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KAMAKIRIAD

さてさて、勝手にドナルド・フェイゲン強化月間!とか言ってみたら今週で11月も終わりですね。早いものです。

どうでもいいですが、今月誕生日だったのですが、今をときめく小島よしおと同じ誕生日でしたよ^^;
限りなく微妙。。(血液型も同じでした。)

まぁそんなのは関係なくてフェイゲンです。

BOX届いて以来、移動中はほぼフェイゲン聞いていました。

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KAMAKIRIAD/DONALD FAGEN
(1993年作品)

1.TRANS-ISLAND SKYWAY
2.COUNTERMOON
3.SPRINGTIME
4.SNOWBOUND
5.TOMORROW'S GIRLS
6.FLORIDA ROOM
7.ON THE DUNES
8.TEAHOUSE ON THE TRACKS

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→稀代の天才、ドナルド・フェイゲンが1993年に発表したセカンド・ソロ・アルバムの登場です。

昨年、2006年にフェイゲンの3枚目のソロが発売されたことにより、ソロ3作の位置づけが
①1982年のナイトフライ:青年期(の幻想?)
②1993年のカマキリアド:中年期(の希望?)
③2006年モーフ・ザ・キャット:老年期(の沈思?)
をテーマしているそうです。

この作品はフェイゲンが45歳のときに製作されており、同年には結婚、さらにはSTEELY DANの復活とまさにフェイゲンにとっては充実した時期の作品といえるのではないでしょうか。
個人的にはSTEEELY DAN時代を含めてもっとも楽曲が明るいという印象を持つ作品です。

今般の音楽がネット配信によりアルバム単位からシングル単位へと移行している中、この作品もいわゆるコンセプトアルバムとなっています。やはりロックはアルバム単位で聴きたいものです。

そのコンセプトというのがハイテク自動車「カマキリ号」に乗って旅をするというもので、時代はいまよりさらに先の近未来といった感じです。この「カマキリ」というのはそのまま日本語のカマキリの事で、タイトルの『カマキリアド』とは、日本語の「カマキリ」と、ギリシャ古典文学『イリアス』の英語表記である「イリアッド」を合わせたものだそうです。
やっぱりフェイゲンって親日なのでしょうか?

当時のフェイゲンの音楽観というのをどこかで読んだ(聞いた?)ことがあるのですが、端的に言って「すでにメロディへの関心は失われ、リズム的なものに興味がある」とのことでした。

そういう視点でこの作品を聴いてみると、フェイゲンの音楽の中で最も(音響的な意味ではなく)立体的な音楽だと思います。
この視点の変化、つまりはフェイゲンの音楽的志向の変化については非常に興味を持ってしまいます。
時代の流れなのか?フェイゲンが歳を重ねたことが影響しているのでしょうか?

カマキリアドを聴いていて注目してしまうのはプロデューサーとして参加している盟友ウォルター・ベッカーです。
ベッカーはこの作品でプロデュースを担当しているだけでなく、全編でベースを弾き、ギターとしても参加しています。
先ほど書いた立体的な音響を支えているベースラインをベッカーが担当しているということは本当に興味深いです。
基本的にベッカーはギタリストという肩書きなのですが、ベーシストとしての才能かなりあると思っているのは私だけでしょうか?
音楽の根底を支えるベースラインを斬新にしているのはフェイゲンではなくベッカーのような気がしています。


さて楽曲的には全曲鳥肌ものの名曲ばかり。
STEELY DANファンにとってはフェイゲンとベッカーが活動停止中に共作したという4.SNOWBOUNDあたりがかなりツボだと思います。
最近の私の傾向としてはアルバムの後半を好んで聴いています。
特にホーン・アレンジとコーラスが最高にクールな6.FLORIDA ROOMはヘビー・ローテーションですね。
イントロからしてフェイゲンの複雑ホーンアレンジ炸裂。後半のアンサンブルも素晴らしいです。
このあたりがまさにフェイゲン節と言った感じですね。

楽曲は最高なのですが、いかんせんビデオクリップは最低な出来なのが残念です^^;
上のリンクで4.SNOWBOUNDのビデオ見れますが、まぁC級といったとろでしょうか・・・
このビデオがボーナスで入っていたのでDVD-AudioやBOXセット購入というのはきついかもしれませんね。
しかしフェイゲンの場合は、音楽一本でも十分勝負できるのでそのあたりはご愛嬌という感じでしょう。


