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YES

「連続」

とはひとつの秩序と言えると思います。


音楽には欠かせない「リズム」も強拍と弱拍の「連続性」がなければ「リズム」として認識されないでしょう。
北欧のテキスタイルにも「連続性」を見出すことができます。

どうも私は「連続」というキーワードに反応して精神が高揚するようです。

そういう意味でも「連続」というキーワードは私の精神を高揚させます。

同じテーマをずっと続けている英国のポップ・スターが新作を届けてくれました。
ドラムマシーンの音、サンプリング、シンセサイザー、独特な歌声、同じパターンの「連続」で聞かせてくれる彼らの音楽は精神を高揚させてくれます。
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YES/PET SHOP BOYS
(2009年作品)

1.LOVE etc.
2.ALL OVER THE WORLD
3.BEAUTIFUL PEOPLE
4.DID YOU SEE ME COMING?
5.VUlNERABLE
6.MORE THAN A DREAM
7.BUILDING A WALL
8.KING OF ROME
9.PANDEMONIUM
10.THE WAY IT USED TO BE
11.LEGACY
12.LOVE etc. (Pet Shop Boys Sex mix)

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→3月はブログ書けていませんね(汗)
今日のネタは全くチェックできていなかったPSBの新作です。

PSBに関してはもう内容関係なく、全ての作品即購入です。
自分の音楽履歴の中でも最も影響を受けているアーティストなのかもしれません。

個人的にPSBの最高傑作は1993年の「Very」で、その後に発売されている作品も当然大好きながら「Very」を超える作品は1999年の「Nightlife」ぐらいでした。
2000年以降は2002年の「Release」は??、2006年の「Fundamental」は○といった感じで、好みのど真ん中ストライクな作品はありませんでした。

しかし、今回の作品はかなりの好みです。

PSBの一番の特徴は常に時代を風刺する皮肉たっぷりの歌詞に常に最新のスタイルを自己の音楽に取り込むセンスにあると思います。
作曲としてはそれほど才能があるわけではないのですが(否定で言っているのではなく)その音楽的スタイル、機材等々、常にシーンの最先端を走っているところが本当にスバラシイです。

PSBの音楽を聴いていて常々感じるのは「ポップス」とはなに?と言うことです。
彼らの音楽は一種のピコピコで、エレクトロニカなどに分類されることがありますが、昔から「ポップ・ミュージック」という軸からぶれていないという信念があるように感じます。

そもそも「ポップス」とはどういう音楽なのか?というのは10代の頃からのテーマで、自分なりには答えを見つけ出しているつもりではあるのですが、PSBの新作を聴くたび、その疑問にぶち当たってしまいます。

さて、中身ですが、先にブログで紹介した1.LOVE etc.が中毒的に脳内再生されてしまいます。
PVの印象が強いのも影響しているのかも知れません^^;
曲を聴くたびにあのPVが脳内で補填されてしまいます。
「お金では幸せになれないかもしれないけど愛では幸せになれる。」と言ったベタな曲ではあるのですが、そのためにはスーパースターでなくてもいい、スーパーカーを運転しなくてもいい。という歌詞の羅列がいかにもPSBらしく、ほくそえんでしまいます。
シャッフル調のリズムも目新しく感じる点かもしれません。

2.ALL OVER THE WORLDは何故かリフに「くるみ割り人形」を用いていて歌詞のアイロニーとハウスのリズムにマッチしているようでマッチしていない感じがPSB的でした。

今一番のお気に入りが6.MORE THAN A DREAMです。
イントロから好きなタイプの曲調で、バースからサビへの展開が素敵です。
サビのメロディーもセクシーで良いです。

7.BUILDING A WALLは欧州では良く取り上げられる(?)テーマである「壁」について歌った曲です。
バックボーカルのニールの声が地声すぎて笑えました。

8.KING OF ROMEは1990年に発売した「Behaviour」時代の頃のような内向的な曲調。
曲はナポレオンの息子の物語からのインスピレーションだそうです。
全体的に静寂な音世界で、精神に訴えかけるピコピコは好みです。

と、ざっと曲の印象を書いてみましたが、本当に良い作品です。
2000年代のPSBの作品の中では一番の出来ですね。

勢い的に来日!とか全然期待していないので、これからもコンスタントに新作届けて欲しいです。
これからの人生でやっぱりPSBの音楽が私には必要です。
一生ファンだと思いますね。

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by deaconred | 2009-03-31 23:59 | Electoronica | Trackback | Comments(1)

YES

まーったくチェックできていませんでした!

