カテゴリ:Rock(90年代)( 67 )

THE FIRST QUESTION AWARD

訃報:三原さと志さん71歳=歌手
 
三原さと志さん71歳(みはら・さとし<本名・小山田晃=おやまだ・あきら>歌手)9月30日、呼吸不全のため死去。葬儀は3日正午、東京都世田谷区瀬田3の6の8の公益社用賀会館。自宅は非公表。喪主は長男で元フリッパーズ・ギターの小山田圭吾(おやまだ・けいご)さん。

和田弘とマヒナスターズのボーカルの一人として、1960年に松尾和子さんと歌った「誰よりも君を愛す」で日本レコード大賞を受賞した。



訃報です。

追悼の意をこめて、息子のCDを聞いてみたいと思います。
マヒナスターズはCD持っていませんのでm(__)m

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THE FIRST QUESTION AWARD/CORNELIUS
(1994年作品)

1.太陽は僕の敵 THE SUN IS MY ENEMY
2.(YOU CAN'T ALWAYS GET)WHAT YOU WANT
3.SILENT SNOW STREAM
4.PERFECT RAINBOW
5.BAD MOON RISING
6.CANNABIS
7.RAISE YOUR HAMD TOGETHER
8.THE BACCK DOOR TO HEAVEN
9.THEME FROM FIRST QUESTION AWARD
10.THE LOVE PARADE
11.MOON LIGHT STORY

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→意外に知られていませんが、小山田圭吾は二世タレントだったのですね。
父はマヒナスターズの一員ということで昔から音楽あふれる家庭で育ったのでしょうね。
2代続けてミュージシャン。羨ましい家系です。

さて、本作品はフリッパーズ・ギターを解散したのちに発売されたCORNELIUSのソロアルバムです。1994年発売、私は高校生でしたね。
言うまでもなくフリッパーズ・ギターと言えば「渋谷系」と呼ばれる音楽を代表するバンドで、この作品も渋谷系の流れを組んでいます。現在だから言えることですが、このあと、ハードディスクレコーディングという手法で「音の洪水」をもって作曲、つまりはフレーズをハードディスクにためて適当につなぎ合わせるような手法、してきたCORNELIUSが21世紀を迎えて前の日記で書いたような21世紀型音楽を発表しているという経緯は非常に重要な要素だと感じています。

つまり、リアルに90年代から現在を体験して、渋谷系=60年代のコラージュ→HDレコーディング=音の洪水→21世紀型音楽=ミニマム系・・・という流れですね。

今はこの流れについてしか考えられないです^^;
音楽とは?これは最重要課題なので・・・。

それにしてもこの作品を聴き始めてから12年ぐらい経ちますが、その間にこのCDの元ネタたくさん仕入れました。まぁ渋谷系というのは昔のコラージュなので似ていて当然で、元ネタ見つけるのが嬉しくて仕方ないですね。
確かに曲は似ているのですが歌詞はオリジナルなのでしょう(確認できませんが)

なかなか彼の詩は好きで愛聴している3.SILENT SNOW STREAMの


最悪の景色と最高の天気が
偶然に近い距離を保ち続けた日

吸い込まれるいらだちの声
きっと正しいのはこの世界だけだろう


という歌詞が大好きです。頭良いですね。さすが東大(笑)

ちなみに私は小山田くんのKeyに近いようでカラオケに行くと(ほとんど行きませんが)CORNELIUSとフリッパーズ・ギターばかり歌います(笑)
ほんと、カラオケ行きませんがね^^;

そういう意味でも愛する1枚なのです。

そういえばそろそろ新作が出ます。そちらも楽しみです♪

公式サイト
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by deaconred | 2006-10-03 23:34 | Rock(90年代)

p.u.l.s.e

その発売をずっと待っていました。

最初にDVD化の記事を目にしたのはいつか忘れてしまいました。
確か、記憶が正しければ順延はこれで3回目。

明日、ようやく発売されるようです。

p.u.l.s.e/PINK FLOYD

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あの伝説の超大規模ショー『p.u.l.s.e』の模様を収めた2枚組DVDが遂に登場!
全世界でウルトラ・ヒットを記録した1994年アルバム『対(TSUI)』を引っさげ、7ヶ月もの長期にわたり全77都市で実施された110回の公演、300万人の動員を記録した大規模スペクタクル・ショー『p.u.l.s.e』。複雑怪奇な映像を写し出す大円形スクリーン、目が痛くなるほどの光の洪水、牙の生えたブタが宙を舞い、巨大ミラーボールが光を放ち、これでもかと言わんばかりの花火の嵐・・・まさに“美”を追求したギネス級のステージ!本作にはその史上最大のステージ・セットを誇るワールド・ツアーのうちの1ステージを収録。カバー・デザインは長年ピンク・フロイドの数多くのアルバム・アートワークを手がけてきたストーム・トーガソン、そして同じく近年のフロイドの音を取り仕切ってきたジェイムス・ガスリーによる強力5.1chサラウンド・ミックスが施され、究極のライヴが究極の音とパッケージで甦ります!加えてスクリーン映像や摩訶不思議な映像集やロックの殿堂入り(Withビリー・コーガン)の模様などなど、ボーナス映像も満載で、トータル200分を超える驚愕の内容!!

