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BOSSA RIO

仕事の峠を越えた感じです^^;

今年に入ってから3ヶ月・・・もうちょっと余裕を持って仕事が出来るかな・・・と思っていましたがそうも行きませんでした。
なかなか難しいものです。来週からは新年度が始まりますね。
新たな気持ちで次の仕事に取り組もうかと思います。

この3ヶ月の間、時間を見つけてはCD等々購入していましたが、今晩のネタは今年に入ってから一番のお気に入り作品を。

まぁ彼らのCDを始めて手にしたのは10年ぐらい前だったのですが、なぜか今まで購入していませんでした^^;

ものすごく後悔していまーす。
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BOSSA RIO
(1969年作品)

1.SAIUPA
2.DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE
3.WAVE
4.DAY BY DAY
5.TODAY ,TOMORROW
6.UP,UP AND AWAY
7.NANA
8.OLD DEVIL MOON
9.VELEIRO
10.GENTLE RAIN
11.CANCAO DO SAL

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→今年に入ってからの仕入れで最も好みにヒットしたのがこの作品でした。
あのセルジオ・メンデスが「第二のブラジル’66」を想定して結成されたのがBOSSA RIOです。

「ハープ・アルパートのA&M+セルジオ・メンデス+おまけでこのジャケット」という公式で生み出されたこの音楽がキャッチーでグルーヴィーでないわけがありませんね。
全てはこの公式にて導き出されると思います。

それにしても改めてアレンジ力の底力を感じます。
個人的にBossaNovaという音楽は「構成のシンプルさ」と「複雑・斬新なハーモニー」の絶妙なバランスが最大の魅力だと思っているのですが、この作品は実にこの二つのバランスが素晴らしいと思います。
そこにBossaNovaからソフト・ロックまで「痒いところに手が届くA&M」の素晴らしいセンスが加わり選曲まで抜群なのでノックアウトです。

1.SAIUPAはブラジル’66最大のヒットである「マッシュ・ケ・ナダ」を作曲した偉大なるコンポーザー、ジョルジ・ベンの名曲です。
特にアレンジの巧みを感じる曲で、男女コーラスの使い方、オルガンの音色、ウッド・ベースの唸り、全てに「やられた!」とテンション上がりました。

2.DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSEは20世紀を代表するコンポーザー、バート・バカラックの名曲ですね。
このあたりの選曲センスにA&Mの恐ろしさを感じます。ここでのアレンジは多分、渋谷系に通じてしまうのはピチカートっぽいからなのでしょうね。
こういうの大好きなのです^^;

そしてここでBossaNovaの基本に戻りジョビンの3.WAVEです。
WAVEはたくさんの演奏を聴いてきましたが、こういったゆったりとしたテンポでしっとりと女性ボーカルが歌い上げるアレンジのものは始めてかもしれません。
どうしてもエリス・レジーナのパワフルな歌かジョビンのヘタウマな歌を連想してしまいます^^;
後半の転調とリズムの変化が曲調に絶妙な変化がついていて面白いアレンジだと思いました。

4.DAY BY DAYはジャズ・スタンダードからの選曲ですね。
このアレンジにもやられた!と唸ってしまいました。
オルガンとピアノの使い方が興味深いです。オルガンとピアノではリズムの出し方が違います!ということが勉強になりました。

6.UP,UP AND AWAYは2.DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSEと同様の路線です。
この選曲もA&Mっぽいと感じました。
サビでのコーラス、ブレイク、オルガンの使い方、素晴らしい・・・・。。。

8.OLD DEVIL MOONはジャズやボッサで取り上げられることが多いスタンダードですね。
「君の瞳には人を魅了する悪魔が住んでいる」といった歌詞だったと思います。
ジャズではラテンと4ビートのリズムの変化が面白い曲ですが、ここでもラテンとロック調のリズムの変化で曲に変化をつけています。男女のボーカルを使い分ける点もいいですね。

全体的にセルジオ・メンデスが目指した音楽性にやられた!といった感じで私のど真ん中ストライクでした。
調べてみるとセルジオ・メンデス同様に70年の大阪万博でもライブ録音があるようです。
これは是非ともCD化してもらいたい!
セルジオ・メンデスのファンには全力でオススメしたい作品でした。

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by deaconred | 2008-03-27 23:58 | BossaNova

BLUE'S MOODS

今日のネタは自分が演奏するための参考として購入した1枚です。

一般的にはジャズ入門に最適な1枚として有名ですが、ジャズを聴き始めて10年も経ってから購入。
当時の私はこの作品を「面白みのない」作品だと思っていましたが、ジャズへの理解が深まってから聴くと、まさに基本の大切さが音楽の質をいかに高めるのか・・・と言うことを再認識させてくれました。

まだ聴いていないそのこのジャズ好きのあなた!