なんとPET SHOP BOYSが2年ぶりの新作を発表!という全く予期していなかったニュースに遭遇。
発売日が3月18日って明後日じゃないですか!

最近、PSBの公式サイト見ていなければ関連サイトにも足を運んでいなかったため、全くノーマーク。
死角からハイキック飛んできた気分です
タワレコサイトより↓↓

エレクトロ・ポップの巨匠、ニール・テナントとクリス・ロウによる不世出のデュオ“ペット・ショップ・ボーイズ”
2年振りの新作!通算9作目となる本作は、ヒット・プロダクション・チーム、XENOMANIAとのコラボ!ジョニー・マーや、オーエン・パレットも参加しています!スペシャル・エディションに収録曲のダブ・ヴァージョン他貴重曲を収録した2CD仕様!


相変わらずジョニー・マーなんかともお付き合いしているのですね。
Youtubeで新曲聴きましたが、なかなか期待できそうな感じでした!
というよりデビュー当初から一風変わったPVを作る彼らのこだわりですが、PVがシュールで最高にクールでした!!
これは良い!!!!もはや芸術です!!!

当然、発売日に買いに走ります!(^^)/

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by deaconred | 2009-03-16 23:01 | Rock(00年代) | Trackback | Comments(2)

BREAKIN’ IT UP

最近気になった音楽系ニュース↓

■来日あるのか?
久々にSTEELY DANの公式サイトを覗いてみたら、09年もツアーに出るみたいです!
現在発表されている日程ではアジア方面に来る感じはないですか、もし来日!となれば嬉しいですね。
しかしビルボードの杮落としで10万ぐらい使ったので、今度は普通の金額でお願いしたいところです・・・。。

■しゃべる??
新型iPod shuffleが発表されましたね。
目玉機能は「しゃべる」ということですが、この機能果たして必要なのでしょうか?^^;
ジャズの場合、アーティスト名はやっぱりリーダーの名前になるのでしょうか?

さて、今月は色々といっぱい、いっぱいなのです。
結構、ストレスのせいか1月2月とCD結構買ったわりには向き合って聴けていません。
こういうときは聞きなれた、基本に忠実な、音楽をカラダが求めているようです。

ジャズではこういうスタンダードなピアノ・トリオが癒しになります。
精神に語りかける音楽です。
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BREAKIN’ IT UP/BARRY HARRIS
(1958年録音)

BARRY HARRIS:pf
WILLIAM AUSTIN:b
FRANK GANT:ds

1.ALL THE THINGS YOU ARE
2.ORNITHOLOGY
3.BLUESY
4.PASSPORT
5.ALLEN'S ALLEY
6.EMBRACEABLE YOU
7.SRO
8.STRANGER IN PARADISE

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→バド・パウエル直系のピアニストとして有名なバリー・ハリスのデビュー作です。
これは個人的に名盤だ!と愛聴しております。

バリー・ハリスはバップ時代から活躍するベテランですが、そのプレイは「地味」という印象が強いです。
確かにバド・パウエル直系のピアニストと知られていますが、バド・パウエルのような「狂気」があるわけでもなく、非常にスタンダードなピアノを弾くピアニストです。
そのテクニックは「狂気」から生まれるのではなく「練習!練習!練習!」から生まれているようです。
やっぱり「基礎」ほど大切なものはないのでしょうね。

バリー・ハリスの名前を始めて知ったのはリー・モーガンの復帰作としてよく知られている「サイドワインダー」でした。
それからはどうもサイドマンという印象が強かったのですが、この作品に出会ってからバリー・ハリスを見る目が変わりました。

