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THE CATALOGE・BOX SET

祝!デジタルリマスター!
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ずっと出す、出す、と言っていたクラフトワークのデジタル・リマスター版が発売されるようです。
しかもジャケットデザインまで変更し、BOXSETにしたりしています。

これは買いですね。

しかもご丁寧に英語盤、ドイツ盤の2タイプを用意しています。
3年ぐらい前の噂ではSA-CDでの発売、との話もありましたが、それではないようですね。

英語盤のCDは全て持っているので、ここはドイツ盤を買おうかと検討中。
ただ、ドイツ盤は100%輸入品になるところがちょっと引っかかりますね。

まぁ相変わらずツッコミどころ満載なのですが、一番ツッコむところは

Electric Cafe → Techno Pop

への正式な変更です(笑)
まぁ元々は「Techno Pop」という作品だったはずなのですが、ラルフ氏が自転車を愛するばかりに生死をさまよう事故にあってしまい、「Techno Pop」が流れたというのは有名なお話。
しかも意識を取り戻した際の第一声が「僕の自転車はどこ?」ですからね(笑)

リマスタということで試聴してみると確かにリマスタ効果か音が太くなっている印象がありました。
丁度、Techno Popを試聴したのですが、カール・バルトスが歌っていたあの曲がリミックスされていたように記憶しています^^;

何はともあれ、祝!リマスタ!
確かドイツ盤は11月の頭には出る感じだったので、発見次第、BOX買います♪
クラフトワークの作品を未だお持ちでない方はこの機会に是非!!

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by deaconred | 2009-10-31 01:26 | Electoronica | Trackback | Comments(0)

INCEPTION

すっかり秋めいてきましたね。
毎年、この季節になると秋の夜長にジャズ・ギター!なんて感じなのですが、今年はピアノで行きます。

先月の話になりますが、福岡の夜に聞いたジャズを。
かなり話に集中していましたが、一瞬、耳が音楽に行ってしまった瞬間、音楽の神に祝福された気分でした。
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INCEPTION/McCOY TYNER
(1962年録音)

McCOY TYNER:pf
ART DAVIS:b
ELVIN JONES:ds

1.INCEPTION
2.THERE IS NO GREATER LOVE
3.BLUES FOR GWIN
4.SUNSET
5.EFFENDI
6.SPEAK LOW

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→ジョン・コルトレーンの黄金時代を支えたピアニスト、マッコイ・タイナーの初リーダー作です。
コルトレーン黄金時代の盟友、エルビン・ジーンズをドラムに、アート・デイビスをベースに迎えたピアノ・トリオで各人の持ち味を愉しめます。
録音は1962年。ということはコルトレーンのカルテッドに加わって2年後の録音ということになります。

マッコイ・タイナーという名前を聞くと、頭い浮かぶのが「浮遊感のある和音」です。
その昔、ちょっと勉強していましたが、所謂、4度堆積和音を多様する印象が非常に強いです。
時代的にモードとか新主流派など新しい解釈・新しい美学を求めいていた時代に、4度堆積和音を用いることで増4度の音程を用いず、調性をぼやかしたあの時代ですね。
個人的にはこの新主流派と呼ばれる時代のモダン・ジャズが好きですね。
調性の支配からの脱却を目指すそのプロセスに芸術的価値を大いに感じます。

ピアニストではハービー・ハンコックがその代表となるのでしょうが、マッコイ・タイナーの和音感覚も新主流派を代表するものだと感じています。
マッコイ・タイナーの場合はその和音感覚がよりパーカッシブな演奏へ繋がっていくのが興味深いです。
そういったスタイルを踏まえて、この初リーダー作を聴いてみるとまだまだ未完成なマッコイ・タイナーを聴くことが出来ます。
ピアノのタッチはコルトレーンとの共演時のような力強さはそこまで感じられず、もっと「これぞマッコイ!」というフレーズが聴きたかったです。
それでも楽曲としては実験的ば曲が多く、60年代の新時代を切り開こうとする姿勢を感じます。

しかし、今回、耳に入ってきたのはスタンダード・ナンバーの6.SPEAK LOWでした。
それまで、結構難しく演奏していたのが、急にスタンダード・ナンバー。
そのギャップに驚いたのでしょうか、凄く印象に残ってしまいました。

さて、6.SPEAK LOWはジャズのみならず、色々なミュージシャンが演奏していますね。
ハーパーズ・ブザールなんかもこの曲を歌っています。
この曲はA-B-Aの構成で、Aがアフロ、Bが4ビートで演奏されることが多いです。
Aはドミナントが続いてなかなか解決しない進行が結構好きです。まぁアドリブに入ってからはスケールっぽくしか処理できないのがまだまだ勉強不足です。
そしてBでドミナント・モーションが続き、非常に強い推進力を感じます。
このサビを演奏する、あの推進力がたまらなく好きなのでしょう。

