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YOUR GOLD TEETH

6月に仕事内容が変更になって出張が増えることになりそうです。

本日は出張一発目。
日帰りで名古屋へ行ってきました。
地下鉄の右回り、左回り、迷いました^^;

来月以降、どんどん増えていきそうな予感です。

今日は自宅から目的地までSTEELY DANシャッフルでの移動。
新幹線に妙に合うんですよね。(というかファンだからなのでしょうが)

久々に聴いて、本当にSTEELY DANって不思議な曲書くよな、と思った曲がYOUR GOLD TEETH。
あなたの金歯?

エンディングに向かうエレピのソロが凄くクールですよね。
ベースの動き方も凄く好みです。これはベッカー色が強い曲なのでしょうか?^^;


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by deaconred | 2009-07-30 22:16 | Rock(70年代)

I.G.Y.

ここでこんなことを書いて身内に見つかったら嫌だな・・・と思いながらも書いてみます。

実は兄弟が音楽業界で働いておりまして。

長い間、現場の音響さんがサウンドテストに使用している曲がかっこよくて誰の曲なのだろう?と気になっていたそうです。

それが5年経ってやっと我らがドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」ということが先日判明したそうで(笑)
今更やけど今度「THE NIGHTFLY」貸してくれ、とメールが来ました(笑)

「I.G.Y.」って私がもう10年以上前からずっと「いい!」と言ってきたじゃないですか!
なぜこのタイミング(笑)
いっそのこと買ってあまり聴いていない「THE NIGHTFLY TRILOGY」でも貸してフェイゲン先生の音楽を徹底的に聴け!と言おうかと思っています。

しかしやっぱり「THE NIGHTFLY」は未だ音響の現場でサウンドチェックとして使われているのですね。

あれは確かに素晴らしい録音です。・・・徹底的に完璧なサウンドを追及するフェイゲンらしいサウンドです。
確かかなり早い段階でデジタル録音された作品のひとつだそうですね。昔のデジタル録音は結構いい音していますよね。
(サウンドエンジニアのロジャー・ニコルズはデジタル推進派でしたからね)

歴史的名盤は色あせないものです。

と言うことで「I.G.Y.」を聴いていきたいのでYoutubeで色々と検索してみました。
色々と貼って行きたいです。

桑田佳祐がカバーしていました。なんかどの曲をカバーしても桑田節炸裂ですね。


1988年のTV番組のようです。
ボーカルを務めるのはクィンシー・ジョーンズの秘蔵っ子、パティ・オースティンですね。
「GAUCHO」の「TIME OUT OF MIND」でコーラスを努めていました。
なんかリズムの取り方に笑ってしまいます^^;


本家のライブ版。1996年のライブ映像ですね。96年の来日公演は見に行きましたが、I.G.Y.は演奏されなかったです。生で聴いてみたいです。
サックスソロは亡くなったコーネリアス・バンプス。いいプレイヤーだったのに・・・
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by deaconred | 2009-03-09 22:50 | Rock(80年代)

【雑記】スキン変更

別にエキサイトブログのスキンに不満があったわけでもないのですが、以前からスキンの編集にトライしてみたいと思っており、先日ちょこちょこさわっていました。

自分だけのスキンを作るということでバナーにオリジナルの画像を持ってきたという点だけが目新しい変更点です^^;
あとは既存のスキンを使っているのですが、少しずつ変更していきたいです。

ということで改めましてThe Second Arrangementを宜しくお願いいたしますm(__)m

YouTube貼れるようになったので「幻の名曲」である「The Second Arrangement」をお楽しみください。




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by deaconred | 2009-01-24 23:57 | 雑記

続、続、CIRCUS MONEY

音楽を聴いていて「歌詞」というものの意味を時々考えることがあります。
ロックンロールが20世紀を代表する文化になったのは「歌詞」による表現手段の拡大が大きく貢献していたからだと思っています。
実際、常にロックを牽引してきた英国において言語による「皮肉」というものがロックに大きく影響してきました。

そもそも日本語歌詞の音楽をあまり聴かない私にとって日本語以外の歌詞は既に言語ではなく、単なる音声として捕らえているのかもしれません。
歌詞のない所謂インストと言われる音楽と歌詞のある音楽を比べた場合、より表現者の意図(そもそも音楽には表現者による意図があるという前提で)に近づけるか、という問題は非常に興味があります。