一番、聴いて欲しいのはバップの時代から愛されているスタンダード・ナンバーである1.ALL THE THINGS YOU AREです。
この曲を久しく演奏していませんが、個人的に演奏するのが好きな曲ですね。
サビの8小節をアフロにしたりするアレンジがベタですが、このリズムチェンジの瞬間が恍惚なのです。
さらにA♭M7→Am7-5やGM→F♯m7などの半音階進行がたまらないです。
この曲はアップテンポで演奏されることが多いのですが、バリー・ハリスはミディアムテンポで演奏しているのです。
それまでは高速なALL THE THINGS YOU AREしか聴いたことがなかっただけに、この解釈が非常に斬新でした。
そしてその演奏が儚く美しいのです。是非とも聞き比べてみてください。
(メンバーの紹介が1分25秒あります)



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by deaconred | 2009-03-13 22:54 | Jazz | Trackback | Comments(2)

I.G.Y.

ここでこんなことを書いて身内に見つかったら嫌だな・・・と思いながらも書いてみます。

実は兄弟が音楽業界で働いておりまして。

長い間、現場の音響さんがサウンドテストに使用している曲がかっこよくて誰の曲なのだろう?と気になっていたそうです。

それが5年経ってやっと我らがドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」ということが先日判明したそうで(笑)
今更やけど今度「THE NIGHTFLY」貸してくれ、とメールが来ました(笑)

「I.G.Y.」って私がもう10年以上前からずっと「いい!」と言ってきたじゃないですか!
なぜこのタイミング(笑)
いっそのこと買ってあまり聴いていない「THE NIGHTFLY TRILOGY」でも貸してフェイゲン先生の音楽を徹底的に聴け!と言おうかと思っています。

しかしやっぱり「THE NIGHTFLY」は未だ音響の現場でサウンドチェックとして使われているのですね。

あれは確かに素晴らしい録音です。・・・徹底的に完璧なサウンドを追及するフェイゲンらしいサウンドです。
確かかなり早い段階でデジタル録音された作品のひとつだそうですね。昔のデジタル録音は結構いい音していますよね。
(サウンドエンジニアのロジャー・ニコルズはデジタル推進派でしたからね)

歴史的名盤は色あせないものです。

と言うことで「I.G.Y.」を聴いていきたいのでYoutubeで色々と検索してみました。
色々と貼って行きたいです。

桑田佳祐がカバーしていました。なんかどの曲をカバーしても桑田節炸裂ですね。


1988年のTV番組のようです。
ボーカルを務めるのはクィンシー・ジョーンズの秘蔵っ子、パティ・オースティンですね。
「GAUCHO」の「TIME OUT OF MIND」でコーラスを努めていました。
なんかリズムの取り方に笑ってしまいます^^;


本家のライブ版。1996年のライブ映像ですね。96年の来日公演は見に行きましたが、I.G.Y.は演奏されなかったです。生で聴いてみたいです。
サックスソロは亡くなったコーネリアス・バンプス。いいプレイヤーだったのに・・・
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by deaconred | 2009-03-09 22:50 | Rock(80年代) | Trackback | Comments(14)

FOURTH

先週の水曜日に突然、歯痛が襲ってきました。

あまりの痛さに夕食もあまり食べることが出来ず、ただ保冷剤を使って冷やしていました。
その晩は頭痛薬飲んでなんとか耐えしのいだのですが、これはやっぱり歯医者に行かなくては・・・
と木曜日に歯医者へ。

私、歯医者苦手なのですよ。
というのも子供の頃に歯を怪我してからどうもトラウマ的な感じで、歯に関するトラブルになるとその頃の嫌な思い出が蘇るというか・・・^^;

10年ぐらい前に歯の神経が死んで、その神経から炎症を起したことがありました。
歯科にて神経とって貰って治療が完了したと思っていたのですが、今回また同じ場所で炎症を起していました(涙)