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by deaconred | 2007-11-28 23:50 | Rock(90年代) | Trackback | Comments(2)

続、THE NIGHTFLY TRILOGY

さてさてTHE NIGHTFLY TRILOGYですが、結論的に言ってかなりのコレクターズアイテムのようです。

BOXは7枚セットなのですが、通常のCDフォーマットが4枚、3枚がMVIという規格(?)のディスクです。
このMVIが通常のDVDプレイヤーで再生可能!という書き込みをどこかで見たのですが、自宅のDVDプレイヤーでは再生できませんでした^^;

ただ、PCでは再生可能だったのですが、PCの音楽再生能力は対した事ないので残念です。

因みにTHE NIGHTFLYもKAMAKIRIADもMORPH THE CATも下のような画面が出てきて再生が可能です。
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ボーナスビデオや歌詞もPCなら閲覧可能って感じですね。

CDフォーマットに関してはそれほど明確にリマスターされている!という感想もなく、すこし残念な感じです。
特に未だにしっかりとリマスターされていないTHE NIGHTFLYはFAGEN監修のもと、リマスターして欲しい感じです。

どうもMVIという規格(?)の普及を目指した戦略の一環で発売された感じが強いです^^;

あくまでもFAGENの大ファンで発売されたものは全て買う!というコレクターのみ、購入をオススメします。
これからFAGENの音楽に触れたい人は通常のCDの購入をオススメしますm(__)m

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by deaconred | 2007-11-25 23:14 | Rock(other) | Trackback | Comments(2)

THE NIGHTFLY TRILOGY

さてさて、本日THE NIGHTFLY TRILOGYが到着いたしました~♪

発売日は11月20日だったので本来であれば昨日に購入しているのですが、店頭販売よりもamazonが圧倒的に安かったのでamazonにて購入となりました。

発売日の発送となるので到着が今日になることは織り込み済み。
今日はサッカー日本代表の試合もあるので早めに帰宅。

19:50に帰宅すると不在票が^^;
あぁ間に合わなかった!と思いつつもすぐにドライバーさんに電話!

遅くなってもいいのなら今日行きますよ。と言われたのでお願いしちゃいました。
到着は21:15ぐらいですかね。

さてさて、その中身ですが、今から体験です。
この発売を受けて年末にかけてDONALD FAGEN強化月間とします!(笑)

詳細は明日以降!m(__)m
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by deaconred | 2007-11-21 22:27 | Rock(other) | Trackback | Comments(2)

TAMBA TRIO(1968)

先週末から急に寒くなってきました。皆様、お元気でしょうか?
一気に秋から冬になりつつありますね。

こんなに寒くなってくると、暖かい部屋で暖かい珈琲でも飲みながらゆっくり音楽を聴きたいものです。
こんなに冬モードになりつつあるのですが、最近仕入れた作品でホームランだったのがBossaNovaでした^^;

寒いですが、南米の熱い音楽聴くのもいいでしょう!
冬こそBossaNovaです(笑
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TAMBA TRIO(1968)/TAMBA TRIO
(1968年作品)

1.SO DANCO SAMBA
2.GAROTA DE IPANEMA
3.AGUA DE BEBER
4.O SAMBA DA MINHA TERRA
5.REZA
6.O MORRO NAO TEM VEZ
7.BERIMBAU
8.CORCOVADO
9.DESAFINADO
10.CONSOLACAO

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→長年、入手不可能に近かったTAMBA TRIOの作品が今般の再発シリーズで遂にCD化!

BossaNovaの中でも最も私が愛して止まないのがジャズと見事に融合したジャズ・ボサという音楽です。そのジャズ・ボサの代表格と言ってもいいのが今日のネタ、TAMBA TRIOです。
TAMBA TRIOはブラジルでの活躍後、アメリカに渡り、一人メンバーを増やしてTAMBA4として活躍しています。
解説によればこの作品はTAMBA TRIOが渡米する直前に録音された作品のようなのですが、熱心なファンの間でもその録音過程がよく分からない作品と言うことだそうです。