そんな「歌詞」という視点で音楽を聴いた場合、最も難解で摩訶不思議な歌詞を書くのがウォルター・ベッカーでしょう。
STEELY DANでの毒々しい歌詞、皮肉に満ちた歌詞、難解な歌詞、これはベッカーによるものだと言われています。

日本語をはじめ語学が苦手な私にとって、日本語訳というのはかなり重要なものになります。
そういうわけで年末に買ってしまいました。
ウォルター・ベッカーの最新作、「CIRCUS MONEY」の日本盤です。
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CIRCUS MONEY/WALTER BECKER
(2008年作品)

1.DOOR NUMBER TWO
2.DOWNTOWN CANON
3.BOB IS NOT YOUR UNCLE ANYMORE
4.UPSIDE LOOKING DOWN
5.PAGING AUDREY
6.CIRCUS MONEY
7.SELFISH GENE
8.DO YOU REMEMBER THE NAME
9.SOMEBODY'S SATURDAY NIGHT
10.DARKLING DOWN
11.GOD'S EYE VIEW
12.THREE PICTURE DEAL
13.DARK HORSE DUB(Bonus Track)

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→いつまで引っ張るつもりや!
と自らにツッコミ入れながら、やはり新春一発目はSTEELY DAN関係で行きたいと思います。

年末に思わず買ってしまったCD、そう、昨年2回もネタとして使用したウォルター・ベッカーの最新作「CIRCUS MONEY 」の日本盤です。
発売日に輸入盤を買っているので、これで2枚目の購入。
購入の動機は①当然STEELY DAN関連は全て買う!②日本語訳に期待!③ボーナストラックに期待!という3点でした。

さて、日本語解説を読んでみて驚きました。
今回の作品はベッカーの捻くれた歌詞に注目と思っていましたが、注目すべきはプロデューサーのラリー・クラインです。
初めてベッカーのソロが録音されている!とのニュースを読んだとき、確かにラリー・クラインの名を目にしたのですが、それほど印象に残っていませんでした。
最近の作品はドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが交互にそれぞれの作品をプロデュースし、「第三の男」としてのプロデューサーに注目していなかったからだと思います。

しかし、改めてラリー・クラインの経歴を見ると、70年代にフレディ・ハバードなどと共演しているジャズ・ベーシストのラリー・クラインじゃないですか!
ここを見落としているなんて全く持ってジャズのベース弾きとして失格ですね(涙)
私はウォルター・ベッカーは隠れたギターの名手(神がかり的ヘタウマ)だと思っていますが、それ以上にベーシストとしての手腕を評価しています。ラリー・クラインもベーシストということもあり、お互いいい仕事が出来たのかもしれません。
二人の出会いは詳しく記載されていませんが、2005年にラリー・クラインがプロデュースした作品にベッカーが参加したことに始まったそうで、3年以上の付き合いであることは間違いないようです。

この解説を読んでから凄くベースラインに重点を置きながらこの作品を聴いていました。
この作品を聴いていると逆にSTEELY DANの中でベッカー色が強い曲はあれとあれだな・・・と考えてしまいます。
特に「レゲエ調」と評される今回の作風は「ハイチ式離婚」や「バビロン・シスターズ」、ベースラインに至っては「父親の嫌いなニューヨークシティ」や「ヘイ・ナインティーン」あたりと類似しているように感じました。
(特に「父親の嫌いなニューヨークシティ」のベースラインはベッカーがよく多様するラインですね)

ベースラインで常々唸るのは2.DOWNTOWN CANONと3.BOB IS NOT YOUR UNCLE ANYMORE です。
この曲は「グラマー・プロフェッション」でもそうでしたが「小節の頭をベースが弾かない」という恐ろしいベース・ラインになっています。
「グラマー・プロフェッション」ではその代わりに鍵盤がしっかりコードを押さえていていたのでそれほど問題ないのかもしれませんが、2.DOWNTOWN CANONでは小節の頭の空白が大きすぎます。
(実際は少しミュートしているように聞こえますが)
このあたりはベッカーのアイデアなのでしょうか。
「Aja」のメイキングで「Peg」のリズムのシンコペーションについてもベッカーが言及していたことを思い出しました。
「和声的」にはフェイゲンが一枚上手かもしれませんが、「ヴルーヴ」についてはベッカーのほうが上手なのでは?とものすごくベッカーの評価が私の中で上がっています^^;