明日、発売ですm(__)m

明日は定時に帰宅です!
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by deaconred | 2006-09-26 23:33 | Rock(90年代)

11 TRACKS OF WHACK

90年代をリアルに体験しながらも90年代の音楽がロックにとってなんだったのか?というテーマは非常に重要な問題だと思います。

最近、改めて90年代の音楽を聴くとその意味というか、その趣向についてなんとなく見てきた感じがします。

自分のCDの棚を眺めて、あ!この作品も90年代だったなぁ~なんて楽しんでいたらこんなCDをすっかり忘れていました。

なんでも現在、2枚目のソロ・アルバムを録音中だとか。

久々に聞いてみるとかなりの収穫がありました!

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11 TRACKS OF WHACK/WALTER BECKER
(1994年作品)

1. DOWN IN THE BOTTOM
2. JUNKIE GIRL
3. SURF AND/OR DIE
4. BOOK OF LIARS
5. LUCKY HENRY
6. HARD UP CASE
7. CRINGEMAKER
8. GIRLFRIEND
9. MY WATERLOO
10. THIS MOODY BASTARD
11. HAT TOO FLAT
12. LITTLE KAWAI

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→STEELY DANの一人、WALTER BECKERの初ソロ・アルバムです。

発売当時、これほど情報化社会でもなかったので始めて聴いたときはBECKERってこんな声なんだ!歌ヘタクソだ!と感激したのを覚えています。

80年の活動停止後、FAGENはソロ・アルバムを発表するなど活動がありましたがWALTER BECKERはバカンスで訪れたハワイが気に入りハワイへ隠居。その後、プロデュース業をいくつかこなしていました。
二人が再びコンビを組むのは90年代初め頃で、その活動の中からFAGENのセカンド・アルバムをBECKERがプロデュース、そしてBECKERのソロ(本作品)をFAGENがプロデュースするという形を経て2000年にSTEELY DANとしての新作を発表することになります。

70年代後期のSTEELY DANは実質的にバンド形態が瓦解し、二人のプロジェクトのようになっていました。その役割はFAGENがアイデアを出し、BECKERが発展させ、FAGENが音楽的肉付けをしていたようです。
一足先に82年に発売されたFAGENのソロ・アルバム「THE NIGHT FLY」でその音楽性の高さからBECKER不要論が世論に出たようですがFAGENはBECKERなしで曲をまとめるのは大変な作業だったと振り返っています。

2000年代にはSTEELY DANの作品2枚とFAGENのソロ1枚が発表されていますが、STEELY DANの2枚とFAGENの1枚を比べた場合、FAGENの作品のドラム、ベースの単調さが耳に残るのです。
先に発売された「AJA」のDVDではベースラインやリズム・トラックについてBECKERから発言するシーンが目立ったことからSTEELY DANのリズムトラックやベースラインのアイデアについてはBECKERが大きなところを占めていたのではないかと感じています。

そういう視点から改めてBECKERの作品を聴いてみるとなんともSTEELY DAN作品の「核」となる部分のみを表現化したような音楽に感じるのです。この楽曲にFAGENが肉付けをすればSTEELY DANになりそうな感じがします。
4. BOOK OF LIARSは70年代にFAGENとともに書いていた曲でこのアルバムの中でも最もSTEELY DANぽい曲です。唯一のライブ・アルバムにも収録されているので馴染みのある曲です。クレジットはFAGENが辞退してBECKER一人になっています。

それにしても全体的にBECKERのヘタウマなギターが炸裂です。そのプレイの特徴はレイドバックしたタイム感で、ブルース系フレーズを弾くときにはピタリとはまりますね。
かつて「ギターでブルース以外の音楽を演奏しようとする人を理解できない」と語っていただけにブルースにはうるさいのでしょう。