これはチェックです。
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BLUE'S MOODS/BLUE MITCHELL
(1960年録音)

RICHARD BLUE MITCHELL:tp
WYNTON KELLY:pf
SAM JONES:b
RPY BROOKS:ds

1.I'LL CLOSE MY EYES
2.AVARS
3.SCRAPPLE FROM THE APPLE
4.KINDA VAGUE
5.SIR JOHN
6.WHEN I FALL IN LOVE
7.SWEET PUMPKIN
8.I WISH I KNEW

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→ブルー・ミッチェルの作品の中で最も有名な1枚です。

個人的にこの作品をずっと購入しなかった理由は「ジャケット」のデザインが好きではなかったからです。
プレステッジのジャケットというのは本当に昔からソソられないのですよね^^;

そんな理由で購入していなかったのですが、練習の課題曲として1.I'LL CLOSE MY EYESが挙げられたので勉強のために購入。
改めて聴くと凄くいいのですよ!^^;

毎回書いていますが、シンプルである。ということがいかに難しいことであるか・・・ということです。
いつもたどり着くことは基本を忠実に、脱力をもって、やわらかく、全体のバランスを保ちながら・・・
と標準的な表現で平凡に聞こえますが、基本をきっちり演奏しています。

ジャズを聴いていてつくづく不思議に感じるのは、ミュージシャンには適正があって、サイドマンとしてとにかく有能な人はフロントを引き立てるということです。
ブルー・ミッチェルというトランペッターは1流のプレイヤーであることは間違いないでしょうが、超1流ではありません。
歴史的名盤を残しているという印象はなく、通好みのプレイヤーと言えるでしょう。
そんな彼がウイントン・ケリーやサム・ジョーンズの好演に支えられて1流を超えた演奏をしてしまうのです。
こういったプレイヤーの相性、個性のぶつかりというものがジャズの醍醐味の一つといえるでしょう。

課題曲の1.I'LL CLOSE MY EYESは32小節のスタンダードナンバーです。
コード進行的、曲の雰囲気的にワン・ホーンでの演奏が最適でしょうね。
オリジナルは1945年に作曲され、映画「シックス・ファイブ・スペシャル」やミュージカル「サージ・ゴーズ・トゥ・カレッジ」で使用され、知られるようになったそうです。
歌詞は「瞳を閉じて・・・僕は自分が本当に愛すべき人をみつけた。それが君なんだ」といったラブソングです。
歌モノではスロー、インストではアップテンポで演奏されることが多いです。

個人的には途中、FからAmに転調する瞬間が大好きですね。
F→Bm→E7→AmのF→Bmのベースラインを弾くのがたまらないです^^;

もしこの作品のジャケットが好みでなく、未だに購入していないジャズファンがいましたら、全力でオススメします。
これは聴いたほうがいい作品です!

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by deaconred | 2008-03-18 23:53 | Jazz

【雑記】今日の新譜情報!

今日はちゃんとCDレビューの記事を準備していたのですが、臨時ニュースが飛び込んできたので差し替えです^^;

発売が噂されていたSTEELY DANのウォルター・ベッカーのソロ作品が発売になるようです!

詳しい情報までは分からないのですが、ベッカーの公式サイトにジャケットと思われるイメージまで上がっていました。

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これは期待ですね!

STEELY DANは08年のツアーを発表し始めていますし、ますます彼らの動向に注目です!


【追伸、バーデンさんへ】
バーデンさんが愛して止まないレジデンツの「エスキモー」がハードブック仕様の限定版で再発されるそうです!
あわせてチェックしてくださいね~^^)/
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by deaconred | 2008-03-17 23:03 | 雑記

FRAGILE

最近、ちょっと気になった来日情報↓

名作『こわれもの』などで知られる英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、イエスが再始動をアナウンス。
間もなくワールド・ツアーの日程を発表するとしています。
メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、スティーヴ・ハウ(g)、クリス・スクワイア(b)、アラン・ホワイト(ds)、そしてキーボードには、リック・ウェイクマンの息子であるオリヴァー・ウェイクマンを起用するとのことです。

なんとYESがまたまたワールド・ツアーを!
驚きはキーボードにはリック・ウェイクマンの息子が!!
ちょっと驚きですね。早速、彼らの代表作を引っ張り出してみました。

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FRAGILE/YES
(1971年作品)

1.ROUNDABOUT
2.CANS AND BRAHMS
3.WE HAVE HEAVEN
4.SOUTH SIDE OF THE SKY
5.5% FOR NOTHING
6.LONG DISTANCE RUNAROUND
7.FISH
8.MOOD FOR A DAY
9.HEART OF THE SUNRISE

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→ロック史に燦然と輝く歴史的名盤です。

YESはジョン・アンダーソンの哲学的感性を軸に、さまざまなメンバーが集合離散を繰り返しているバンドです。
そんなYESの歴史の中でも1971年のFRAGILE「こわれもの」と1972年のCLOSE TO THE EDGE「危機」の二枚はYESの黄金時代と言って良いでしょう。