と、少し話が飛躍しすぎました。
解説は渡辺亨氏でした。一番印象に残っている単語は「引き算の美学」です。
ベッカーの作品はフェイゲンの作品に比べて非常にシンプルに感じるのですが、この作品ではベッカーの音世界がかなり昇華しています。このシンプルさ、癖になってしまいました。

最後に日本盤についていたベッカーからのコメントが掲載されていたお茶目な写真を載せて終わりにします(笑)
悔しいけど日本盤買って良かったです^^
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by deaconred | 2009-01-05 23:29 | Rock(00年代)

続、CIRCUS MONEY

6月16日のブログでご紹介したウォルター・ベッカーの最新作の国内盤が発売決定!

ずっと待っていたのか待っていなかったのか^^;
半年経っての発売のようです。
しかも最近、推しているふざけた新素材、SHM-CD仕様だそうで・・・
発売日は12月17日で定価2,800円。
なぜかボーナストラック13. Dark Horse Dubが追加されるそうです。

そういえば94年に発売されたソロ「11の心像」にも国内盤だけボーナストラックが収録されていましたね。
あの曲はイントロがなんとも不思議な感じで、ベッカーはやっぱり捻くれた音楽を作るな・・・と感じました^^;

ところでSTEELY DAN関係の新譜は個々最近、国内盤の発売が遅いです。
STEELY DAN名義の最新作「EVERYTHING MUST GO」は輸入盤の入荷一週間後に国内盤が発売、ドナルド・フェイゲンの最新作「MORPH THE CAT」も同じタイミングだったと記憶しています。
そのため、どちらの作品も輸入盤、国内盤と2枚買いました。

今回もそのパターンですね。「CIRCUS MONEY」も2枚買うことになるでしょう。
先のブログにも書きましたが、STEELY DAN関連の楽曲は歌詞も非常に大切な要素です。
黄金期の作品の歌詞はベッカーによるものが大きいので、ベッカーの新作聞くにも歌詞は大切です。

対訳読むためにも国内盤を買うしかないですね。
まだ買っていない人には国内盤をオススメいたします。
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公式サイトで見れる動画を張っておきます。このサイトでは試聴もできます。



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by deaconred | 2008-11-04 22:07 | Rock(00年代)

CIRCUS MONEY

6月は好きじゃありません。

仕事は忙しい時期ですし、梅雨で心は晴れませんし、なにより唯一休日がない月なのですよね。
(8月も休日ないですが、盆休みとかありますからね)

そんな憂鬱な6月、あれは2003年の6月、愛して止まないSTEELY DANの最新作が発売となりました。
先行して公式サイトに映像が配信され、だんだんと全体像が見えてくる新作に心踊り、憂鬱な6月を乗り切ったことを覚えています。

そして今年、ファンの間では噂になっていたSTEELY DANの一人、ウォルター・ベッカーの新作が登場!
音楽の神様は二度も憂鬱な6月から私を救ってくれました。
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CIRCUS MONEY/WALTER BECKER
(2008年作品)

1.DOOR NUMBER TWO
2.DOWNTOWN CANON
3.BOB IS NOT YOUR UNCLE ANYMORE
4.UPSIDE LOOKING DOWN
5.PAGING AUDREY
6.CIRCUS MONEY
7.SELFISH GENE
8.DO YOU REMEMBER THE NAME
9.SOMEBODY'S SATURDAY NIGHT
10.DARKLING DOWN
11.GOD'S EYE VIEW
12.THREE PICTURE DEAL

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→STEELY DANについては今まで何度もこのブログで取り上げている私が最も愛しているバンドです。
そんなSTEELY DANはドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの二人を中心に活動しています。
二人はSTEELY DANとして1972年~1980年まで活動し、活動を停止。
1993年に復活、現在に至ります。

