WE GET REQUESTS

自分で自分の性格を分析すると「メジャー」になるものに興味を示さないという捻くれた性格があると気づきます。
なんだか好きだったアーティストも売れ出すと聞かなくなるというか・・そういった感覚です。

そういう捻くれた性格を持っていると今更聴けない、今更買えない「名盤」と言うものが出てきます。
ダメですね・・・そういう性格。

名盤と呼ばれる作品は名盤たる所以があって名盤と呼ばれるわけで、そこから眼をそらしてはいけないのでしょう。

今日も久々にこんな名盤聴いていたらやはり名盤は色あせないなぁ・・・と再確認。
何度も聴いたはずの作品のはずが聴けば聴くほど発見があるものです。
名盤とは繰り返し長く聴ける作品を指すのかもしれません。

f0062463_22332115.jpg


**************************************************
WE GET REQUESTS/OSCAR PETERSON
(1964年作品)

OSCAR PETERSON:pf
RAY BROWN:b
ED THIGPEN:ds

1.QUIET NIGHTS OF QUIET STAR
2.DAYS OF WINE AND ROSES
3.MY ONE AND ONLY LOVE
4.PEOPLE
5.HAVE YOU MET MISS JONES
6.YOU LOOK GOOD TO ME
7.THE GIRL FROM IPANEMA
8.D AND E
9.TIME AND AGAIN
10.GOODBYE J.D.

***************************************************

→Jazzを聴かない人でもなぜか知っているOSCAR PETERSONのご機嫌な1枚。
歴史的名盤にしてJazz入門には最適の1枚でしょう。
JazzはハッピーなJazz、難解なJazz、エンターテイメントなJazz、ファンキーなJazzなど色々な表情を持った音楽だと思うのですが、この作品はそんなJazzのあらゆる魅力が楽しめる1枚です。

OSCAR PETERSONはトリオ形式で最もその魅力を引き出すことのできるピアニストで、RAY BROWNとED THIGPENを迎えたこのトリオはJazz史上最高なピアノトリオの一つと言えるでしょう。
特にOSCAR PETERSONのバックを支えたRAY BROWNのベースはとにかく素晴らしい!の一言です。
基本的に低音フェチなのでJazzを聴くときもRockを聴くときもベースを中心に聴いてしまうのですが右手の人差し指1本で紡ぎ出されるポーンという輪郭のはっきりした音は私の理想とするベース音で、RAY BROWN以外でこんな音を出せるベーシストは他にいません。
その音は軽快でありながら重く、サスティーンも美しいまさに「木」が鳴っている理想の音で、それに加えてピッチ、フレージング、スイング感、タイム感、ベース・ソロ、全てが完璧です。

曲はスタンダード・ナンバー中心の選曲で親しみやすい作品です。
久々に聴いて感心したのはBossaNovaの名曲1.QUIET NIGHTS OF QUIET STARと7.THE GIRL FROM IPANEMAのタイム感です。
そもそもJazzとBossaBovaは異なった音楽ということは置いておいてもここでのタイム感は真にBossaNovaのリズムといえるのではないでしょうか。
ただ、ベースも1度と5度を弾くだけでなくときに2拍3連やオクターブ、経過音としてのdimなど勉強になるものばかりです。
ピアノもお得意の高音域でのアドリブ展開でOSCAR PETERSON節炸裂です。メロディをフェイクしたフレーズがご機嫌ですね。

Jazzは即興が命でなかなか同じメンバーでの活動が少ない中、OSCAR PETERSON、RAY BROWN、ED THIGPENのコンビは非常にいいバランスのコンビです。

amazonへ。
[PR]
Commented by べるとれ at 2006-03-01 12:37 x
ジャンルに、知名度に関係なくいいものはいいですよね

クイーンあたりも先入観なしで聴いてみることをおすすめします
Commented by deaconred at 2006-03-01 15:00
>べるとれくん

お疲れ様です。
はい。ジャンルに関係なくいいものはいいです(笑)
ではクイーンも聴いてみますね。
先入観ありですが^^;
Commented by バーデン at 2006-03-01 21:22 x
「木」が鳴っている理想の音!
そうですね!
特に弦楽器系は木の状態が命ですね!!
そしてその木の素晴らしい個性を弾き出す人!!
すぐれた楽器制作とすぐれた演奏者がいてこそ
本来のその音が生まれてくるとつくづく思います!!

またこの作品は“あき”がこないCDですね(o^^o)
Commented by deaconred at 2006-03-02 11:36
>バーデンさん

お疲れ様です。
RAY BROWNクラスになると使用しているベースが百万はすると思いますが、10万ぐらいの安い楽器でも同じように素敵な音が出せるのでしょうね。
Commented by まさのり☆ at 2006-03-03 18:42 x
最近はマイナーだとかアングラなものを趣味にすることがメジャーになってますよね。
だから、あえてメジャーなものを趣味にすることがマイナーであり、アンチである気がします。
そんな僕の最近のお気にはジャミロクワイ☆
Commented by rollins at 2006-03-05 20:52 x
マストアイテム!

ですが、最近、あんまり聴いていません。完璧感が漂っているからw。
Commented by deaconred at 2006-03-06 10:18
>まさのり☆先生

おはようございます。
私は高校時代からアンチだったように感じます。
ジャミロクアイは私が高校時代、マイナーだったのでよく聴きましたが、いまはメジャーになったので聴きません。

>rollinsさん

おはようございます。
確かに完璧感が漂っていますが改めて聴いてみてください。
新たな発見があるはずです。
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
by deaconred | 2006-02-28 23:00 | Jazz | Comments(7)