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【雑記】iPodとiTunes

そろそろiPodに乗り換えて1ヶ月になろうとしています。

iPodで驚いた機能

・イヤホンをさすと自動電源ON
・イヤホンを抜くと自動的に一時停止


SONYのウォークマンにはなかった機能だったので驚きました^^;

また、iTunesで曲を管理していますが、曲名などに特殊文字等を使うと同期後にiPodが文字化けすると言う経験もしました。
うわ!壊れた!!と凄く驚きましたが、冷静にネットで調べてみると問題特定できて解決。
レイ・ハラカミの[lust]の[]が文字化けの原因だったようです。

実はiPod購入時にアップルのスタッフさんからiTunesのギフトカードをもらいました。
と言っても1曲だけ曲をダウンロードすることができるそうです。

ここはやっぱりPerfumeだな!
f0062463_12123719.jpg
と「ポリリズム」を検索したのですが、HITしませんでした。
推測ではPerfumeはiTunesでの販売をしていないのでしょうね。
レコード会社によって取扱が違うのでしょうね。
(確か「アップル」でもめていたビートルズの曲も取扱いする、しない、とニュースになっていた記憶があります。)

勢いに乗ってYouTubeにて「チョコレート・ディスコ」を聞いたら頭から離れなくなりました。
やっぱりパフュームは恐るべき女子です。

この1曲ダウンロード、未だに使えていないのですが、この曲を聴け!というのがございましたら教えてください。
但し、iTunesで取り扱っているものに限ります^^;
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by deaconred | 2008-10-31 17:31 | 雑記

COOL AND SPARKLING

iPodへの取り込みは時間があるときに進めています。
昨晩の同期で1,000曲を越えました~♪

作業的には
①CD挿入→②ジャンル選択→③リッピング→④ジャケット画像設定→⑤同期
という作業なのですが、面倒なのが④ジャケット画像設定です。
アップルのデータベースに画像が存在すればクリックだけで済むのですが、ない場合はネット等で画像を探して手動で設定しています。
今までの取り込みの中で7割ぐらいは自分で画像を探しているのですが、人に言わせれば「マニアック過ぎるからないのでは?」なのでしょうが、著作権等の問題もあるようです。

ちょっと笑ってしまったのは、グーグルの画像検索で検索かけたらこのブログがヒットして、自分のブログから画像を入手しました^^;
(と言うことはマイドキュメントにもスキャンしたデータがあるということなのですがね・・・)

昨晩、取り込んだCDはネットでも良い画像を見つけることが出来ませんでした。
思い入れのあるCDだったので、自らスキャンして、このままブログのネタにしよう!とジャケットをスキャン。
今晩はこれをネタ振りにしたいと思います。
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******************************************************
COOL AND SPARKLING/PAUL SMITH
(1956年L.A.録音)

JULIUS KINSLER:fl
RONNY LANG:as
PAUL SMITH:pf
TONY RIZZI:g
SAM CHEIFITZ:b
IRVING COTTLER:ds

1.I REMEMBER YOU
2.KEMPY THE PAINTER
3.A YOUNG MAN'S FANCY
4.DANDY RANDY
5.ALONE TOGETHER
6.THE GRUMP
7.YOU AND NIGHT AND THE MUSIC
8.I'LL TAKE ROMANCE
9.LITTLE EVIL
10.CAN'T HELP LOVIN' DAT MAN
11.MURPHY'S LIGHT
12.HAVE YOU MET MISS JONES?

******************************************************

→ジャケットは音楽を表現する。
まさにこのジャケットは音楽を表現しています。
もしかすると言葉は要らないかもしれません。このイメージのとおりの音楽です。

ポール・スミスというピアニストは「粋なピアニスト」と評されるピアニストで、ライブよりもスタジオで活躍していたようです。
とにかく巧みで粋なピアノを聞かせてくれるピアニストですね。
名前が名前だけに、検索しても「あっち」のポール・スミスがヒットして詳しくは調べられませんでした^^;

ジャズにも色々な種類のジャズがありますが、この作品は非常に「分り易い」ジャズに分類されると思います。
もしかするとイージー・リスニングになるかもしれません。
心を空っぽに、難しいことを考えることもなく、そのまま楽しめるジャズですね。
お酒は強くないけど、カクテル程度なら飲める・・・といった感じです。