その活動停止の間にドナルド・フェイゲンは1982年に歴史的名盤「THE NIGHTFLY」、1993年には「KAMAKIRIAD」、再結成後の2006年に「MORPH THE CAT」を発表しています。
一方のベッカーは80年代の活動はプロデュース業のみで本人はハワイへ隠居。
1993年のフェイゲンとの共同作業の影響なのか1994年に初のソロ・アルバム「11 TRACKS OF WHACK」を発表、そして2008年に二枚目のソロである本作品を発表しています。

STEELY DANでのフェイゲンとベッカーの役割については、個人的に作曲的な担当+毒:フェイゲン、歌詞・物語+皮肉担当:ベッカーと感じております。
STEELY DAN活動停止後の1982年に発売された「THE NIGHTFLY」は、フェイゲンの完璧主義が一層際立ち、完璧な音つくりに「もはやベッカー不要?」とまで言われていました、フェイゲン自身はベカー不在で物語としての曲をまとめるのに苦労したそうです。

ベッカーの音楽的役割やフェイゲンのソロとベッカーのソロを比べてみても正直、フェイゲンに興味が行ってしまうというのが大多数のファンの意見ではないでしょうか?
実際、1994年に発売されたベッカーの初ソロ作品を聞き込んでいる人は少ないかもしれません。
(私もそれほど聞き込んでいません^^;)
しかしながら2000年の本格的な活動開始後のベッカーのギタープレイは「ヘタウマ」な領域を超えて神がかり的な「ヘタウマ」な領域に達していると思います。
そこには熟年の技と音楽への愛情が感じられ、ますます「味のある」プレイになっていると思います。
さらに見逃せないのはベース・プレイヤーとしてのベッカーです。
70年代のSTEELY DANはチャック・レイニーという凄腕スタジオ・ミュージシャンにその殆どを任せていましたが、2000年以降の作品ではベッカーがベースを担当。
個人的に一人のベーシストとして私はベッカーのベースプレイをかなり高く評価しています。

このあたりを頭に入れて、ベッカーの新作を聴いてみると、かなり良い作品だ!と感じています。
もしかするとフェイゲンの新作よりも斬新な感じで聴けるかも知れません。

一番驚いたのは鍵盤楽器の使い方です。
全作品ではギターを中心とした音つくり、リズムつくりだったのに対し、今回はかなりフェイゲン的な感じの鍵盤の使い方をしているな、と感じました。
前作ではベッカー・ファミリーと言えるギタリストが多く録音に参加していたのに対し、今回はSTEELY DANのツアーのメンバーが録音に参加しているということも大きく影響しているのかもしれません。
これの影響か、ギターのリズムの取り方が2ビートっぽくなり、全体的に「レゲエ調」に聴こえるようです。
実際、ネット上でも作品の印象として「レゲエ」っぽいという意見は多く見受けられました。
私個人的にはレゲエっぽくもあり、全体的にミステリアスな印象です。
ただミステリアスとは言え、前作に比べてかなり聴きやすくなっていると思います。
上質のAOR的な音つくりにミステリアスな音のカーテンをひいているといった感じでしょうか。

また、4.UPSIDE LOOKING DOWNのコーラスでは裏声を使って高いメロディを歌うなど新しいことに挑戦していました。

ベッカーの作品は絶対に歌詞が重要だと思うのですが、未だに国内盤の発売予定はないようです。
残念ながら全く英語が理解出来ないので当面は音とヘタウマなベッカーの歌声だけで楽しんで行きたいと思いました。

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by deaconred | 2008-06-16 21:46 | Rock(00年代)

【雑記】今日の新譜情報!

今日はちゃんとCDレビューの記事を準備していたのですが、臨時ニュースが飛び込んできたので差し替えです^^;

発売が噂されていたSTEELY DANのウォルター・ベッカーのソロ作品が発売になるようです!

詳しい情報までは分からないのですが、ベッカーの公式サイトにジャケットと思われるイメージまで上がっていました。

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これは期待ですね!

STEELY DANは08年のツアーを発表し始めていますし、ますます彼らの動向に注目です!