TAMBA TRIOはルイス・エサ(pf)、エルシオ・ミリート(ds)、ベベート(b)のピアノ・トリオ形態のバンドです。
その音楽性を支えているのはブラジル政府の給費留学生としてオーストリアで正式なクラシックを学んだルイス・エサでしょう。
彼の弾くピアノは繊細でありながらとてもスケールが大きく、非常に洗練された演奏です。
そんなルイス・エサに支えられてTAMBA TRIOの音楽は純粋なBossaNovaに斬新なハーモニー、緻密なアレンジさらには室内管弦楽のような繊細さ、など多岐にわたる音楽を展開してきました。
ブラジル時代の録音はBossaNovaの領域の拡大に尽力していますし、渡米後はよりリラックスした、フュージョン的なアプローチもしています。

そんな歴史の中で、本作品は「最も中性的」という印象を受けました。
原点のBossaNovaから渡米後の音楽の丁度中間というか、まさにアイデアの原石を何のアレンジも加えず、ただ、演奏してみた。という感じです。
ここで聴くことの出来る音楽は「音楽」という枠を超えて、BossaNovaという新しい領域を開拓していく、新しい芸術を生み出している、というフロンティア精神が凝縮されているように感じるのです。

作品の前半はTAMBA TRIOお馴染みのアレンジでスタンダードを演奏しているのですが、驚いたのは6.O MORRO NAO TEM VEZですね。
この演奏は・・・とても実験的で前衛的です。正直、プログレ的な演奏になっていてEL&Pあたりが演奏していると騙されても気づかないぐらいの演奏です。これにはかなり驚きました。

当時は当然、LPでの発売だったのでしょうが、前半はスタンダードで後半は実験的なナンバーでそろえたのでしょうか?(そもそも同じ時代の録音なのでしょうか?)

いずれにしろ渡米前のレア盤のCD化、素晴らしいの一言です。
これは確実に名盤です。買いです。


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by deaconred | 2007-11-19 23:10 | BossaNova | Trackback | Comments(0)

【雑記】ライブ

11月17日、ライブでした。

久しぶりに生ピアノのあるライブ・ハウスでのライブ。
やっぱりピアノは生に限りますね。


演奏曲は・・・

1.Beautiful Love
2.It Could Happen To You
3.Whisper Not
(以下ボーカル入)
4.East Of The Sun
5.This Masquerade
6.I Should Care
7.Autum Leaves

でした。
今日のライブハウスは結構、老舗の有名店で緊張でした。
お店をオーナーが空けてくれてリハをそのままやったのですが、定刻になってもマスターが帰ってきません。
私たちのようなアマチュアは勝手にライブしろ!ということなのか??定刻にお客さんも入っていたのでライブをはじめました。
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すると30分ぐらいしてからバイト(と思われる)女性が店内にあわてて着ました。
どうも遅刻したようです^^;
そこからは正常にライブが出来てよかったです。

ステージにはボーカルを入れて6人が立つわけですが、本当に狭くてかなり直立して演奏していたら後半に左足が攣ってしまってかなり焦りました^^;
実は同じタイミングでピアニストも足が攣ったそうです。
普段のフォームで演奏できないのは辛いですね。右手にはすぐピアニスト、左手にはすぐシンバルでした。

次回に向けてもっと精進していきたいと思います。

※本日、相方は結婚式の二次会だったため、写真がありません。
なんとなーく携帯のカメラで楽器撮って見ました。
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by deaconred | 2007-11-17 23:31 | 雑記 | Trackback | Comments(4)

DIRE STRAITS

音楽を聴いていて、その音楽から新たな音楽に出会うというのは非常に嬉しい体験です。
常に好奇心を持って音楽を聴いていれば、色々な音楽に出会えると思います。

今年の夏のSTEELY DAN公演で絶対演奏されると思って個人的にヘビーローテーションだったTIME OUT OF MINDで印象的なギター・ソロに再度魅了されていました。

このギターを弾いているのが玄人志向のギタリスト、マーク・ノップラーです。
STEELY DANからかなりの音楽が広がりましたが、マーク・ノップラーとの出会いもSTEELY DANでした。
今晩は彼の渋い、神業的なギター聴いて泣いてみました。
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DIRE STRAITS
(1978年作品)

1.DOWN TO THE WATERLINE
2.WATER OF LOVE
3.SETTING ME UP
4.SIX BLADE KNIFE
5.SOUTHBOUND AGAIN
6.SULTANS OF SWING
7.IN THE GALLERY
8.WILD WEST END
9.LIONS

