CHICK COREA'S AKOUSTIC BAND
2007年 12月 12日
ドナルド・フェイゲンのソロを続けて紹介してきたので、本日もフェイゲンと行きたいところですが、さすがに続けすぎなので小休止。
今日はジャズを聴いてみようと思います。
今日のCDは現代最高峰のピアニスト、チック・コリアの作品。
丁度、先月のライブでご一緒したバンドが演奏していたのが印象に残っているのです。
最近、日本でもCMで使われていたので皆さんもきっとご存知の曲だと思います。
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CHICK COREA'S AKOUSTIC BAND
(1989年録音)
CHICK COREA:pf
JOHN PATITUCCI:b
DAVE WECKL:ds
1.BESSIE'S BLUES
2.MY ONE AND ONLY LOVE
3.SO IN LOVE
4.SOPHISTICATED LADY
5.AUTUMN LEAVES
6.SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
7.MORNING SPRITE
8.T.B.C.
9.CIRCLES
10.SPAIN
***************************************************
→どうしてこのCDを持っているのか記憶にありません。
某所のHMVで買ったことは覚えているのですが、なぜこのCDを買ったのでしょう?
安かったから??それとも名曲「SPAIN」を聴きたかったから??
チック・コリアは現在のジャズシーンのトップを行くピアニストと言えるでしょう。
デビュー当時はそれまでの伝統的なアコースティックなジャズを展開していましたがフュージョン色を強めていったバンド「Return To Forever」で時代の寵児となり、一気に名声を高め、現在に至ります。
さて、本作品が録音された1989年というのはジャズの時代でいうといわゆる停滞期(?)になるのでしょうか?特に体系的にこの時代のジャズを聴いていませんが、それほど大きな変化があった時代ではなかったように感じています。
そんな時代にあって、それまで電化していたエレクトニック・バンドのメンバーでアコースティックなジャズを演奏しよう、というのが本作品のコンセプトです。
ベースにはジョン・パティトゥッチ、ドラムにはデイブ・ウェックルを迎えています。
ジョン・パティトゥッチは元々、エレキベース奏者なのですが、ウッドベースもなかなかです。確かにエレキに比べて掛け合いの部分では負けてしまうのかも知れませんが、タイム感、スイング感が凄くしっかりしていてプロだな・・・と関心してしまいます。
さて、曲ですが、スタンダードを中心に演奏されていますが、そこは80年代飽和したジャズとでも表現しましょうか?テーマ自体にもアレンジが加えられています。
各人の演奏技術が高く、非常にスリリングなアドリブを展開しています。ども曲も聴き応えあるでしょう。
中でも一番聴かれるべきは今もなお世界中のミュージシャンが演奏している名曲10.SPAINでしょう。
SPAIN=チック・コリア、チック・コリア=SPAINです。
この曲はスペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴの作曲したクラシック・ギター協奏曲であるアランフエス協奏曲の第二楽章(Adagio)をイントロとして用いています。
イントロ後のリフは私のような音楽センスのないものには難解すぎるほどの符割で、とても印象的です。最近、キリン生茶のCMにも使用されていたので皆さんもお聞きになっていると思います。
この演奏は名演と言えるでしょう。
多分、この曲を聴きたいためにこのCDを買ったのでしょう。と自分で納得。
ジャケットはもう既にジャズの「モダン」さを失った感じですね^^;
デイブ・ウェックルのポーズなんてもはやジャズではありませーん(汗)
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今日はジャズを聴いてみようと思います。
今日のCDは現代最高峰のピアニスト、チック・コリアの作品。
丁度、先月のライブでご一緒したバンドが演奏していたのが印象に残っているのです。
最近、日本でもCMで使われていたので皆さんもきっとご存知の曲だと思います。
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CHICK COREA'S AKOUSTIC BAND
(1989年録音)
CHICK COREA:pf
JOHN PATITUCCI:b
DAVE WECKL:ds
1.BESSIE'S BLUES
2.MY ONE AND ONLY LOVE
3.SO IN LOVE
4.SOPHISTICATED LADY
5.AUTUMN LEAVES
6.SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
7.MORNING SPRITE
8.T.B.C.
9.CIRCLES
10.SPAIN
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→どうしてこのCDを持っているのか記憶にありません。
某所のHMVで買ったことは覚えているのですが、なぜこのCDを買ったのでしょう?
安かったから??それとも名曲「SPAIN」を聴きたかったから??
チック・コリアは現在のジャズシーンのトップを行くピアニストと言えるでしょう。
デビュー当時はそれまでの伝統的なアコースティックなジャズを展開していましたがフュージョン色を強めていったバンド「Return To Forever」で時代の寵児となり、一気に名声を高め、現在に至ります。
さて、本作品が録音された1989年というのはジャズの時代でいうといわゆる停滞期(?)になるのでしょうか?特に体系的にこの時代のジャズを聴いていませんが、それほど大きな変化があった時代ではなかったように感じています。
そんな時代にあって、それまで電化していたエレクトニック・バンドのメンバーでアコースティックなジャズを演奏しよう、というのが本作品のコンセプトです。
ベースにはジョン・パティトゥッチ、ドラムにはデイブ・ウェックルを迎えています。
ジョン・パティトゥッチは元々、エレキベース奏者なのですが、ウッドベースもなかなかです。確かにエレキに比べて掛け合いの部分では負けてしまうのかも知れませんが、タイム感、スイング感が凄くしっかりしていてプロだな・・・と関心してしまいます。
さて、曲ですが、スタンダードを中心に演奏されていますが、そこは80年代飽和したジャズとでも表現しましょうか?テーマ自体にもアレンジが加えられています。
各人の演奏技術が高く、非常にスリリングなアドリブを展開しています。ども曲も聴き応えあるでしょう。
中でも一番聴かれるべきは今もなお世界中のミュージシャンが演奏している名曲10.SPAINでしょう。
SPAIN=チック・コリア、チック・コリア=SPAINです。
この曲はスペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴの作曲したクラシック・ギター協奏曲であるアランフエス協奏曲の第二楽章(Adagio)をイントロとして用いています。
イントロ後のリフは私のような音楽センスのないものには難解すぎるほどの符割で、とても印象的です。最近、キリン生茶のCMにも使用されていたので皆さんもお聞きになっていると思います。
この演奏は名演と言えるでしょう。
多分、この曲を聴きたいためにこのCDを買ったのでしょう。と自分で納得。
ジャケットはもう既にジャズの「モダン」さを失った感じですね^^;
デイブ・ウェックルのポーズなんてもはやジャズではありませーん(汗)
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by deaconred
| 2007-12-12 20:25
| Jazz