【追伸、バーデンさんへ】
バーデンさんが愛して止まないレジデンツの「エスキモー」がハードブック仕様の限定版で再発されるそうです!
あわせてチェックしてくださいね~^^)/
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by deaconred | 2008-03-17 23:03 | 雑記

THE NIGHTFLY

さてさて長く引っ張りすぎています。
ドナルド・フェイゲンです。

そういえばSTEELY DANの音楽を支えてきたドラムのバーナード・パーディとベースのチャック・レイニーが来日していますね。私の住んでいる地域では近日、ライブがあるようですが、今年の夏のSTEELY DANの来日公演で散財してしまったので今回は諦めます^^;
ちなみにPEGとか演奏しているらしいです。
あー本当は行きたい^^;

我慢という意味でもフェイゲンを聞かないといけませんね。はい。
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THE NIGHTFLY/DONALD FAGEN
(1982年作品)

1.I.G.Y.
2.GREEN FLOWER STREET
3.RUBY BABY
4.MAXINE
5.NEW FRONTIER
6.THE NIGHTFLY
7.THE GOODBYE LOOK
8.WALK BETWEEN RAINDROPS

***************************************************

→稀代の天才、ドナルド・フェイゲンが1982年に発表したソロ・アルバムの登場です。

昨年、2006年にフェイゲンの3枚目のソロが発売されたことにより、ソロ3作の位置づけが
①1982年のナイトフライ:青年期(の幻想?)
②1993年のカマキリアド:中年期(の希望?)
③2006年モーフ・ザ・キャット:老年期(の沈思?)
をテーマしているそうです。

今日は6.THE NIGHTFLYから聴いてみます。

6.THE NIGHTFLYはフェイゲンが青年時代に熱中していたと思われる深夜ラジオが舞台です。フェイゲン自ら深夜ラジオのDJとなっているあたり、そうとう熱を上げていたのでしょうね。
個人的にこの曲はフェイゲンの楽曲の中で最も巧みに作りこまれた曲のひとつだと思います。
最初の印象は耳に馴染まない感じがしたりするのですが、聴けば聴くほど複雑なコード進行、きらめくハーモニーの虜になっていきます。
エレピとピアノは同じ符割なのですが、随所で違った和音を押さえており、音楽の厚みを増しています。非常に細かく聴くと凄いことやっているな・・・とため息です。
架空のDJ、フェイゲンが深夜に流しているのはソニー・ロリンズのレコードです。昨年の11月にネタにしていました^^;

7.THE GOODBYE LOOKは(おそらくキューバでの)革命について歌った曲です。
サンバっぽいリズムなのですが、これは2拍子という解釈でいいのでしょうか?
イントロから曲の印象を支配するマリンバっぽい音はシンセによるものなのでしょうか?
イントロ途中から最後までラリー・カールトンがいい仕事していますね。この曲では3人のギタリストがクレジットされていますが、適材適所で本当に素晴らしいです。
エンディングのマリンバはスティール・ドラムっぽい音色になっていてかなりカリブっぽい感じが出ています。

8.WALK BETWEEN RAINDROPSは最も思い入れが強い曲です。
このハッピーエンド感、(フェイクだけど)スイング感、ベースライン、全てが好きなのです。
実際、今年の春に執り行った小宴でもエンディングの曲として使用しました。
たぶん、この曲は「雨に唄えば」から生まれた曲ではないかと思います。物語性の強い歌詞で聞いているだけで映像が浮かんできます。
この曲はスタジオにあったオンボロのオルガンの音色にフェイゲンが惚れて録音されたそうなのですが、何度調整してもオルガンのピッチが合わなかったため、他の楽器をオルガンのピッチに合わせたそうです。(私の耳にはその違いが聞き取れませんが・・・)
ベースはウィル・リーが弾いているのですが、先にオルガンで弾かれたベースラインにユニゾンするかたちで録音されており、ウッド・ベースで演奏されているかのような重厚なベースになっています。
そこまでするならウッド・ベース奏者探せば良いのに・・・と思ってしまいますね^^;
そのオルガンでソロを弾くのはフェイゲンなのですが、このオルガンプレイが実にすばらしい演奏です。後半でラリー・カールトンがギターで絡んでくるあたりが恍惚なのです。

最後に何と言っても素晴らしいのがジャケットですね。
「音楽には顔がある」ということを証明しています。ネットによる音楽配信もいいですが、音楽には絶対顔が必要だと思うのです。
因みにここにあげているジャケットはTHE NIGHTFLY TRILOGYに入っていたジャケットをスキャンしているのですが、今まで流通しているものと比べてフェイゲンがアップされていますね。