今のロックでは当たり前になっている鍵盤楽器の活躍と言うのはプログレにおける実験を経て市民権を得たと言えます。
表面的な特徴だけで捉えた場合、鍵盤楽器の有無がプログレを規定するという時代もあったようです。

そんなプログレ時代において鍵盤楽器の表現方法を確立したのが、この作品からYESに参加したリック・ウェイクマンです。
個人的にはプログレ時代の鍵盤使いではリック・ウェイクマンよりもEL&Pのキース・エマーソンのほうが好みです。
どうもリック・ウェイクマンの「オレはキーボードが上手いだろ!」的なプレイが耳につきます^^;

この作品はリック・ウセイクマンをフューチャーした名曲1.ROUNDABOUTとこれまた名曲9.HEART OF THE SUNRISEで決まりでしょう。
特に映画バッファロー’66でも使用されていた.HEART OF THE SUNRISEはパーフェクトに近い楽曲で鳥肌モノですね。音楽だけでも非常に映像的で、イマジネーションの波が押し寄せてきます。

この2曲の大作にて語られることの多い名盤「こわれもの」ですが、この2曲の間に挟まれている2~8の小作品集もまた一つの楽しみです。これらの作品はYESのメンバー各人の実験的な楽曲が多く、一年後に発表する最高傑作「CLOSE TO THE EDGE」へつながっていると思います。中でも興味深いのは次の2曲。

2.CANS AND BRAHMSはブラームスの交響曲第4番ホ短調第3楽章をロック調にアレンジしたもの。
ブラームスが死の床にて「最も好きな曲」と言い残した作品として有名ですね。
プログレの存在意義である「ロックの拡大」においてクラシックの影響が強いのは知られていますが、ブラームスを演奏するあたり、その意味の大切さが分かると思います。

5.5% FOR NOTHING「無益の5%」は後にキング・クリムゾンに加入するビル・ブラフォードの作品。内容的には前任のマネージャーに支払い続けなければならないロイヤリティについての皮肉だそうです。この曲がB面の最初に来ているのも興味深い事実です。

ジャケットワークはYESのアートワークには欠かせない存在となるロジャー・ディーンによるもの。
YESの形而上学的な世界観とアートワークがぴったりマッチしているところが確固たる名盤となる一つの要素だと言えるでしょう。
プログレファンのみならず全ての音楽ファンに是非とも聴いてもらいたい名盤ですね。

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by deaconred | 2008-03-13 23:50 | Rock(70年代)

【雑記】バーナード・パーディ

ブログすっかりサボっていますm(__)m
少し多忙な毎日を送っています。(FF12攻略で・・・嘘^^;)

少し前のネタになりますが、ベース弾きでありながらドラムマガジンを買いました。

特集がSTEELY DAN他、多くの名演で有名なバーナード・パーディでした。
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リズムに関してあまり知識がないのですが、STEELY DANを聴き始めてシャッフルビートのドライブ感に打ちのめされ、ジャスを聴くときも、スイングが3連符に聞こえたりと、バーナード・パーディの叩くドラムに影響を受けていると思います。

興味深いのは数々のセッションについてのインタビューですね。

STEELY DANに関しては「完璧主義者ということは聴いていたけど、”だから?”って感じだったね。」と相変わらずお茶目な発言も(笑)
まぁバーナード・パーディ自身も完璧主義者といわれれば完璧主義者ですから、「だから?」という感想なのでしょうね。
一切の妥協を許さないという姿勢が当時の西海岸のスタジオ・ミュージシャンにはあったからこそ、数々の名盤が生まれたのだと思います。

あと印象に残っているのは「ワン」の大切さ、ということです。
「ワン」というのは小節のアタマ、のワンのことです。
どれだけ難解なフィルインを叩いても「ワン」の感覚さえキッチリしていればリズムに乱れはないということなのでしょう。

私が師匠から教わっているのは「フォー」のお尻を感じること。
これは「フォー」のお尻をしっかり感じれば「ワン」の位置は自然と決まるという教えです。
スイングするベースを演奏するにあたって、どうしても意識しないと出来ない「フォー」のお尻を感じるというのは非常に大切なことだと感じています。

ともに「ワン」の大切さについての教えですね。


最後にはバーナード・パーディが参加しているCDの紹介もありました。
恥ずかしながら半分以上は未聴な作品だったので、順番にチェックしていきたいと思います。


っとコネタとしてはSTEELY DANが08年のライブ日程を発表しました。
今はまだ2箇所のみですが、そのままずーっとライブ回ってまた日本に来て欲しいものです!
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by deaconred | 2008-03-10 23:57 | 雑記

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred
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