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→私はギター弾きではないので、それほどギターについての知識はないですが、このギターの凄さは理解できました。
彼の音楽は・・・テクニックだけでなく、そのフレーズから紡ぎだされる世界観がなんとも素晴らしいのでしょう。

マーク・ノップラー率いるDIRE STRAITSは1978年にこの作品でデビューしました。
当時の音楽はまさにパンク一色。そんな時代になかなか理解されない状態で彼らはデビューします。
しかもメンバーの殆どが他に職業を持っている、つまりは音楽で食べていけない状態で、年齢も20代後半という、まさにバンド名が示すように「絶体絶命」の状態でした。

そんな彼らの音楽はじわじわと理解されるようになり、マーク・ノップラーは超一流のプレイヤーの仲間入りを果たします。結果的にそれが原因でバンドは空中分解してしまうちうのはなんとも皮肉な話ですね。

この作品で必聴なのが名曲6.SULTANS OF SWING「悲しきサルタン」でしょう。
哀愁漂う曲調に泣きのギター、古い言い方をすればレイドバックしたノップラーのギターと喋り口調のボーカルが印象的です。ちょっと演歌調な感じが日本人好みなのかも知れません。

曲の内容としては金曜日の夜にジャズを楽しむという内容。ジャズを演奏しているバンドは自身の投影なのか?退廃と耽美の入り乱れる不思議な世界を表現しています。
ブルース、ジャズのキーワードがしっくりとくる内容ですね。ロックが表現すべき世界を見事に表現していると思います。
後半のギター・ソロは素晴らしいの一言です。
フレーズの音のきめ細かさはご飯の一粒一粒に卵がしっかり包み込んでいる黄金のチャーハンの如くパーフェクトです。ギタリストは必聴。

個人的にSTEELY DANのどちらが彼のギターを気に入ったか?ということに興味をそそられるのですが、やっぱりベッカーなのでしょうか?聴けば聴くほどベッカー好みのギタリストな気がしてきます。(でもベッカーがあまりGAUCHOに関わっていないのですよね^^;)


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by deaconred | 2007-11-15 23:09 | Rock(70年代) | Trackback | Comments(2)

COSMIC THING

テンションが上がりました。
いやー本当にテンションがあがりましたよ。

帰社する直前、このブログを確認すると新たなコメントが。

いつもご訪問いただいておりますmiekoさんのコメントが。

うちのだんな(=アメリカ人)いわく、B52’sはスーパーFamousなはずだといって、今、Love Shackを歌ってます。

そうなんですよ!B-52’sはスーパーFamousなんですよ!!
日本人の感性が鈍いだけなんですよ!もっとアンテナ張らないと!!
彼らの音楽に出会って以来、周りにファンが一人もいなかったのでなんだかこのファン魂というものを共有できた気がして涙が出てきましたよ(T0T)

もう帰りの電車の中で一人B-52’s聴きながらムフフとにやついていました。
あまりの嬉しさに帰りに飲めないビール買って帰って呑んでみました^^;(マジ)
今、若干酔っていましす^^;

この勢いで今晩もB-52’sを!
日本での普及に努めていきますよ!
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COSMIC THING/THE B-52's
(1986年作品)

1.COSMIC THING
2.DRY COUNTY
3.DEADBEAT CLUB
4.LOVE SHACK
5.JUNEBUG
6.ROAM
7.BUSHFIRE
8.CHANNEL Z
9.TOPAZ
10.FOLLOW YOUR BLISS

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→と言うわけで酔った状態でのレビューです。
パンク/ニューウェーブ時代にデビューして丁度10年目に突入したThe B-52'sが次の次元へ昇華した名作です。
80年代に入り、パンク/ニューウェーブ時代の雄が新たな可能性に挑戦していく中、The B-52'sだけは同じ思想を持ちながら、ぶれることなくその音楽性を昇華させているという点が最も評価されるべき点でしょう。

その思想、フレッド・シュナイダーに言わせると「奇妙なニュアンスを狙ったダンス・バンド」
それは先に紹介したGOOD STUFFでも揺らいでいません。

初期のThe B-52'sのサウンドはDEVOと同様に当時の最先端であったサンプリングやシンセサイザーを用いたサウンドで奇抜な歌詞(退廃や退化)などをコンセプトとしたバンドでした。
しかし、この作品からはそのサウンドはより「バンド志向」が強くなり、リズムセクションからしっかししているバンド・サウンドを聞かせてくれます。
コンセプトそのままにサウンドだけ変化するのは非常に難しいことでしょう。