以上、フェイゲンの歴史的名盤でした。
皆様も是非、天才の音楽を楽しんでいただきたいと思います。


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by deaconred | 2007-12-05 23:12 | Rock(80年代)

THE NIGHTFLY

野球日本代表が北京オリンピック出場を決めましたね!
野球好き(というか虎党^^;)として素直に嬉しいです。

来年はオリンピックでペナントレースは変則的になるのでしょうか?
夏に野球がなくなれば、阪神の死のロードもなくなるわけでそれはそれで歓迎です!

さて、来年はどのチームが優勝するのか?
このオリンピック予選では来年から阪神でプレーする新井選手が大活躍でした。
来年もその勢いで打ってください!

っと勝利の余韻に浸っている月曜日の夜もやっぱりフェイゲン。
今年はフェイゲンです。
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THE NIGHTFLY/DONALD FAGEN
(1982年作品)

1.I.G.Y.
2.GREEN FLOWER STREET
3.RUBY BABY
4.MAXINE
5.NEW FRONTIER
6.THE NIGHTFLY
7.THE GOODBYE LOOK
8.WALK BETWEEN RAINDROPS

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→稀代の天才、ドナルド・フェイゲンが1982年に発表したソロ・アルバムの登場です。

昨年、2006年にフェイゲンの3枚目のソロが発売されたことにより、ソロ3作の位置づけが
①1982年のナイトフライ:青年期(の幻想?)
②1993年のカマキリアド:中年期(の希望?)
③2006年モーフ・ザ・キャット:老年期(の沈思?)
をテーマしているそうです。

今日は4.MAXINEから聴いてみます。

4.MAXINEはイントロのエンディングのピアノが美しいスローナンバーです。
6/8というリズムをエド・グリーンとマーカス・ミラーのコンビが支えています。
美味しいギターを弾いているのはラリー・カールトン。彼はこういったギターを弾かせると右に出るものはなしですね。
ホーン陣にブレッカー兄弟が参加しています。マイケル・ブレッカーの甘いテナーも聞きどころですね。

5.NEW FRONTIERは核シェルターでパーティをするという曲。なんともフェイゲン流の皮肉たっぷりです。
このアルバムには当時、まだまだ利用されていなかったサンプエイング・マシーンが利用されています。
STEELY DAN時代からの盟友であるエンジニアのロジャー・ニコルスによってプログラミングされたその機械は「WENDEL」と名づけられ、このTHE NIGHTFLYでは「WENDEL Ⅱ」としてしっかりクレジットされています。
この曲では「WENDEL Ⅱ」が大活躍しており、生ドラムと組み合わされ、面白い効果を演出しています。ここが一番の聴き所でしょうね。

っとこのあたりまで書いて日付が変わる時間が近づいてきました。
続きはまた明日^^;

引っ張りすぎですね・・・(汗

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by deaconred | 2007-12-03 23:53 | Rock(80年代)

THE NIGHTFLY

12月になってしまいました。今年も残り1ヶ月です。早いものです。

さて、先月にTHE NIGHTFLY TRILOGYを購入して以来、もうフェイゲン祭りです。
久々にSTEELY DANのDVD見たり、フェイゲンの作曲講座のビデオ見たりと充実したフェイゲンライフを送っております。

今日はゆっくりとした土曜日の夜。
今夜はTHE NIGHTFLYですね。
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THE NIGHTFLY/DONALD FAGEN
(1982年作品)

1.I.G.Y.
2.GREEN FLOWER STREET
3.RUBY BABY
4.MAXINE
5.NEW FRONTIER
6.THE NIGHTFLY
7.THE GOODBYE LOOK
8.WALK BETWEEN RAINDROPS

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→稀代の天才、ドナルド・フェイゲンが1982年に発表したソロ・アルバムの登場です。

昨年、2006年にフェイゲンの3枚目のソロが発売されたことにより、ソロ3作の位置づけが
①1982年のナイトフライ:青年期(の幻想?)
②1993年のカマキリアド:中年期(の希望?)
③2006年モーフ・ザ・キャット:老年期(の沈思?)
をテーマしているそうです。

