼の歌は「ヘタウマ」の領域だと思うので(これがいい味なんですよね)これくらいのサウンドがいいバランスを保っていると思います。

幕開けはタイトル曲の1.SAIL AWAYです。
正直、この作品はこの曲で満足してしまうぐらい、名曲です。
ランディ・ニューマンという人は歌詞が非常に変わっています。
この曲はアフリカから奴隷として黒人を連れてくる船の船長らしき人が主人公で、彼が黒人たちにアメリカがいかに素晴らしい国かということを力説している内容です。
奴隷制度というアメリカの暗い歴史について1970年代に歌われているのは画期的かもしれません。
こちらで聴くことができます。

動画ではピアノの弾き語りですが、オリジナルではバックでオーケストラが参加しています。
イントロの木管の音がやさしくて心に染みます。
弦と管の使い分けが見事ですね。ピアノを殺さない、そのアレンジが素晴らしいです。
私の買ったCDには1.SAIL AWAYの初期バージョンがボーナストラックとして入っていました。
これはバンド形式での演奏で、ドラムのジム・ケルトナーがいい仕事しています。

もう一曲、オススメなのが5.SIMON SMITH AND THE AMAZING DANCING BEARです。
直訳すると「サイモン・スミスと踊る熊」ということでしょうか。
そのとおり、非常におとぎ話のような雰囲気をもった曲です。

いいですよね。こんなふうにピアノが弾けたらどれだけ幸せでしょうか^^
少し不満を言うなら、エンディングにもうちょっと盛り上がりがほしいです。
EL&Pぐらいの弾けっぷりがあれば、リズム倍転して循環コードで弾きまくって欲しいと思いました。
丁度、アラン・プライスが演奏しているのを発見したので貼っておきます。
これくらいのエンディングだと面白いのに^^;

っと話がそれてしまいました。
アラン・プライスもいですが、ランディ・ニューマンです。
1.SAIL AWAY聴くだけでも価値があると思います。
じっくり聴いてみてください。

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by deaconred | 2008-11-14 23:59 | Rock(70年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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