さて、この作品では先に紹介した作品で脱退しているシンディ・ウィルソンが在籍しており、The B-52'sの最強サウンド全開です。
前にも記したとおりケイト・ピアソンの声が最高なのですが、彼女の声が生きるのはシンディとのコーラスワークあってです。
この二人の完璧なコーラスワークの上で好き勝手歌いまくるフレッド・シュナイダーがなんとも魅力的なわけです。

何と言っても全米でスマッシュ・ヒットとなった4.LOVE SHACKが最大の聴きどころでしょう。
旦那様が熱唱されるのもわかります!
更にファンが好むのが女性ボーカルの二人が本当に素晴らしいコーラスを聞かせてくれる6.ROAMも必聴ですね。エンディングのコーラスが本当に素晴らしいくて泣けてきます。

そして密かに愛して止まないのが9.TOPAZです。これは名曲です。
なんともいえない哀愁に、お得意のコール&レスポンス、そこにユニゾンから美しく内声が動き、美しいコーラス・・・もうこのアレンジは変幻自在です。
基本的にパンク/ニューウェーブ出身のバンドは音楽的に凝っていないものを想像してしまいますが、彼らはそこから完全に脱却しています。
その確固たる揺るがないサウンドに下らない歌詞、コンセプト、このギャップが最高に魅力なのですよ。

ジャケットを見てみると・・・最高にチープですよね。
80年代全開ですよね。フォントとかありえないですよね。
それでいて永遠に語り継がれるような音楽なのです。スバラシイ。

本当に来年の新作が愉しみになってきました。
あぁThe B-52'sよ!永遠なれ!!

(完全に酔っていますね^^;)

Youtubeへのリンクを張っておきました。
実は19歳の時にレンタルでThe B-52'sのビデオクリップを借りて何度も何度も見たのを覚えています。
久しぶりにビデオクリップ見て、そうそうこんなのだった!と涙しています(^^;)

日本で少しでもThe B-52'sのファンが増えてくだされば・・・これ以上ない喜びです。


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by deaconred | 2007-11-12 23:20 | Rock(80年代) | Trackback | Comments(4)

THE VSOP QUINTET LIVE

ダメ君主さん(なんという名前だ!)からのネタフリがあったので書いてみましょう。

dさん的に最高のメンバーで録音されたジャズの作品って何ですか?

うーん・・・かなり難しい質問!!
ジャズにもいろいろあるわけで、個人的に好きな作品が最高のメンバーで録音されているとも限りませんし・・・
など考えていたらこれがあるじゃないですか!
と思い出しました。

その名もVSOP!ウィスキーではないですよ!
Very Special OneTime Perfomanceだったかな?
聴いてみましょう。
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THE VSOP QUINTET LIVE
(1977年録音)

FREDDIE HUBBARD:tp
WAYNE SHORTER:ts
HERBIE HANCOCK:pf
RON CARTER:b
TONY WILLIAMS:ds

1.ONE OF A KIND
2.THIRD PLANE
3.JESSICA
4.LAWRA
5.DARTS
6.DOLORES
7.LITTLE WALTZ
8.BYRDLIKE

***************************************************

→この超一流のメンバーが集結したきっかけは1976年のニューポート・ジャズ・フェスティバルでした。

このフェスティバルではハービー・ハンコックの活躍をたたえるため、彼の半生を①マイルス・デイビス・クインテット時代の回想、②ハンコック自身のセクステッド時代の再現、③ヘッドハンターズに始まるエレクトロニック・ファンク時代の3つのプログラムが準備されていました。
①のマイルス時代を再現するにあたって、マイルスの参加が望まれていましたが、当時半分引退状態だったマイルスの参加は見送られ、代役としてフレディ・ハバードが参加しました。

このフェスティバルでのパフォーマンスが大盛況となり、同メンバーにて翌年1977年に全米ドツアーを行います。本作品はそのツアーの中からサンディエゴでのパフォーマンスを記録したものです。

さて、そのような経緯によって集まった超一流のプレイヤー達の演奏が悪いわけありません。
最初から最後まで怒涛の情報量です。
一つ一つのメロディ、和音、リズムが全てが新しいものを生み出そうとする力に漲り、聴衆を圧倒します。
それでいて全体的にバンドとしてバランスが取れており、各個人の個性が失われていない点が素晴らしいですね。