選曲はスタンダードを中心にセレクトしているため、非常に楽しめます。
全体的に細かいアレンジが聴き所ですね。
フルート、サックス、ギターの使い方が上手く、してやられた!と思ってしまいます。
さらに曲の並びが絶妙です。
特に5.ALONE TOGETHER~8.I'LL TAKE ROMANCEの流れはまさに鬼。
これは流れを切らずに聴きたくなります。

5.ALONE TOGETHERはよく演奏されるスタンダードナンバー。
アドリブに入る前のアレンジが素晴らしく、ギターとフルートのコール&レスポンスにはグっときます。
ピアノのアドリブも音数が少なく、厳選されたフレーズを紡ぎだしています。
それでいて途中からはホーン・アレンジが加わり、非常に分厚いアンサンブルを聴いているように感じます。

6.THE GRUMPはアップテンポでのアレンジ。
小粋にスイングするドラムに心が躍ります。
素晴らしいのは1:14ぐらいからのアレンジです。アルトのキメにピアノが絡み、ピアノのアドリブへと展開していきます。同じ手法でギターへとアドリブが写り、バックテーマに戻ります。
素晴らしい。

7.YOU AND NIGHT AND THE MUSICは「あなたと夜と音楽と」という邦題で知られるスタンダードですね。
ピアノのアドリブ途中の1:14からのアレンジとアドリブが素晴らしいです。
バックテーマからエンディングにはベースのアルコも入り、演奏時間が短いながらも大満足です。

8.I'LL TAKE ROMANCEは個人的に大好きな曲です。
Fの循環コードで曲が展開するのですが、そう聞こえない美しい曲です。いつかピアノ・トリオで演奏したいと思っています。
同じく、ピアノのアドリブとホーン・アレンジ、ブリッジのアレンジが素晴らしいです。
キメが決まってギターのアドリブに移る2:00ぐらいが最高にグっと来て泣けます。
ここまで脱力しながらここまでテンション高い音楽が演奏できるのは本当に凄いことなのでしょう。

流れるように、カクテルのように、聴くことのできるジャズ。
棺桶に入れて欲しい、と思えるぐらいの愛聴盤です。
皆様にもこのカクテルおすすめします。

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by deaconred | 2008-10-29 23:52 | Jazz

USUAL REVOLUTION AND NINE

毎日、毎日、同じことの繰り返しのようで「日常」から脱却できない。
故に現在の「娯楽」といわれるものは「非日常的」であり、旅行等の消費は「非日常」の体験と言えるかも知れません。
個人的にはこの「日常」と「非日常」の格差が「人生を濃密にしてくれる手段」だと思っています。

問題は「非日常」がどこからやってくるのか?という問題。

最近は「経験」と「知識」の関係性について考えることが多くなっています。
「経験」というものはどこからやってくるのか?
このあたりを考えれば「日常」の「非日常」化について、光が見えるかもしれません。

そんなことを考えているときのBGMはこちら。

「日常」を「非日常」にしてくれる音楽です。
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USUAL REVOLUTION AND NINE/no.9
(2008年作品)

1.INTRODUCTION
2.I HOPE [ canon no9 remix ]
3.ALIVE
4.FUTURE AIRPORT
5.AGAIN AND AGAIN
6.SYMMETRY WORLD
7.MEGURU
8.FOUND IT
9.PRINCESS
10.PRAYS
11.AFTERGLOW no.9 remix
12.CLOVER CLASSIC
13.OVER THERE EMPTY
14.WITH MILLIONS OF LOVE - fine -

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→”穏やかに、力強く、そして美しく。クラシックギターとピアノが織りなすメロディーに、感情的な電子音が絡み合う。「日常と革命とナンバーナイン」そう、普通の事が素晴らしく、当たり前の事が新鮮になるように、ドラマチックな毎日を創りだす。”