正直、この作品に対する思い入れが強すぎてレビュー書くことが若干、怖いです。
聴けば聴くほど魅力ある作品ですので、生涯かけて楽しみ、解釈していく作品なんだろう、と感じます。

この作品に関して言うと、色々なところで賞賛されているので、間違いなく歴史的名盤と言えるでしょう。ドナルド・フェイゲンの恐ろしいまでの完璧主義により、楽曲、録音、ジャケットを含む全てにおいて完璧です。

ドナルド・フェイゲンの音楽は全てのポピュラーミュージックを網羅出来るほど高いレベルの音楽ですが、その根底にはジャズやR&Bなどの黒人音楽があります。
フェイゲン自身も黒人音楽に興味があり、若いころはチャック・ベリーやレイ・チャールズを好んで聞いていたようで、その音楽が(御幣がありますが)白人に侵食されてから興味を失い、ジャズへ傾倒していったようです。

この作品はそんなフェイゲンが青年時代に耳を傾けた深夜ラジオのDJに自分を重ねて青年時代の自分を描いたものになっています。
フェイゲンはこの作品について以下のようにコメントしています。

「このアルバムに収められている作品は50年代後半から60年代初めにかけて、アメリカ北東部にある街の郊外で育った若者が、抱いていたはずのある種のファンタジーをテーマにしたものだ。すなわちそれは私のようにごくありふれた若者が主人公ということだ」


1.I.G.Y.は90年代にIBMのCMソングとして使われていた曲です。
そもそも.I.G.Y.とは国際地球観測年のことで国際科学研究プロジェクトの名称。当初は太陽の磁気が地球に与える影響を研究するために設定された。1957年1月から1958年12月31日までの18ヶ月の間、多くの国によってオーロラ、大気光(夜光)、宇宙線、地磁気、氷河、重力、電離層、経度・緯度決定、気象学、海洋学、地震学、太陽活動についての観測を行ったそうです。
フェイゲンはこの曲で近い将来訪れるであろう「素晴らしい世界」について歌っています。
個人的にはベースで参加している(多弦ベースの重鎮)アンソニー・ジャクソンに注目です。
アンソニーは1980年のGAUCHOにも参加していますが、この曲と同じように小節の最初の音を弾かない(つまりはルート音を弾かない)ベースを演奏しています。
ルートを弾かないでこれだけのコード感を得ることが出来るとはまさに神業。アンソニー・ジャクソンも恐ろしければ、そんあ曲をサラっと書いてしまうフェイゲンも恐ろしや・・・です。

2.GREEN FLOWER STREETはジャズのスタンダードナンバーであるON GREEN DOLPHIN STREETをヒントにした曲ではないか?と勝手に思っています。
どうしてもベースに注目してしまうのですが、この曲のベースは神様チャック・レイニーです。
STEELY DANの音楽を支えてきたベーシストですね。フェイゲンが求めているものをしっかり理解している感じで素晴らしい。
リズムに関してはエレピの細かいリズムにディーン・パークスの細かいリズムギターが絶妙です。ここにビートの神様ジェフ・ポーカロのドラムですから全く持って贅沢ですね。最高の食材を最高の料理人が料理している感じです。
リック・デリンジャーのソロも素晴らしい。

3.RUBY BABYは先にブログに登場しましたね。
この作品で唯一のカバー曲です。ドリフターズを取り上げるあたり、やはり黒人音楽好きなのがよく分かります。
個人的にシャッフルの曲はあんまり得意ではないのですが、フェイゲンの書くシャッフルは全く抵抗なく聞けてしまうので不思議です。あまりアクがないからでしょうか?
この曲はなんといってもピアノのソロでしょう。マイケル・オマーティアンはSTEELY DANの楽曲に何度か参加していますが、ここでのソロはその中でも一番の出来ではないでしょうか?
私も昔にコピーを試みたものです^^;

なんだか長くなってしまうので、一旦中断してまた続き書きます^^;
ブログにするにはまだまだ聞き込みたい、そんな作品なのですm(__)m

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by deaconred | 2007-12-01 23:59 | Rock(80年代)

CD紹介から楽曲紹介に変更してしまっているブログ。


by deaconred
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