この作品が歴史的名盤とされる点はアコースティック・ジャズの復権に貢献したという点でしょう。
上記にも書いたとおり、当時のハービー・ハンコックはエレクトロニック・ファンクを最先端のスタイルとして活動していたため、そのサウンドは「良き時代」のジャズとは異質なものだったと思われます。ジャズ全体に閉塞感があり、その打開に必死だったのかもしれません。
そんな中、このメンバーにてスイングするジャズを演奏するということは「原点回帰」という意味ではなく、新たなジャズの方向性、可能性を見出すことの出来た演奏でした。
実際、このVSOPを経てショーターやハンコックがエレクトロニックなジャズではなく、アコースティックなジャズを演奏しています。
この点が最も重要ですね。

また音楽と同様に当時のビジュアルも刺激的です。
裏ジャケットの写真を載せてみるとこんな感じ^^;
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左からロン・カーター、ハービー・ハンコック、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、トニー・ウィリアムスです。
ロン・カーターは目がいっちゃってますね!最高にいい表情です!
確か、当時、トニー・ウィリアムスは風水(?)に凝っていて実につけるもの全て黄色にしていたとか・・・^^;

こんなに濃いメンバーの怒涛の演奏、体験してみる価値はありです♪


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by deaconred | 2007-11-07 23:24 | Jazz | Trackback | Comments(4)

WHIMS OF CHAMBERS

なんだか恒例のキャンペーンになっているのかもしれません。
EMIがまたもやブルー・ノートの3枚買えば1枚プレゼントキャンペーンをはじめたようです。
(結構前からやっていたようですね)

早速、ハード・バップに欠かせないベースの神童PAUL CHAMBERSのデビュー作品を購入してきました。
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WHIMS OF CHAMBERS/PAUL CHAMBERS
(1956年録音)

DONALD BYRD:tp
JOHN COLTRANE:ts
KENNY BURRELL:g
HORACE SILVER:pf
"PHILLY" JOE JONES:ds

1.OMICRON
2.WHIMS OF CHAMBERS
3.NITA
4.WE SIX
5.DEAR ANN
6.TALE OF THE FINGERS
7.JUST FOR THE LOVE

***************************************************

→ジャズの歴史の中でポール・チェンバースの経歴は輝かしく、モダン・ジャズの発展に大きく寄与していると思います。
ハード・バップを聴くならチェンバースのベースを外すことは出来ないでしょう。

ポール・チェンバースのプレイの中で最も賞賛されるのがそのメロデァスなソロにあるでしょう。
弓弾きでも指弾きでもこれほど美しいベースソロを弾けるプレイヤーは多くないと思います。
あっという間に一流プレイヤーの仲間入りをしたチェンバースはマイルスのコンボに参加し、さらにその名を広めました。

さて、この作品はポール・チェンバースのブルー・ノートに残した最初のリーダー作品です。
この作品では自分のベースプレイを前面にフューチャーしながらもサイド面の素晴らしいプレイにより前編熱いハード・バップとなっています。
そのメンツはマイルスのコンボで一緒だったコルトレーンのサックスとフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムのコンビにブルー・ノートの大御所であるホレス・シルバーと彼のコンボからドナルド・バードが参加、さらにチェンバースと同じデトロイト出身のケニー・バレルがギターで参加しています。
特にコルトレーンとホレス・シルバーの参加が嬉しいですね。当時、プレステッジの専属だったコルトレーンとブルー・ノートの大御所のシルバーとの共演は私の経験上、あまりありません。

一番の聴き所は2.WHIMS OF CHAMBERSでしょう。
ケニー・バレルとチェンバースによるユニゾンでテーマは展開され、最初にソロをとるのは勿論チェンバースです。
ギターとベースの掛け合いがとても素晴らしいです。弦楽器万歳!と嬉しくなってしまいますね。

ジャケットに注目してみてください。
ベースの下にコロコロがついていてそのまま押して運べるのです。
私はこのコロコロを持っていないので、キャリーに乗せて同じ格好で運んでいます。
結構大変なんですよね。
昔から運搬の方法というのはなかなか進歩しないものですね^^;


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by deaconred | 2007-11-04 23:41 | Jazz | Trackback | Comments(2)

GOOD STUFF

いやはや・・・少しの間、音楽関係の情報入手を怠っていたらこんな嬉しいニュースが飛び込んできたではないですか!