久々に聴くとFAGENの新作と対比してその「核」となるべきパルスをBECKERが出していたと感じ、やっぱり二人は一緒に仕事をするほうがいいなぁ~と感じました。

ちなみにタイトルは「11」なのにアルバムは全部で12曲。
単純に数え間違えたのさ、とBECKER。どこまでもヒネクレ者です。
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by deaconred | 2006-09-20 10:22 | Rock(90年代)

TOMORROW’S GIRLS

今日のBGMはこれ。

昨日の中途半端ブログのネタにしたかったのですがまとまらず断念。

それ以降、今まで聴きっぱなし。

しかしFAGENのシングル(?)があるなんて不思議な感じですね。
レコード会社の思惑なのでしょうが、まぁファンとして複雑ですが嬉しい一品です。

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TOMORROW’S GIRLS EP/DONALD FAGEN
(1993年作品)

1.TOMORROW'S GIRLS(EDIT)
2.SHANGHAI CONFIDENTIAL
3.CONFIDE IN ME
4.CENTURT'S END
5.TOMORROW'S GIRLS(SINGLE VERS.)

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→実はどういう経緯で購入したか全く記憶にないDONALD FAGENのシングルです。
2.SHANGHAI CONFIDENTIAL、3.CONFIDE IN ME、4.CENTURT'S ENDの3曲が未発表だったため捜していたのかも知れません。

世界を大きく2つに分けると西洋と東洋に分けることが出来ますが、東洋人は西洋に憧れ、西洋人は東洋に憧れを持っているかもしれません。
音楽を聴いていると西洋人の東洋に対する憧れに出会うことがあります。

DONALD FAGENが東洋に憧れていたかは分かりませんが、STEELY DANの諸作品からも東洋への憧れは感じられるので憧れていたかも知れませんね。

2.SHANGHAI CONFIDENTIALはインストの曲なのですが、「上海」と付くとおり、どこか東洋的な曲。とても不思議です。
4.CENTURT'S ENDは久々にGARY KATZと組んだ一曲。おそらくGARY KATZとのコンビはこの曲が最後ではないでしょうか?

TOMORROW'S GIRLSは二つのバージョンが入っていますが、それぞれラジオやTV用に短くエディットされていてイントロやエンディングが短く、気持ち悪いです(苦笑)
こういうバージョンというのは商業主義の副産物なのでしょうね。

その辺りを昨日書きたかったのですが^^;
今日も書けていない~
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by deaconred | 2006-07-25 21:09 | Rock(90年代)

THE GHOSTS THAT HAUNT ME

自分のことを音楽マニアだとは思っていませんが、アンチ・メジャー精神なのかマニアックな作品を好む傾向があります。
私の中で「Rock」が最も輝いていた時代は1970年代で、あの時代のマニアックな盤を好んで聴きます。
1970年代といえば今からもう30年も前の音楽・・・。
いつも70年代の音楽を聴きながら2040年ごろには90年代や2000年代のRockって聞かれるのかな・・・と考えてしまいます。

もし2040年ごろに90年代Rock隠れた名盤!なんてシリーズを発動するなら是非加えていただきたい1枚があります。

カナダが生んだ哲学的重低音バンド、CRASH TEST DUMMIES。
彼らの音楽は一人でも多くの人に聴いてもらいたいです。

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THE GHOSTS THAT HAUNT ME/CRASH TEST DUMMIES
(1991年作品)

1.WINTER SONG
2.COMIN' BACK SOON(THE BEREFT MAN'S SONG)
3.SUPERMAN'S SONG
4.THE COUNTRY LIFE
5.HERE ON EARTH(I'LL HAVE MY CAKE)
6.THE GHOSTS THAT HAUNT Me
7.THICK-NECKED MAN
8.ANDROGYNOUS
9.THE VOYAGE
10.AT MY FUNERAL

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→大学で哲学を専攻していたBRAD ROBERTS率いるCRASH TEST DUMMIESの最初の作品です。このバンドはカナダのバンドでカナダでは人気があるそうです。楽曲的には普通のロック、アコースティックな曲でカントリーやフォークなんかの要素も入ってます。で、彼らに惹かれる理由は2つ。

リーダーのBRAD ROBERTSはカナダの大学で哲学を学んだでおり、視点が常に哲学的。そもそも、バンド名の「CRASH TEST DUMMIES」とは、車の衝突テストに乗せられている人形の事です。よく車のCMで衝突安全ボディーの実験などで全身ぶつけてるあの人形です(笑)この人形の名前をバンド名にするあたり卓越したセンスの持ち主です。このバンド名が決定するまでは「化学療法者」とか「皮膚移植」などというバンド名も考えていたそうです。
歌詞も同様に哲学的視点で書かれています。10.AT MY FUNERALは自分の葬式の歌ですから・・・。
中でも最も哲学的で考えさせられるのが3.SUPERMANS'SONGです。