公式HPに記載されていた文章を引用してみました。
この文章のとおりの作品。

ジャンル的には「エレクトロニカ」に分類されると思われます。
始めて聞いたときの感想は「あ、好きなタイプの音楽」ということでした。

この手の音楽については「これぞ21世紀の音楽だ!」と勝手に定義し、その構成要素として「共鳴」「共存」「イノセント」と勝手に解釈しておりました。
流れ的にはアンビエントとミニマムの流れを最新の機材で表現すると言った感じでしょうか?
エコであったり、一点の誤解もない完全な相互理解といった理想をイメージされる音楽です。

この手の音楽についてはコーネリアスやレイ・ハラカミ、高木正勝にて体験済みで、どうしても彼らの音楽との比較をしてしまいました。
彼らの音楽と比較した場合、no.9の音楽は意図的でより広がりを感じます。
ミニマムでもなくアンビエントでもない、別のフィールドなのかもしれません。

前述のとおり、音楽的にはアコースティックなサウンドと電子音との融合が特徴的なのですが、アコースティックな部分の主張が激しいのかもしれません。
ともに共存し、共鳴し、存在を引き立てあえばもっと好みの音楽だったかもしれません。

面白いと思った曲は2.I HOPE [ canon no9 remix ] です。
これはクラシックの名曲である「カノン」のリミックスバージョンです。
クラシックの導入ということはあらゆるジャンルで行われていることですが、なかなか斬新に聴くことが出来ました。

リンク張ればいいですが、公式サイトにて試聴できますので是非、どうぞ。
(公式サイトは音出ます)
またライブの様子がありましたので、こちらもどうぞ。

「日常」をいかに「非日常」へ持ち込むか?(そもそも非日常はやってくるのか分かりませんが・・・)ここが21世紀を生きるうえで非常に重要なことだと思っています。
音楽は所詮、音楽でしかありませんが、非日常を呼び込む手段としては有効かもしれません。
それも音楽の力だと信じています。

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by deaconred | 2008-10-24 23:49 | Electoronica

御中元

CDの棚の中から明和電機のCDを発見しました!

今晩は時期的には「お歳暮」が近いかもしれませんが、「御中元」をお送りしたいと思います。
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御中元/明和電機
(1996年作品)

1.明和電機社歌
2.寸志(1)
3.ワン・ノート・サンバ
4.寸志(2)
5.子象の行進
6.寸志(3)
7.亡き王女のためのパヴァーヌ

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→大地を揺るがせ!進化したツクバミュージック第二弾!
まぁまぁここはおひとつご笑納くださいませ。

明和電器第二弾CDです。楽曲からするとミニ・アルバムということになるのでしょうか?
CDの帯に記載されたジャンルは「プログレ/ツクバ」です。
彼らは自らの音楽を「ツクバ」と称し、リバプール、モータウン、デトロイトに次ぐ新しい音楽のスタイルとして全世界に発信していきたいと目論んでおりました。
ツクバ、いいネーミングですね。それでもプログレなのが面白いです。

選曲は明和電器社歌と寸志がオリジナルです。
ワン・ノート・サンバはご存知アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲。ボサノバからの出典ですねさらにはヘンリー・マンシーニの5.子象の行進、ラベルの亡き王女のためのパヴァーヌと続きます。

ワン・ノート・サンバは明和電器の経理担当、ヲノ・サトルの編曲が素晴らしいです。
使用している楽器はパチモク、コイ-ビート、放電魚、グラスカープ、魚立琴、ゴムベースです。
パチモク(つまりは木魚の音ですが)のビートが見事にボサノヴァのリズムになっているから驚きます。全く違和感がないのです。

一番の聴き所は1.明和電機社歌です。
いかにも社歌!という感じの仕上がりでありながら、非常に完成度は高いです。
この曲調、アニメなどで生き残っていて欲しいところですが、既にそんな時代でもないのでしょうか?
何か大切なものを失ってしまったように感じます。
多く語ることはないでしょう。実際に聞いてみてください。
あなたも明和電器に転職したくなるでしょう。
しかし、宇宙の力は100Vにしかならないのでしょうか?^^;


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by deaconred | 2008-10-22 21:52 | Rock(other)

明和電機

たまたま、Youtubeを開いたら、TOPに明和電機の動画がありました。

うわ!明和電機って懐かしい~!!