 “Rock Lobster”、“Love Shack”、“Roam”などのヒットで知られるアメリカのニュー・ウェイヴ・バンド、The B-52'sがニュー・アルバムをリリースすることが明らかになった。『Funplex』と名付けられたこの作品は、92年に発売された『Good Stuff』以来、なんと約16年ぶりとなる7枚目のフル・レングス作。プロデューサーには、U2やニュー・オーダーなどを手掛けてきたスティーヴ・オズボーンを迎え、レコーディングは地元ジョージアにて行われたとのこと。
 
 94年には映画「フリントストーン~モダン石器時代」のテーマ・ソングをB.C.52'sという変名で手掛け、98年にはベスト・アルバムのリリースもあったが、本格的な再始動は本当に久々のことなので、本作が大きな話題となることは間違いないだろう。『Funplex』は、海外では2月26日にリリースの予定。


ついにB-52’sが復活!!本気で嬉しいです。涙出ます。

今晩は現時点での最新作品を聴いて喜びの余韻に浸ります。
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GOOD STUFF/THE B-52's
(1992年作品)

1.TELL IT LIKE IT T-I-IS
2.HOT PANTS EXPLOSION
3.GOOD STUFF
4.REVOLUTION EARTH
5.DREAMLAND
6.IS THAT YOU MO-DEAN?
7.WORLD'S GREEN LAUGHTER
8.VISION OF A KISS
9.BREEZIN'
10.BAD INFLUENCE

***************************************************

→日本ではあまり知られていないのでしょうか?(私の知人でB-52’sのファンはいません)

B-52'sは一言で言えば「ヘンテコなサウンド」が特徴なバンドです。
コンセプト的には古い時代のSFでしょうか。未来志向的なサウンドでありながら50年代ファッションだったり、歌詞がもう意味不明だったり・・・
そこに当時の流行であったテクノ風要素が妙にバンドのクオリティを押し上げており変なバランス感覚をもったバンドですね。

80年代にはメンバーが死を迎えると言う悲劇に見舞われますが、その悲しみを乗り越え復活。
メンバーが1人脱退し、3人で制作されたのが本作品です。

基本的に「完全快楽バカサウンド」全快です。
全力でバカなことをするというのは非常に難しいことだと思うのです。正直、デビュー当時のサウンドはパンク/ニューウェーブ時代ということもあってかそれほどコンポーズ能力が高いとはいえないバンドだったと思います。
それがこの作品では円熟味が増していると言うか、正直、かなりコンポーズ能力が格段に高くなっています。
これはナイル・ロジャースのプロデュースの効果もあるのでしょうが、ますます全力でバカを突き通してきた結果でしょう。

個人的に彼らの音楽を愛してやまない理由はフレッド・シュナイダーとケイト・ピアソンの「声」だと思います。
この二人の声はとにかく個性的で、その表現豊かなボーカルは一種の楽器と言ってもいいかもしれません。
コーラスワークも素晴らしく、細部にわたって「どう歌いたいのか?」がきっちりと伝わってきます。
このボーカルの表情の豊かさと歌っている内容の次元の差がなんとも言えない魅力です。

曲としては1.TELL IT LIKE IT T-I-IS→2.HOT PANTS EXPLOSION→3.GOOD STUFF→4.REVOLUTION EARTHの流れが最高です。
HOT PANTS EXPLOSIONなんて最高にバカな曲ですね。パンツを下ろせ!的な曲ですからね(笑)

最も愛聴しているのがケイト・ピアソンが多重録音でコーラスまで務める4.REVOLUTION EARTHですね。
サビでのコーラスワークは鳥肌ものです。
個人的にケイト・ピアソンは最高峰の女性ボーカルだと思っているので、新作での歌に期待したいです。

ちなみにケイト・ピアソンは、かねてから親交のあったプロデューサーの佐久間正英、ジュディ・アンド・マリーのYUKIらと、ロック・バンドNiNaを結成したそうですが、私は未だに聴けていません。なんだか噂ではあまり評価が良くないのですが、いつかは聴いてみたいと思っています。

復活まであと数ヶ月、気長に待ちたいと思います。
発売延期とかは勘弁してほしいものです^^;


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by deaconred | 2007-11-02 19:19 | Rock(90年代) | Trackback | Comments(0)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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