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【雑記】続、SHM-CD

昨年の12月14日の日記でSHM-CDという新しい素材のCDをご紹介しました。

あまり気にしていなかったのですが、先週に発売になっていたようです。

今日、たまたまネットを徘徊していますとSHM-CD関係の記事にぶち当たってしまって興味を持ってしまいました。

丁度、本日は16:00から出先で打ち合わせ→直帰というスケジュールだったので、帰りにTowerに寄ってみることにしました。

勿論、購入検討する作品はSTEELY DANの「彩」です。
ちなみにこの作品はすでにCD数枚、LPと所有するぐらい愛して止まない作品です。

いつものTowerに到着し、早速、SHM-CDを探してみたのですが、どこにも発見することが出来ません。
他のアーティストのSHM-CDを探してみても置いていません。
発売日を間違えたのかな??と店員さんに聞いてみると、全部売れてしまって在庫もない状態でした!

な、なんとまさかの品切れ!

こうなると人間の心理は不思議なものでどうしても手に入れたくなるものです。
丁度、その店舗から徒歩10分ぐらいのところにも別のTowerがあるのでそちらに確認の電話を入れてもらうと1点の在庫を確認。すぐさま取り置きにしてもらいました。

その足で別の店舗まで行き、無事に購入しました^^;
(ちなみに「GAUCHO」はどちらの店にも置いていませんでした!)

しかしいくらファンとは言え、STEELY DANにお金使いすぎかもしれません^^;

音質については明日にでも検証してまたブログに載せたいと思いますm(__)m
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by deaconred | 2008-01-31 23:42 | 雑記 | Trackback | Comments(4)

泰安洋行

1月も下旬に差し掛かり、本格的に寒い日が続きますね。
これだけ寒かったらやはり暖かい南の国に行きたいと思いますね。

私はまだ一度も九州に行ったことがなく、最も西への旅は山口県でした。
勿論、沖縄方面にも行ったことがなく、こんな寒い日には暖かい南国に憧れますよね。

少なくとも音楽ぐらいはちょっと暖かい感じの音楽を聴いてみたいと、長崎中華街のお店をタイトルにしたCDを聴いていました。

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泰安洋行/細野晴臣
(1976年7月25日発売)

1.蝶々-San
2.香港Blues
3."Sayonara", The Japanese Farewell Song
4.Roochoo Gumbo
5.泰安洋行
6.東京Shyness Boy
7.Black Peanuts
8.Chow Chow Dog
9.Pom Pom蒸気
10.Exotica Lullaby

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→泰安洋行というのは長崎の中華街にあるお店の名前だそうです。
このお店の名前をタイトルにした細野先生の3枚目のソロ作品です。

細野先生の音楽の一つのテーマに「エキゾチック・サウンド」というのがあると思うのですが、本作品は長崎という土地が持つ「文明開化」的なイメージのとおり、米国南部のブルースを基本とした楽曲に南国的なテイスト、日本的日常のテイストを見事にブレンドした傑作だと思います。

日本のポピュラーが世界的に評価されるには日本独自の視点が必要だと思うのですが、細野作品には、その視点が意図的に組み込まれていると感じます。
そもそもYMOの音楽は、「マーティン・デニー」の「ファイアー・クラッカー」をシンセサイザーを使用したエレクトリック・チャンキー・ディスコとしてアレンジし、シングルを世界で400万枚売る」
というコンセプトで結成されたバンドであり、ここに取り上げられる「マーティン・デニー」こそエキゾチックな音楽を演奏しているミュージシャンであり、細野先生自身がソロの時代から影響を受けていたのも頷けます。

楽曲に使用されているのはマリンバにスティール・ドラム、三味線にスティール・ギターとトロピカルな要素が満点。
さらにはコーラスに川田琉球舞踏団を向かえ、沖縄テイストまで入ってしまって、どこまでも細野先生の才能にノックアウトです。
情報量が多い音楽でありながらシンプルにまとまっている点が、とても凡人が入り込める領域の音楽ではないですね。

楽曲については全て◎
ブルース+南国+日本の日常、そして素晴らしい職人ミュージシャンによって作り出された本作は多くの人に聴いてもらいたい一枚ですね。

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by deaconred | 2008-01-27 23:33 | Rock(70年代) | Trackback | Comments(0)