なかなか新しい楽曲の中で、そちらを聴かずに6.SPEAK LOWに心を奪われたことは本当は違うのでしょうね^^;
因みに6.SPEAK LOWでのベースソロはあまり完成度が高いものに感じませんでした。
コルトレーンのカルテッドでお馴染みのジミー・ギャリソンならどんなソロ展開したかな~と妄想しながら聴いています。

ジャケットはインパルスの作品にしてはイマイチ。
もっとジャケット作れるはずなのに残念です。

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by deaconred | 2009-10-26 23:57 | Jazz | Trackback | Comments(0)

黒船

突然の訃報に驚きました。

サディスティック・ミカ・バンドの加藤和彦氏が自殺。
本当に残念です。

この週末、たまたま実家に帰っておりまして、このニュースを見た母が、私に加藤和彦とか知らないでしょ?
と聞くので、いやサディスティック・ミカ・バンド好きだし知ってるよ!と話すと、なんであなたはサディスティック・ミカ・バンドとか聞いてるの!?と驚いていました。

まぁ私が生まれる前から活動しているバンドですからね。
サディスティック・ミカ・バンドをいつ知って、いつCDを買ったか覚えていません。
しかし、少なくとも10代後半には聞いていたと思います。

私はカラオケが苦手なのですが、どうしても歌え!とマイクが回ってくるとサディスティック・ミカ・バンドをさっと歌って引き上げていました^^;

本当に残念です。追悼ということで、この作品を。
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黒船/サディスティック・ミカ・バンド
(1974年作品)

1.墨絵の国へ
2.何かが海をやってくる
3.タイムマシンにおねがい
4.黒船(嘉永6年6月2日)
5.黒船(嘉永6年6月3日)
6.黒船(嘉永6年6月4日)
7.よろしくどうぞ
8.どんたく
9.四季頌歌
10.塀までひとっとび
11.颱風歌
12.さようなら

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→間違いなく、歴史的名盤だと思います。
サディスティック・ミカ・バンドの代表作であり、本格的に海外で売り出された日本のロック作品です。

まずはメンバーが凄いですよね。
加藤和彦、高橋幸宏、高中正義、小原礼・・・前作ではつのだ☆ひろも参加していました。
そして何より驚くべきはプロデューサーにロキシー・ミュージックやピンク・フロイドを手がけたクリス・トーマスを迎えている点です。

この作品が今でも色あせることなくモダンに感じるのは確固たるコンセプトにより生み出された作品だからだと感じています。
そのコンセプトはまさに「黒船」。黒船襲来から、明治維新、文明開化と続くあの時代です。

この時代にははっぴいえんど周辺等、確固たるコンセプトを持ったバンドが日本でも聞くことが出来たと思うのですが、それが出来た理由について時々考えてしまいます。
単純に、時代や、誰もやっていないというフロンティアがあったから出来たのかも知れません。
しかし、そういう発想を持たないと後世に聞かれる音楽というのは作れないような気がしてなりません。
今、サディスティック・ミカバンドを聞いても全然色あせることなくモダンに聞こえますからね。

さて、代表作としてしられているのは3.タイムマシンにおねがいですね。
個人的には複雑でしたが、木村カエラを迎えた再結成でもよくこの歌を歌っている映像を見かけました。

個人的に愛聴しているのが8.どんたくです。
これは日曜日の歌ですね。
多分、江戸時代より以前は日曜日という感覚はなく、日本人は一年中働いていたのでしょう。
その辺りは比較文化論等にまかせるとして、現在の週休二日の現代人には週休なしというのは辛いでしょうね^^;
歌詞はこんな感じです。

異人さん達はね 日曜日と言って
喇叭鳴らして 太鼓打ち
歌を歌って のんきなものさ


作品のコンセプトともばっちりあっていて大好きです。
7日に一日は仕事もお休みしましょう(笑

どうでもいいですが、少し前に70年代を英国で過ごしていたプログレ好き音楽ファンに話を聞いたことがあるのですが、英国でロキシー・ミュージックの前座を務めるサディスティック・ミカ・バンドはそれはそれは酷い演奏だったそうです^^;
そう考えると日本人も楽器、上手くなったのでしょうね。

それにしても仕事の悩みでの自殺・・・本当に残念です。
ご冥福をお祈りいたします。

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by deaconred | 2009-10-18 23:58 | Rock(70年代) | Trackback | Comments(6)