と関連動画を見てしまいました。

みなさん、明和電機をご存知でしょうか?
(世界的に有名な企業です)

明和電機は土佐信道のプロデュースによるアートユニット(?)です。
青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼び、日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで活動しています。
魚をモチーフにしたナンセンスマシーン「魚器」シリーズやオリジナル楽器「ツクバ」シリーズを制作し、その製品のすばらしさをアピールしています。
社訓は「やったもんがち、とったもんがち」、活動方針として「やりにげ」を掲げています。

確かSONYの新人発掘のオーディションで合格して、メジャーデビューしたと記憶しております。
初めて彼らの音楽を知ったのはもう10年ぐらい前のことです。

当時はインターネットもそれほど普及していない時代だったので、明和電機の製品について詳しく知ること(演奏方法とか)が出来ませんでした。

明和電機の製品はとにかく「全力でバカバカしい」という点がすばらしいです。
それでいて非常にクールな作品が多いのが魅力ですね。
これを是非、ご覧下さい。

CD持っているのですが、ちょっと見当たりません^^;
今晩、探してみて発見できればネタに使って行きたいと思います^^;
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by deaconred | 2008-10-20 23:07 | Rock(other)

CAFE BLEU

少し時間をかけてCDの棚を見てみました。

ボクシング見ながらだったので3分TV見て1分棚と向きあう。

何かを忘れている・・・。

そう思った瞬間、思い出しました!

スタカンを忘れている!(><)

うかつでした。スタカンを忘れるなんて・・・

スイマセン、ウェラー先生・・・。

久しぶりに聴いてみるとこれが泣けるじゃないですか!

あ、あと穂積強いです!7度目の防衛おめでとうございます!
粟生は惜しかったなぁ~
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**************************************************
CAFE BLEU/THE STYLE COUNCIL
(1984年作品)

1.MICK'S BLESSINGS
2.WHOLE POINT OF NO RETURN
3.ME SHIP CAME IN!
4.BLUE CAFE
5.PARIS MATCH
6.MY EVER CHANGING MOODS
7.DROPPING BOMBS ON THE WHITE HOUSE
8.GOSPEL
9.STRENGTH OF YOUR NATURE
10.YOU'RE THE BEST THING
11.HERE'S ONE THAT GOT AWAY
12.HEADSTART FOR HAPPINESS
13.COUNCIL MEETIN'

**************************************************

→”めいっぱい突っ走ってきた青春を振り返って、ふと立ち止まると、そこには男のやさしさと粋とロマンがあった・・・”

絶頂期を迎えていたTHE JAMを突然解散させ、ポール・ウェラーがミック・タルボットと結成したスタイル・カウンシルのデビュー・アルバムです。
上の文章は学生時代に買ったCDの帯に書かれている文章です。
クサイ文章ですが、見事なまでにこの作品を表していると思います。

1984年当時、まだまだ子供だったので当時の状況がわかりませんが、スタイル・カウンシルの音楽は白人による黒人音楽のオマージュだと感じています。
なんとなく(よく分かりませんが)モッズのイメージで語られるウェラー先生ですが、インタビューでも語っているようにカーティス・メイフィールドへの敬意などからそのバックには黒人音楽の影響が大きいように感じます。

既に死語になっているアシッド・ジャズも一種のオマージュではなかったか?と思うのですが、その源流というのはスタイル・カウンシルにあるように思います。
音楽的傾向としては「AOR」なんかに近いのかもしれませんが、その源流、ベクトルは全く異なっています。

興味深いのは「元祖カフェ的サウンド」を完成させつつも7.DROPPING BOMBS ON THE WHITE HOUSEな4ビートにチャレンジしたり、いかにも80年代のサウンド!的な8.GOSPELなど実験的なサウンドに取り組んでいる点です。

スタイル・カウンシルというバンド名が示すように「流行」に敏感でなければダメ!とウェラー先生は感じたのでしょうか?
THE JAM時代はコンセプトに傾倒し、スタカンではスタイルに傾倒しているように感じます。
JAMが絶頂期でありながらこういった時代を読む力があったから解散に踏み切ったのでしょうか?
絶頂期の解散というのも非常にポール・ウェラー的だと思います。

一番知られていると思われる曲は6.MY EVER CHANGING MOODSではないでしょうか。
この作品に収録されているバージョンはミック・タルボットのピアノにポール・ウェラーの声だけという非常にシンプルで美しい構成です。
また、この曲はホーンの入ったバンド・バージョンもありそれはネット上で色々聴けそうです。

それにしても名曲です。さらにポール・ウェラーが男前過ぎます。
天は二物を与えてしまっています。
このルックスに、この才能・・・凄いですね。

秋の夜長というのは何故かギターが聴きたくなります。
この作品のギターは染みるのでオススメですね。
ポール・ウェラー万歳!