10年前にかかった医者がヤブだったのか・・・まぁこういう事はよくあることです。と言われましたがなんとなくショックでした。。

今は痛みも引いて今までどおりの生活を送っていますが、当分は治療で通わなくてはいけません。
今回はしっかり治療してもらって今後炎症を起さないようにしてほしいと思っております。

歯は大切にしなければなりませんね。
今晩のテーマは「歯」です。
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FOURTH/SOFT MACHINE
(1971年作品)

1.TEETH
2.KINGS AND QUEENS
3.FLETCHER'S BLEMISH
4.VIRTUALLY PART1
5.VIRTUALLY PART2
6.VIRTUALLY PART3
7.VIRTUALLY PART4

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→ここに登場するのは2回目でしょうか?
カンタベリーを代表する深き森、ソフト・マシーンの4枚目です。

ソフト・マシーンの音楽を紹介されるときには「ジャズ・ロック」という言葉がよく用いられますが、ジャズ・ロック路線を歩み始めたのがこの作品です。前作で活躍したエルトン・ディーンを正式なメンバーとして向かえたのが大きな影響を与えています。
前作まではロック界の重鎮、ロバート・ワイアット主導でしたが、この作品からは新しく加入したヒュー・ホッパー主導になります。
このジャズ・ロック路線に納得のいかないロバート・ワイアットはこの作品を最後に脱退し、マッチング・モールを結成することになります。

メンバーは正式なヒュー・ホッパー、マイク・ラトリッジ、ロバート・ワイアット、エルトン・ディーンの4人。
ここにサポートとしてロイ・バビングトン、マーク・チャリグ、ニック・エヴァンス、ジミー・ヘイスティング、アラン・スキッドモアを迎えています。
基本はエルトン・ディーンをフロントに迎えたコンボといった感じで、ロイ・バビングトンがウッド・ベースを弾いている以外は管楽器のサポートです。

さて、前作ではロバート・ワイアットのボーカル曲が収録されていましたが、本作品ではボーカルはなし。
全編インストでの演奏となり、よりジャズ路線を明確にしています。

何と言っても一番聴いて欲しいのは1.TEETH(歯)ですね。
ソフト・マシーンの楽曲の中で一番好きかもしれません。
この曲は、サックスとオルガン、エレクトリック・ピアノのぶつかる激しい曲で、ここが一番の聴きどころ!と言いたいところですが、注目はヒュー・ホッパーとロイ・バビングトンのダブル・ベースです。
ロイ・バビングトンがウッド・ベースを、ヒュー・ホッパーがエレキ・ベースを弾いていると思われます。
とにかくこの低音が凄くセクシーなのです。
最初のポイントは55秒あたり。ロイ・バビングトンがぽっこり空いた「間」で開放弦の「A」の音をバィーンと弾きます。
この音、目標にしたいと思うぐらいセクシーな音なのです!もうここだけでお腹いっぱい(笑
次のポイントは3分30秒ぐらいでしょうか。
ベースのユニゾンでリフを繰り返すのですが、これがまたセクシーなのです。
この二点の低音にやられてしまうのですね。

ジャズ・ロックという言葉はいかにも「プログレ」的で、全ての表現がいい意味で使われているとは感じていません。
中にか極めて表面的な「特性」を追っただけの薄いジャズ・ロックがありますが、ソフト・マシーンのジャズ・ロックは本物と感じます。
何と言ってもジャズの基本要素であるインプロがジャズ以上に出来ていると感じます。
楽曲の構成が混沌と秩序の両面を持ち合わせており、意味のない音に意味を持たし、意味のある音を意味のない音にしています。
その変化、構成力、どこまでも知的に感じますね。

それでいてどこがどう「歯」なのかは全く理解不能なのですが、もしかするとビートニク文学とか関係しているのかな?なんて思ったりもしています。

最後に以前、このブログにも書いたようにこのジャケットも大好きです。
今回は見開きでスキャンしてみました~^^

皆さん、食べる喜び失ったら人生の喜びの多くを失うことになるので「歯」は大切にしましょうね。
私は当分歯医者に通います^-^;

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by deaconred | 2009-03-03 23:58 | Rock(70年代) | Trackback | Comments(6)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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