E2-E4

先週末はゆっくりした週末でした。
新たしくオーディオに関する機材を購入したので、少しでも良い音になるようにセッティングなどを実験。

色々なジャンルを聴いてセッティングをしていたのですが、昨年末のプログレ談義から結構、聴いているこの1枚を本日は取り上げたいと思います。

個人的にはかなり歴史的名盤です。
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E2-E4/MANUEL GOTTSCHING
(1981年作品)

1.RUHIGE NERVOSITAT
2.GEMASIGTER AUFBRUCH
3.... UND MITTELSPIEL
4.ANSATZ
5.DAMEN-ELEGANZA
6.EHRENVOLLER KAMPF
7.HOHEIT WEICHT(nicht ohne Schwung...)
8.... UND SOUVERANITAT
9.REMIS

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→この作品はどのジャンルとして紹介すればいいのでしょうか?
テクノの源流としても捕らえることが出来ますし、プログレッシブな内容なのでプログレとも捕らえることが出来ます。
つまりはきわめて実験的な作品でありながら画期的な作品で、確実に何十年経っても評価され続けられる作品だと信じています。

今となってはテクノやアンビエントという音楽は市民権を得ていますが、1981年にこのような音楽はどのように評価されていたのでしょうか?
この作品は微妙に変化していくシーケンサーのリズムに合わせてギターが漂っているという内容です。
曲は9曲の表示になっていますが、約1時間ノンストップです。
ただ「単調」と言ってしまえばそれまでですが、そこには微妙な変化が織り成す「連続性」という秩序が存在しています。

マニュエル・ゴッチングは実験的な1970年代ドイツ・ロック界において若くからその才能を開花させていました。
最初に彼のグループ(アシュラテンペル)が作品を発表したのは18歳という若さです。それから今で言うテクノ界に影響を与えたドイツ・ロック界の人脈の中で多彩さを発揮しています。
それまではサイケデリックな音楽を演奏していましたが、シンセサイザーを触りだしてからはその混沌に理性を持って秩序を与えるような明確な変化があり、この作品が一つの集大成となっています。
調べてみると元々、この曲はドイツ・ロック界、ドイツ・テクノ界の重鎮、個人的に最重要人物であるクラウス・シュルツに聞かせる為に撮った作品で、クラウス・シュルツの強い推薦により、発売になった経緯があるそうです。
90年代以降、この作品が高く評価されていることを考えれば、クラウス・シュルツの先見性に驚きますね。またこの作品を世に送り出してくれたクラウス・シュルツに感謝です。
 
現在のテクノ・アンビエントファンは必聴の作品だと思います。
また暗闇の中で音楽に漂いたいと思う人にもオススメしたいと思います。
確実に名盤です。

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by deaconred | 2008-01-21 22:07 | Electoronica | Trackback | Comments(0)

STEPHANE GRAPPELLI PLAYS COLEPORTER

年始最初の仕入れに行ってきました。
5点の商品を買って7000円。今回は単価安くで良品を仕入れることに成功した感じです。

基本的にV.A.などの企画物は買わないようにし、オリジナルな作品で音楽を楽しみたいと思っているのですが、あまりにも安かったので今回は企画物を購入。

1,200円と安いです。
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STEPHANE GRAPPELLI PLAYS COLEPORTER
(1976年録音)

1.IT'S ALL RIGHT WITH ME
2.YOU'RE THE TOP
3.ANYTHING GOES
4.IN THE STILL OF THE NIGHT
5.YOU'VE GOT A THING
6.MISS OTIS REGRETS
7.I'VE GOT YOU UNDER MY SKIN
8.LOVE FOR SALE
9.EASY TO LOVE
10.YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
11.LET'S DO IT (Let's Fall In Love)
12.MY HEART BELONGS TO DADDY

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→詳しく調べてはいないのですが、この企画盤は「JAZZ IN PARIS」というタイトルで大御所の演奏をまとめて発売していたように記憶しています。

今回、この盤を購入したのはジャズ・ヴァイオリンの第一人者、ステファン・グラッペリを聴きたかったからです。
しかも、演奏している曲がコール・ポーターの楽曲ばかりというのもポイントでした。