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by deaconred | 2008-10-16 23:55 | Rock(80年代)

SCHIZOID MAN

今晩は帰宅してからキング・クリムゾンのオリジナル・アルバムをiTunesにてPCに取り込みました。

取り込みが終わると、アートワーク(ジャケット)をiTunesから引っ張ってくるのですが、CDがマニアックなのか、なかなかアートワークが見つからず手動でアートワークを入れてる場合があります。
意外にもAREAとかはジャケット見つかるのですが、ボサ・ノヴァは何故か壊滅的。
殆ど見つかりません。

まぁ古い作品を中心に聞いているので仕方ないのかもしれません・・・

しかし、驚いたのはキング・クリムゾンの歴史的名盤「クリムゾン・キングの宮殿」のアートワークがなかったことです。
フリップ大先生は著作権について大変厳しい人なのでその影響なのかもしれませんが、やっぱりこれほどの歴史的名盤ならばおいておいて欲しいと思います。

それにしても「クリムゾン・キングの宮殿」をはじめて聴いた時の衝撃は忘れられません。
こういう表現もあるのか!と目から鱗で、ロックに対する見方が変わりました。
正直、価値観をひっくり返されるという経験はこういうことを言うのでしょう。

洋楽を聴かない人には全くなじみがないバンドだと思います。
今日は名前と顔だけでも覚えて帰ってください。
キング・クリムゾン「クリムゾン・キングの宮殿」
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と衝撃的なジャケットですよね?
代表曲の「21世紀の精神異常者」(この邦題はもう禁止になっているようです)は一時期CMなどで使われていたともあり、もしかすると耳にしたことがあるかもしれません。

丁度、CMで使われていた時代にクリムゾンのマニア向けコレクションとして発売されたシングル集がありました。今晩はこちらをご紹介します。
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21st CENTURY SCHIZOID MAN/KING CRIMSON

1.21st CENTURY SCHIZOID MAN (EDIT)
2.21st CENTURY SCHIZOID MAN (ORIGINAL VERSION)
3.21st CENTURY SCHIZOID MAN (LIVE 1969)
4.21st CENTURY SCHIZOID MAN (LIVE 1972)
5.21st CENTURY SCHIZOID MAN (LIVE1974)

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→クリムゾン・マニアのために企画されたコレクターズ的作品ですね。
キング・クリムゾンの名曲「21世紀の精神異常者」のヴァージョン違いを集めたCDです。

この曲は1969年に発売された「クリムゾン・キングの宮殿」に収録されていた曲で、ロックの歴史を塗り替えた、70年代の方向性を示した名曲だと言えます。

2.はオリジナルバージン、1.はオリジナルのエディットバージョンで、3-4が貴重なライブ・ヴァージョンとなっています。

3.1969年のライブは「宮殿」時代のメンバーによる演奏で、グレッグ・レイクのボーカルにイアン・マクドナルドのサックス、マイケル・ジャイルズのドラムとファンにはたまらないメンバーでの演奏です。

4.1972年のライブは「アイランズ」時代のメンバーによる演奏。
メル・コリンズのサックス、ボズのベースにボーカルと叙情性が前面に出ており、21世紀に既に絶望しているクリムゾンの音楽を聴くことが出来ます。

5.1974年のライブは「太陽と戦慄」時代のメンバーによる演奏。
デビット・クロス、ロバート・フリップ、ジョン・ウエットン、ビル・ブラフォードという黄金メンバーですね。
「太陽と戦慄」以降のクリムゾンのコンセプトである「即興性」が特徴的な演奏となっています。
緊張感は一番伝わってきますね。
この頃の音源があったので貼っておきます。