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SUPERMANS'SONG

ターザンは決して女好きじゃなかった
ただふらっとやって来て
女たちを腕にすくい上げただけ
ジャングルの猫みたいに素早く
クラーク・ケントは本物の紳士
うすのろの猿みたいに
ジャングルでつかまったりはしない

スーパーマンは金儲けをしなかった
ソロモン・グランディから世界を救うために
もう彼のような男が二度と現れないんじゃないかと
僕は時々、暗い気分になる

ヘイ、ボブ、スーパーマンはまともな仕事をしたのさ
アメリカ中のどんな銀行だって破る事ができたのに
そんなことはしなかった
フォークスは言った、家族がみんな死んじゃったと
彼らの惑星は粉々になってしまった

だけどスーパーマンは止まることはなかった

ターザンはジャングルの王者、猿の神様
だけど「俺はターザン、君はジェーン」と言えなかった

スーパーマンが犯罪を阻止するとき
彼は犯罪に背を向けたかったに違いない
森のターザンと一緒になりたかったに違いない
だけどスーパーマンは街にとどまり
仕事が終わって家に帰れるまで
古ぼけた電話ボックスの中で服を着がえ続けた

                  (対訳:伊豆古奈)
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同じヒーローであるターザンとスーパーマンの人生観の違いを対比することでスーパマンの偉大さを見事に描写しています。
この曲はアコースティックな音つくりでチェロの生音が心に沁みてきます。
何度聴いても泣けてくる名曲です。

それともう一つの魅力なのが、BRAD ROBERTSのヴォーカルです。
私はこんなに声の低いボーカルを聞いたことがありません。この低すぎる低音が引力みたいな魅力を出してどんどん彼の世界に引き込まれてしまいます。
この哲学的な歌詞、アコースティックな楽曲、美しい女性コーラス、そしてBRAD ROBERTSの低すぎる声・・・。

これはまさしく将来、「隠れた名盤」として語り継がれること間違いないでしょう。

一人でも多くの人に聴いてもらいたい作品です。

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by deaconred | 2006-03-13 23:00 | Rock(90年代)

REPUBLIC

ROCKとは何か?という問いは非常に難しい問いだと思います。
少なくとも「古典音楽の脱却」と言う答えを自分の中では持っていますが、ROCKは20世紀の文化に根を深く伸ばし、純粋に音楽の部分で説明できるものではなくなってしまったのかも知れません。

ROCKを定義する上でひとつ重要になるのがその「精神」でしょう。
その「精神」を音楽的に反映させるかその人の生き方に反映させるかビジュアルに反映させるかはそのスタイルによって規定させるのでしょうがそこになんらかの「精神」を持っている以上、それはROCKと呼べるのだと思います。

ROCKの歴史を紐解くと1960年代後半に勃興したPROGRESSIVE ROCKから1970年代後半に勃興したPUNK ROCKまでに非常に興味があるのですが、どちらの音楽の精神も現代まで引き継がれているように感じます。

PUNK ROCKに影響をうけたこの「バンド」はそんなROCKな精神を宿した音楽を今も続けている数少ないバンドでしょう。

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REPUBLIC/NEW ORDER
(1993年作品)

1.REGRET
2.WORLD
3.RUINED IN A DAY
4.SPOOKY
5.EVERYONE EVERYWHERE
6.YOUNG OFFENDER
7.LIAR
8.CHEMICAL
9.TIMES CHANGE
10.SPECIAL
11.AVALANCHE

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→カテゴリー的はElectoronicaに分類したほうがいいのでは?というぐらいElectoronica色が強いNEW ORDERですが、このバンドは紛れもなくROCKの精神を宿した「バンド」なのでROCKのカテゴリーに分類します。

1980年代を背負ってたつほどのカリスマ性を持ったIAN CURTISを自殺という最悪の形で失ったJOY DIVISIONは「誰かだ抜ければバンド名を改名する」という約束のもと「NEW ORDER」と改名して活動を再開。
大胆な電子音を導入したROCKで80年代のシーンを牽引しました。

この作品は各メンバーのソロ活動が目立って実質的には解散しているのでは?と思われていた時期に突然発表された作品で、改めて彼らがROCKなバンドだ、と再認識できる作品です。

ご存知の通り、NEW ORDERはIAN CURTISの死を引きずり、内向的な内容を歌ってきましたが、この作品でもその路線(?)で作られています。
最初にシングル・カットされた曲は「REGRET」


I would like a place I could call my own
Have a conversation on the telephone
Wake up every day that would be a start
I would not complain of my wounded heart
I was upset you see
Almost all the time
You used to be a stranger
Now you are mine

