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LOOSE WALK

先日の記事に登場したLOOSE WALKと言う曲ですが、ソニー・ステッドの作曲でした。
動画探してみると、本人の演奏よりもデクスター・ゴードンの映像がありました。

なかなかの名演。デクスターのサックスのブロウがたまりません。
ということで貼っておきます。
次回のネタはデクスター・ゴードンにします。


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by deaconred | 2010-01-27 23:55 | Jazz

MOODS

先週からなんとなく「頭をからっぽ」にしたい気分。

音楽を聴くときに時々考えるのが、身体のすみずみまで音楽が沁みわたる感覚で聴く場合と、音楽(の意図に)自ら飛び込んでいく感覚で聴く場合があるのですが、今回はどちらでもなく自らを「無」にしてただ、音楽のみを存在させる感覚。

その場合は「聴く」なのか「聞く」なのか、なんてことを考えつつ、からっぽにしたいときに聞くのは決まってこのピアノ・トリオなのです。
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MOODS/THE THREE SOUNDS
(1960年録音)

GENE HARRIS:pf
ANDREW SIMPKINS:b
BILL DOWDY:ds

1.LOVE FOR SALE
2.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE
3.ON GREEN DOLPHIN STREET
4.LOOSE WALK
5.LI'L DARLIN'
6.I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT
7.TAMMY'S BREEZE
8.SANDU

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→ジャズはピアノ・トリオに始まり、ピアノ・トリオに終わる!と昔からのジャズ・ファンが言っているそうですが、まさにそれは一つの真実だと思います。
ピアノ・トリオこそモダン・ジャズの完成系のひとつと言えるでしょう。

個人的にモダン・ジャズを代表するブルー・ノート・レコードを愛聴しているのですが、ブルー・ノートのカタログには意外とピアノ・トリオ形式は少ないと言われています。
そんななか、ブルー・ノートの代表するピアノ・トリオがTHE THREE SOUNDSです。
バンド名からしてジャズでは珍しい固定メンバーでの演奏を行っています。
このバンドの前にはTHE 4 SOUNDSという名前で演奏していた時期もあり、中心人物であるジーン・ハリスは最初からグループ思考だったのかもしれません。

THE THREE SOUNDSはジーン・ハリスを中心に結成されたトリオで、お馴染みのスタンダード・ナンバーをブルースフィーリングたっぴりなプレイで、どこまでも「愉しませて」くれるトリオです。

この作品でも1.LOVE FOR SALE、2.THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE、3.ON GREEN DOLPHIN STREET、8.SANDU等お馴染みのナンバーを聴かせてくれます。
1.LOVE FOR SALEではピアノのリフレインのイントロからベースが即興で合わせていき、テーマに繋げるアレンジが面白いです。サビのブロック・コードも印象的でした。
唯一ビートが疾走してオラオラ!といった漢字になる4.LOOSE WALKはなかなか聴き所満載です。
Fのブルースなのでシンプルといえばそれまでなのですが、彼らの持つブルース・フィーリングが三位一体となって「音楽」を「愉しむ」ことができます。
きっと、録音していた3人の顔は満面の笑みだったと思います。

ちなみにこのジャケットはブルー・ノートファンの間では有名なジャケットです。
なぜなら、この女性はブルー・ノートの創始者であるアルフレット・ライオン夫人なのです。
調べてみると名前はルース・メイソンといい、職業はラジオのDJ。ラジオでブルー・ノートの作品を放送する中、ブルー・ノートの事務所に立ち入り、事務のお手伝いもこなしていたそうです。
そんなご縁でアルフレッド・ライオンと結婚したのでしょう。
日本では人気のジャケットでLPが高価で売買されていると聞いています。

たまーに頭空っぽにして音楽聴くのもいいものですね。
ところで、今年はまだ仕入れに行けていません^^;
そろそろCD買いたい衝動にかられそうです。

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by deaconred | 2010-01-26 23:30 | Jazz

THE PLEASURE PRINCIPLE

昨年末から妙にテクノ・ポップが聴きたくなって、テクノ・ポップで年越し。
もしかするとクラフトワークのリマスターの影響かもしれません(エレクトロニック・カフェ→テクノ・ポップ)

そんなピコピコな毎日を送る中、ふと気が付くと聞いていたのが今晩のネタです。
改めて聞いてみると、単純ながらに奥深い。そして妙に懐かしい。
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THE PLEASURE PRINCIPLE/GARY NUMAN
(1979年作品)

1. AIRLANE
2. METAL
3. COMPLEX
4. FILMS
5. M.E.
6. TRACKS
7. OBSERVER
8. CONVERSATION
9. CARS
10. ENGINEERS
11. RANDOM
12. OCEANS
13. ASYLUM
14. ME! I DISCONNECT FROM YOU
15. BOMBERS
16. REMEMBER I WAS VAPOUR
17. ON BROADWAY

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→最初に言いたいこととしては「ジャケット」が素晴らしい。
「ジャケット」とは音楽の顔であるべきだと思っているのですが、このジャケットはまさにこの音楽を表現していると言えるでしょう。