ステファン・グラッペリは、ジャズ・ギタリストのジャンゴ・ラインハルトの相方としても知られ、彼と共に「フランス・ホットクラブ五重奏団(the Quintette du Hot Club de France)」を結成し、ジャズ・ヴァイオリニストの第一人者として長年に渡って晩年まで第一線で活躍してきました。その演奏はジャズ・シーンだけでなく、クラシック界からも高く評価され、いちジャズ・ミュージシャンではなく、音楽界に広く名を知られています。
ジャズにおいてはとにかく「スインギン!」と叫びたくなるような軽快な演奏が印象的ですね。
年末に紹介したトゥーツ・シールマンスと同様に時々神がかり的なフレーズを弾いたりするなど熱い一面も見せたりします。

選曲は米国の偉大なる作曲家、コール・ポーターの楽曲ばかりを集めいています。
1.IT'S ALL RIGHT WITH MEは久しぶりに聴きましたが、やっぱりコール・ポーターのお洒落コード進行がなんともたまらなく、ジャズを聞き出した頃の懐かしい感覚を思い出しました。
少し意外だったのは、メンバーにオルガンが含まれていたことです。
バイオリンとオルガンという組み合わせはあまり、イメージが沸かず、聴いてみてもやはり違和感がありました^^;
楽曲の美しさに優雅なバイオリンの音色、そこに急にソウルフルなオルガンが入るとどうも滑稽に感じてしまいます^^;
ここだけは少し残念でした。
あと、残念だったのがコール・ポーターの代表曲でもある8.LOVE FOR SALEにも期待したのですが、アレンジが残念でした。ここはしっかり押さえて欲しかったです。

少しマイナス面を書いてしまいましたが、いい楽曲に優雅なバイオリン、そしてこの低価格。
もし店頭でお目にかかることがあれば一度チェックしてみてください。
彼のバイオリンは素晴らしいです。

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by deaconred | 2008-01-16 20:33 | Jazz | Trackback | Comments(0)

US THREE


音楽を聴き始めた10代の後半は毎日のようにCD屋やレコードショップに通っていました。

当時の私のホームは某所のヴァージン・レコード(今は残念ながら閉店)でした。
その店舗は地下にフロアがある店舗で、毎回下りのエスカレーターで店内に入っていました。
今でも鮮明に覚えているのですが、そのエスカレーターを降りた右手にレコードが壁一面に飾られていて毎回、私はジャケットの壁に目を奪われていました。

キャメルのスノーグース、キング・クリムゾンのレッド、EL&Pのタルカスなどのプログレをはじめ、数々の名盤が絵画のように並んでいる壁は本当に心を奪われました。
どちらかと言えばCD世代の人間なので、それ以来、レコードの魅力に惹かれCDを買うとともにレコード購入へと傾倒していきました。

将来的に音楽を聴く自分の部屋を持つことが出来れば壁一面がレコードで埋め尽くされることになるでしょう。
現在はそういうスペースがないため、渋る相方を他所に3枚のレコードだけ飾ってあります。

この年末年始に実家に帰った際、飾ることを前提に数枚のレコードを持って帰ってきました。
その中か今晩はこの作品を聴いてみたいと思います。

ジャケットがすばらしい。
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US THREE/HORACE PARLAN
(1960年録音)

HORACE PARLAN:pf
GEORGE TUCKER:b
AL HAREWOOD:ds

1.US THREE
2.THE LADY IS A TRAMP
3.COME RAIN OR COME SHINE
4.WADIN'
5.I WANT TO BE LOVED
6.WALKIN'
7.RETURN ENGAGEMENT

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→モダンジャズの名門、ブルー・ノートにはあまりピアノ・トリオ形式での録音がないイメージがあるのですが、中にはこのような良盤もあるのですね。

ホレス・パーランに関して調べてみると、なかなか面白いピアニストでした。
彼はピアニストの仕事を探す際に、NYCに行けばなんとかなるかな?という気持ちでNYCへ。
たまたま入ったホテルのロビーでモダン・ジャズベースの巨人、チャールズ・ミンガスとばったりであい、ミンガスがピアニストを探していたということから早速、採用されたそうです。
人生、どこで何が起こるか分からないものですね。

ミンガスの元で多くのミュージシャンと共演し、その後、ミンガスから離れて録音されたのが本作です。
ホレス・パーランは小児麻痺により左手の小指と薬指が麻痺していたそうですが、右手と左手を入れ替え、右手で和音、左手でフレーズを弾くいていたそうです。
かなり特殊な運指ですが、聞いている限り違和感はありません。