801 LIVE

台風が来ていますね。用心が必要です。
その影響でかなり早く帰宅してきました。

久々にブログ書けるって感じです。
今晩のネタは久しぶりにプログレより。

実は職場のBGM担当しているのですが、ビートルズのカバーを聴きたい。と言われこれを思い出しました。
プログレ聞きながら仕事したら凄く捗る気がします。
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801 LIVE
(1976年録音)

1. LAGRIMA
2. T. N. K. (Tomorrow Never Knows)
3. EAST OF ASTEROID
4. RONGWRONG
5. SOMBRE REPTILES
6. BABY'S ON FIRE
7. DIAMOND HEAD
8. MISS SHAPIRO
9. YOU REALLY GOT ME
10. THIRD UNCLE

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→もしかするとプログレではないかもしれません。
本作はブライアン・フェリーとともにロキシー・ミュージックを支えたフィル・マンザネラが結成したバンド「801」のライブ盤です。
この801プロジェクト(と呼ぶべきか?)は常にメンバーが変わりますが、このライブ盤が一番。
そしてこのライブ盤、歴史的名盤にふさわしい1枚です。

さて、これをプログレと呼ぶべきかどうかは置いておくとして、私が本作品を知ったのは10代後半。
結局はプログレ系雑誌の紹介文によるものだったと記憶しています。
それから最近まで約10年、どのCD屋でも見かけることが出来ず、良縁に恵まれない感じでした。
それが密林で一発発見。いやはや、情報化社会は本当に凄いな、と感じました。

とにかく最初に聴いた時、ベースの唸り、グルーヴにノック・アウトされましたね。
語弊があるかもしれませんが、ロックでもない、ソウルでもない、ジャズでもない、なんともジャンルの真ん中的な感じがして引き込まれましたね。
ジャズ的な感覚からするとピアノ、ベース、ドラムのリズム・セクションのバランスが最高です。
フィル・マンザネラのギターはそれほど上手くはないですが、それが感じられないのはリズム・セクションのグルーヴによるものかもしれません。

さて、全体的に素晴らしい作品ですが、何と言っても一番の聴き所はビートルズのカバーである2. T. N. K. (Tomorrow Never Knows)でしょう。
初めて聴いた時、あれ?よく聴いたらビートルズ??と耳を疑うぐらい違った曲に仕上がっています。
とにかく最初の1分。ベース聴いて欲しいです。そして続けてベース聴いて欲しいです。

ジャケットも秀逸。
ベースのペグって凄くセクシーですよね。低音フェチにはたまらないジャケットです(笑

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by deaconred | 2009-10-07 23:20 | Rock(70年代) | Trackback | Comments(0)

HAITIAN DIVORCE

うー、ブログ書く時間ありません!^^;
コネタを少々。

最近、一緒に仕事している私より若い某氏は、もう既にバツイチ。
移動中にその詳細聴いたのですが、凄い世界ですね^^;
離婚は結婚より3倍しんどい。なんて言葉を聞きますが、それ以上のようです。
その某氏、かなり密度の濃い人生送っているので、およそどんな相談でも乗れるそうです(笑

さて、そんな話聴いて思い出したのが、この曲。
コネタはいつもSTEELY DAN。
今晩は「ハイチ式離婚」という邦題のついたHAITIAN DIVORCEです。

この曲は今でもSTEELY DANと仕事をしているエンジニア、エリオット・シャトナーの経験に基づいて描かれています。
この作品を録音している1975年10月、エリオット・シャトナーは妻と別居していたそうです。
シャトナーの弁護士は、離婚するなら税金のことを考え、年内に離婚することを勧めいていました。
しかし既に10月。あと2ヶ月でどうやって離婚するのか?と聴くと、ハイチに行けばあっという間に離婚が出来ると説明をうけました。
そこでシャトナーはSTEELY DANの二人に休暇を求め、3日間の休暇をもらい、ハイチに飛んだのですが、なんと1日で離婚が成立してしまい、2日間バカンスを楽しんだそうです。
(なんでも法廷で「性格の不一致」とフランス語で話せば離婚できたそうです)

そしてエリオット・シャトナーがスタジオに戻ってくると、STEELY DANの二人がハイチでの経験を事細かに聞いてきて、書き上げたのがこの曲なのです。
二人はシャトナーの経験を元に曲を書き上げましたが、最後のバースに「魔女のお守り」という言葉を入れたかったため、主人公を女性にしているそうです。

この曲で印象に残るのは、バーナード・パーディーが叩くドラムですね。
相変わらずハイハットの叩きかた、ビートの出し方が絶妙。毎回耳を傾けてしまいます。

ところで、この曲はなぜかイギリスで受けてシングル・チャート20位まであがったそうですね。
STEELY DANがイギリスで受けるなんて珍しい(笑

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by deaconred | 2009-10-05 23:46 | Rock(70年代) | Trackback | Comments(4)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred
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