この音楽が既に40年前の音楽だなんてとても信じられません。
当時、既に21世紀に絶望していたクリムゾン・・・21世紀を迎えてフリップ先生の考えは変わっていないのでしょうか?
最新作のタイトルは「信じる力」でした。
シングルは「しょうがない」

クリムゾンの音楽の原点に触れて、今、彼らがどんな未来を見ているのか?
非常に興味があります。

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by deaconred | 2008-10-14 23:17 | Rock(70年代)

GIANT STEPS

やっとiPodへCD100枚転送終わりました。

TV観ながら、ネット視ながらコツコツとリッピングです。

昨晩はジャンル関係なく、思いつくCDを取り込んだのですが、その中の1枚を今晩はレビューしたいと思います。

常に新しいことはあくなき探求から生まれるものなのでしょう。
ジャズという「自由な」音楽の中にあって、新しいアプローチをすることは非常に難しいことだと思います。
マイルスがモードに着手していた頃、もう一人の巨人は「コルトレーン・チェンジ」を完成させていました。

ハード・バップの壁を突き破った「コルトレーン・チェンジ」は必聴です。
f0062463_22101654.jpg
**************************************************
GIANT STEPS/JOHN COLTRANE
(1959年録音)

JOHN COLTRANE:ts, ss
TOMMY FLANAGAN:pf
CEDAR WALTON:pf
WYNTON KELLY:pf
PAUL CHAMBERS:b
ART DAVIS:ds
LEX HUMPHRIES:ds
JIMMY COBB:ds

1.GIANT STEPS
2.COUSIN MARY
3.COUNTDOWN
4.SPIRAL
5.SYEEDA'S SONG FLUTE
6.NAIMA
7.Mr P.C.

**************************************************

→ジョン・コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」はモダン・ジャズに燦然と輝く歴史的名盤です。

ジョン・コルトレーンは日本で最も人気のあるミュージシャンの一人です。
常に自己改革を進め、自らの音楽を昇華させていったその姿勢が日本人に受けるのかもしれません。
日本には「コルトレーン研究家」なるマニアが大勢いると聞いています。
おろるべし、コルトレーン。

そんなコルトレーンの名前を一気に有名にしたのが、「コルトレーン・チェンジ」と呼ばれる独特のコード進行です。
このコード進行を用いて、今までにない新しいジャズを創り上げました。
俗に「黄金カルテッド」と言われる時代の少し前の出来事です。

そうなると「コルトレーン・チェンジ」とはなんだ??
と言うことになると思います。

頭では理解しているのですが、間違ったこと書けないのでググってみると

「短3度上の7th → Maj7に解決 → 短3度上の7thの連続」と書いてありました。

1.GIANT STEPSの冒頭のコード進行は


/BM7 D7/GM7 B♭7/ E♭M7 /Am7 D7/
/GM7 B♭7/ E♭M7 F♯7/BM7 /Fm7 B♭7/


で、このコード進行の1小節~3小節、5小節~7小節がコルトレーン・チェンジです。

最初の3小節はE♭へ向かうコード進行で、冒頭のBM7はE♭のⅡm7であるFm7が来ると思いきや、いきなり裏コードを用いてBM7となっています。
そして「短3度上の7th → Maj7に解決を繰り返すのですが、興味深いのは、この3小節を

BM7→D7→GM7→B♭7→ E♭M7

①BM7→         B♭7→EM♭7
②     D7→GM7

と分解すれば、下段のD7→GM7はCに解決します。
E♭とCmは平行調の関係で、スケール的には同じですよね。
ここにコルトレーン・チェンジの真髄があるのかもしれません。

ところでこの曲では名盤には顔を出すことの多いトミー・フラナガンがピアノで参加しています。
フラナガンは録音当日初めて譜面を見たそうなのですが、あまりにも馴染みのないコード進行だったため、バッキングのピアノを弾くのがやっとで、アドリブは途中で放棄してしまっています。
後に、コルトレーン・チェンジの理解を深め、自らの作品でリベンジしています^^;
プロにも衝撃を与えているコルトレーン・チェンジ、恐るべきです。