自分の場所と言えるような所が欲しい
ゆっくりと電話ができるような
毎日目を覚まし一日のスタートを切れるような
傷ついた心について小言をいっているじゃない
ただろうばしいだけさ
殆どの時は以前の君は見知らぬ人だった
今の君は僕のもの


このサビを聴くだけで涙が出てしまいます。
この曲がNEW ORDERだ、と言ってもいいぐらいすばらしい曲ですね。
この曲には引きずる死の影からバンドのメンバーを救う慈愛の英知にあふれ、ROCKの精神にて彼らの感情を吐き出すことでより曲がより高度な次元へ昇華しているように感じます。

これこそ「音楽の力」でしょう。
そしてそんな力に満ちた音楽が1990年代に「REPUBLIC」というタイトルにて発表されることに意味があると感じます。

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by deaconred | 2006-02-10 23:13 | Rock(90年代)

THE NEW YORK ROCK AND SOUL REVUE

ネット上で物書きを再開するにあたって「再開・復活」というキーワードで自分のCDを眺めると最も敬愛するSTEELY DANの復活・再結成ということが頭に浮かびます。

1993年に19年ぶりのLIVEを行い、その後、精力的に活動を続けているSTEELY DANを生で2度(1996年と2000年)も観ることができたことは奇跡に近いかもしれません。

そんなSTEELY DANが復活・再結成するキッカケになった作品を今日は聴いてみたいと思います。

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THE NEW YORK ROCK AND SOUL REVUE/V.A.
(1991年ライヴ録音)

1.INTRO
2.MADISON TIME
3.KNOCK ON WOOD
4.GREEN FLOWER STREET
5.SHAKEY GROUND
6.AT LAST
7.LONELY TEARDROPS
8.DROWNING IN A SEA OF LOVE
9.DRIFTING BLUES
10.CHAIN LIGHTNING
11.GROOVIN'
12.MINUTE BY MINUTE
13.PEOPLE GOT TO BE FREE
14.PRETZEL LOGIC
15.MADISON REPRISE

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→1980年にSTEELY DANを解散したDONALD FAGENとWALTER BECKER、先に活動したのがFAGENで1982年に初のソロ・アルバム「NIGHTFLY」を発表します。
1989年、2枚目のソロ・アルバムの製作に行き詰っていたFAGENはガールフレンドのLIBBY TITUSが企画する小さなクラブでのショーに出演するようになり、大いに楽しみます。
このショーはDONALD FAGENが参加しているだけでなくCARLY SIMONやDR.JOHNなどの大物ミュージシャンも参加してどんどんその評判は広がり、「NEW YORK SOUL」と命名され大規模なステージで行われるようにまでなりました。
この作品は1991年にBEACON THEATERで行われたショウの録音で、DONALD FAGENが総合プロデュースとホストを務めています。

タイトルが「LIVE」や「CONCERT」ではなく、「REVUE」となっているとおり、この作品はエンターテイメントとしての要素が強く、演奏者と聴衆の距離や一体感が素晴らしいです。
出演者はDONALD FAGENの他にMICHEAL McDONALDやBOZ SCAGGS、PHOEBE SNOWなどが参加しています。選曲は出演者の持ち歌ですが全体的に「ROCK AND SOUL」と名のつくとおりBLUESをはじめROCKからSOULな曲ばかりです。

STEELY DAN関係から4.GREEN FLOWER STREET、10.CHAIN LIGHTNING、14.PRETZEL LOGICの3曲が演奏されています。
4.GREEN FLOWER STREET ではFAGENがピアニカを使って演奏しているのですがこれが最高にグルービーなのですね。ここまでピアニカをかっこよく吹ける人が他にいるでしょうか?鳥肌です。
10.CHAIN LIGHTNING、14.PRETZEL LOGICは複雑に転調を繰り返すBLUESで、どちらも各パートのアドリブが素晴らしいです。ハイライトは14.PRETZEL LOGICの後半でボーカルをとるMICHEAL McDONALDです。そもそもその声量や表情について説明が要らないぐらい声で有名なMICHEAL McDONALDが唄うSTEELY NAMBERはその組み合わせだけでも聴く価値があるでしょう。

この時のメンバーで最終的には全米ツアーを行うようになり、そこにWALTER BECKERが参加したことがSTEELY DAN復活のきっかけになりました。
STEELY DANファンは最初に企画したFAGENのガールフレンド(現妻) LIBBY TITUSに感謝しなくてはいけませんね。

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by deaconred | 2006-02-07 20:00 | Rock(90年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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