さて、本作品はチューブウェイ・アーミーではなく、ゲイリー・ニューマン名義で発売されたソロ作品でテクノ・ポップの歴史の中でも重要な1枚と言える作品です。

テクノ・ポップを考える上でいつも考えてしまうのは、テクノ・ポップをバンドで演奏するか?ということです。
どちらが「テクノ・ポップ」か?ということではなく、たとえばYMOのような形式とクラフトワークのような形式では結果の音楽に共通項があるとしても過程が異なるため、個人的には「別」の音楽だと考えるべきなのかな・・・と感じています。

そういう意味においてバンド形式でテクノ・ポップを表現した本作品は1979年に発表されていると言う点で非常に意味があると思います。
ここで聞けるサウンドが80年代のUKシーンにどれほどの影響を与えたのか?それはこの作品を聴くと分かっていただけるのではないでしょうか。

ゲイリー・ニューマンはジョン・フォックスが在籍していたウルトラヴォックスに大きな影響を受けたと語っていますが、改めて聞いてみると、このミニマム感などはクラフトワーク的影響なのかな?と感じてしまいました。
テクノ・ポップの構成要素してシンプルさというものが挙げられると思いますが、この作品の音数の少なさと表現力の大きさに改めて凄い!と思ってしまいます。

さて、何と言っても代表作である9. CARSが一番の聴き所でしょう。
彼の自閉的な歌詞もヒットの一つの要因だったのかもしれません。
「車の中だと安心できる。ドアの鍵を閉めて、それが唯一の生きる道」って歌詞ですからね^^;
途中のチープな3連符が妙に耳に残ります。

手法的には全く同じなのですが、2. METALもお気に入りです。
この曲の4拍目の処理にジャズのスイング的感覚をいつも感じています。(多分、間違った感覚なのでしょうが・・・)
非常にメロディの譜割りが上手いな、と感心してしまいます。


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by deaconred | 2010-01-20 23:26 | Rock(70年代)

SHOW OF HANDS

今年に入ってもう半月が経とうとしていますね。

4日の仕事始め以降、毎日終電での帰宅。
一度、3時30分まで仕事してタクシー帰宅。
年始から全力疾走過ぎ・・・もう3カ月ぐらい働いた気分です(汗)

そんな感じで2010年がスタートしたわけですが、今年のテーマは「修錬」にします。
東洋的な意味での「道」みたいな感じでしょうか。

仕事、趣味を通じて人間大きくしていきたいです。

「修錬」というキーワードで思い出すのが、ロバート・フリップ大先生の「ギター・クラフト」です。
ギター・クラフトとは「ギターとその演奏を通じた心身の修練」をテーマとした、主に合宿形式のコースです。
ギター・クラフトではギターの演奏のみならず、食事や清掃などに至るまで、幅広い意味での修練を目的としています。
まさに「修錬」の世界。グルジエフの影響受けまくりです。

今晩はそのギター・クラフトの生徒と大先生が残したアルペジオと変拍子の世界
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SHOW OF HANDS/ROBERT FRIPP AND THE LEAGUE OF CRAFTY GUITARISTS
(1991年作品)

1. LISTEN
2. EYE OF THE NEEDLE
3. ASKESIS
4. BICYCLING TO AFGHANISTAN
5. HERE COMES MY SWEETIE
6. EASY WAY
7. SCALING THE WHALES
8. MOVING FORCE
9. CONNECTICUT YANKEE IN THE COURT OF KING ARTHUR
10. THIS YES
11. ARE YOU ABEL? (READY AND ABLE TO ROCK & ROLL)
12. SPASM FOR JUANITA
13. HARD TIMES
14. BURNING SIESTA
15. EMPTY MAGAZINE
16. CIRCULATION
17. CHIARA
18. ASTURIAS
19. EASE GOD'S SORROW

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→大先生とリーグ・オブ・クラフティ・ギタリスツがギター・クラフトの成果として発表した(?)プログレッシブな作品です。
基本的には80年代のキング・クリムゾンに見られるアルペジオと変拍子のアイデアの延長です。
ジャケットが見事にこの越智世界を表現しています。
80年代クリムゾンの世界が好きな人にはOKですが、あんなのクリムゾンじゃない!という硬派なプログレファンにはお勧めできません。

全編を通じて聞くことができる複数のアルペジオが織りなす世界というのは、まさに一つの秩序です。
どこまでも正確なプレイは修錬のたまものなのでしょう。
まるでコンピューターで演奏しているのでは?と思えるほど正確な演奏です。
まさに人間シーケンサー(笑

何曲か女性のアカペラが入っているのですが、これは大先生の奥様であるトーヤ・ウィルコックス(トーヤ)によるもの。
なんか神秘的で不気味な歌声に、最初に聞いたときは正直「怖ぇー!」と思い、フリップ大先生の奥様と知ってものすごく納得したことを覚えています。
(この二人のプライベートってどんな感じなのでしょうか^^;)

この作品で一つ残念なのが、一つのコンセプトから生み出された音楽が一定の広がりしか持っていない点です。
非常に強いコンセプトがゆえに、もっといろいろなアプローチができるのはずという可能性が削り取られている気がしてなりません。
全体的にどの曲も似ているように聞こえてならないのです。

そのあたりにフリップ先生がどのように関与しているか解りませんが、もっと非クリムゾン的アプローチというものが聴くことができればもっと興味深い作品になったのかもしれません。

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by deaconred | 2010-01-15 01:22 | Rock(90年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


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