動画があったので貼っておきます。
よく、ジャズを聴きますよ!という人の中でアドリブを理解せずに聴いている人がいて困ります。
ジャズの醍醐味はアドリブにあります。
この曲は16小節の曲で、動画の中で音符が動き出したら、そこからアドリブ、つまりは即興で吹いていると言うとです。
極めて基本的なことですが、時々、アドリブご理解していない人がいて困ります^^;;
(しかしこの動画作った人、凄いです)

その他の曲にも面白い要素ありますが、今回はここまで・・・。
一つだけ申し上げますと7.Mr P.C.はベーシストのポール・チェンバースに捧げられた曲です。
マイナー調のブルースと言えばこの曲ですかね。

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by deaconred | 2008-10-09 11:24 | Jazz

FIVE MILES OUT

さてさて、毎日少しづつCDの取り込み作業を続けています。

iTunesは思っていたよりも使い方が難しいような気がしています。
SONYのほうが直感的に操作できていました。
ジャケット・アルバムが表示できるようになってCDのリッピング後にジャケットデータを取得するのですが、まだまだデータが少なく、表示されるケースのほうが少ないです。
(というか聴いているCDがマニアックなだけでは?という意見もありますが・・・)

取り込みの順位は当然、よく聴くCDから取り込んでいけばいいのでしょうが、なぜかそういう状況になっていません。
ざっとCD棚を眺めたときに目に付いたCDから取り込みしています。
未だによく聴くはずのベース系のジャズ(ポール・チェンバースやレイ・ブラウン等)は全く取り込みしていません。

昨日、取り込みをしたCDを今晩はご紹介。
なぜ、これを先に取り込みたいと思ったかは謎です。
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**************************************************
FIVE MILES OUT/MIKE OLDFIELD
(1982年作品)

1.TAURUS Ⅱ
2.FAMILY MAN
3.ORABIDOO
4.MOUT TEIDI
5.FIVE MILES OUT

**************************************************

→普段はほぼ読まないのですが、「小説」の効用や、「芸術」の効用について考えることがあります。
その効用の一つには「他の世界を知る」ということがあると思います。
小説を通じて、芸術を通じて自己にない世界を体験する。
この「体験」こそが小説や芸術が存在する意義のひとつではないか、と思うのです。


マイク・オールドフィールドと言えば、映画「エクソシスト」のあの音楽で有名なアーティストです。
彼の音楽はいつでも内向的な世界を実に巧みに表現していると思います。
音楽を通じて彼の内なる世界を体験する。
マイク・オールドフィールドの音楽の楽しみ方はここにポイントがあるのではないでしょうか。

1973年「チューブラー・ベルズ」にてデビューした彼は、幼い頃から内向的な性格で、音楽以外のことには全く自信をもてませんでした。
「チューブラー・ベルズ」では自ら23もの楽器を演奏し、約2300回の録音を一人でこなし、宅録マニア的大傑作を生み出しています。

彼の音楽は彼の内なる世界を見事に表現しているため、実に物語性に富み、まるで小説を読んでいるかのように進みます。
当時のLPでいうA面には25分にも及ぶ1.TAURUS Ⅱのみとし、B面(つまり2曲目以降)には短い歌物を配置すると言う構成です。
1.TAURUS Ⅱはアイルランド音楽の影響でどこか牧歌的な楽曲でありながらロック的要素を多く含んだ不思議な叙事詩です。
何度聴いてもその世界に引き込まれ泣いてしまいます。

2.FAMILY MANはホール&オーツもカバーした名曲です。
ビートが80年代っぽくって好きです。

4.MOUT TEIDIには元EL&Pのカール・パーマーがパーカッションで参加しています。
EL&P好き、特にカンフースーツのカール・パーマーが好きな人はチェックです。

この作品の中で個人的に一番好きな曲は5.FIVE MILES OUTです。
この曲はジャケットにも描かれているように墜落してしまうかも知れないパイロットと管制官の会話が歌詞となっている曲で、そのアイデアと楽曲、ドラマ性が素晴らしいです。
一種の物語、舞台を見ているような気分になってしまいます。
80年代らしく、ボコーダーやシンセサイザーの使い方が効果的です。
果たしてこの飛行機は危機を脱出することが出来るのでしょうか?


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by deaconred | 2008-10-06 23:09 | Rock(80年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred
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