さて、聴き所はなんと言ってもタイトル曲の1.US THREEです。
ベースを弾いているジョージ・タッカーは知る人ぞ知るベーシストで、とにかく大地を揺るがすがごとく野太い音を出すベーシストです。
1.US THREEはジョージ・タッカーのベースイントロで始まります。
そこにアル・ヘアウッドのブラシワークが4ビートを刻み、ベースのランニングが始まり、パーランのピアノへと続きます。
この最初の約1分が至福の時ですね。大地を揺るがすが如くベースを弾いてみたいものです。

3.COME RAIN OR COME SHINEは「降っても晴れても」という邦題で知られるスタンダードです。この曲はアップテンポでもスローでも演奏出来る曲で、ここではシットリとスローで演奏されています。ブロックコードを多様しているピアノに注目です。
細かいフレーズよりもブロックを多用するのは指の影響が強いのでしょう。
ホレス・パーランの代表作、ジャケット◎で低音フェチにはイチオシの作品です。

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by deaconred | 2008-01-12 23:47 | Jazz | Trackback | Comments(0)

LIVE IN THE NETHERLANDS

(かなり遅いですが)
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

皆様はどのような年末年始をお過ごしだったでしょうか?
私はバタバタとした年末年始でした。
その間、ずっと聞いていた音楽が今日のネタです。

年末に最後の仕入れに行った際に1290円という破格の値段でジャズのCDが売られており、即購入!
3人の職人によるジャズはどこまでも素晴らしかったのです。
これが1290円。激安!
かなりのヘビーローテーションでした。
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LIVE IN THE NETHERLANDS/TOOTS THIELEMANS
(1980年録音)

TOOTS THIELEMANS:har
JOE PASS:g
NIELS-HENNING ORSTED PEDERSON:b

1.BLUES IN THE CLOSET
2.MOOCHE
3.THRIVING ON A RIFF
4.AUTUMN LEAVES
5.SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

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→新年の一発目はこのブログに何度か登場したハーモニカ奏者、トゥーツ・シールマンスの登場です。
この作品は1980年にギター職人ジョー・パスと北欧のテクニシャン、ペデルセンを迎えてハーモニカ、ギター、ベースというかなり変則的なトリオでのライブ録音です。

ドラムレスでの演奏の際にはいつも書くのですが、ドラムがリズムを出さないと言うことは、ドラム以外の楽器がいかに「リズムを出しているか?」という点が大切です。
勿、この3人の職人からはばっちりリズムが出ており、見事にスイングを感じることが出来ます。
まず、これが素晴らしい点です。

そして何と言ってもトゥーツ・シールマンスのハーモニカが素晴らしいの一言です。
最初に彼のハーモニカを耳にしたのはエリス・レジーナとの共演盤で、最初の曲のWAVEのアドリブの素晴らしさに鳥肌たったのを今でも覚えています。
彼のハーモニカの魅力は何と言ってもその美しいフレーズでしょう。ただでさえハーモニカというだけで素晴らしいのにさらにあれほど歌っているフレーズ吹かれると泣けてきます。
このライブ盤でもそのフレージングは健在で、随所にその真髄を見ることが出来ます。

曲はスタンダードを中心に5曲を演奏。トータルでは42分の演奏です。
1.BLUES IN THE CLOSETはFのブルースです。ジャズの世界にはFのブルースはたくさんの楽曲がありますが、個人的にはこの曲が一番のお気に入りです。もし、自分がFのブルースを演奏するならこの曲を演奏したいと思います。
この曲ではペデルセンのベースラインにも注目です。ブルース進行というシンプルがゆえにベースラインにはセンスが問われるのですが、非常にアイデアに満ちたラインを聞かせてくれます。

4.AUTUMN LEAVESはスタンダード中のスタンダードですね。ミディアムで演奏し、一音一音を紡ぎだし、フレーズで会話しているかのようなアドリブワークが素晴らしいです。
5.SOMEDAY MY PRINCE WILL COMEは「いつか王子様が」という邦題で知られるディズニーの名曲です。定石どおり、ワルツでの演奏。ハーモニカのアドリブが本当に素晴らしいです。

年末年始はハーモニカにやられてしまいました。
チャンスがあればもっとトゥーツ・シールマンスのハーモニカを聴きたいと思います。

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by deaconred | 2008-01-08 23:41 | Jazz | Trackback | Comments(0)