PROLOGUE
2008年 12月 03日
お笑いが好きでよくお笑いを見ます。
漫才ブームをリアルでは体験していなくて、あの頃の漫才を生で体験したいな、と思っていました。
現在は「お笑いブーム」らしく、色々と芸人が出てきていますが、お笑いブームという実感はあまりありません。
ずっとお笑いを見てきた人間には少し退化しているようにも感じてしまいます^^;;
芸人とは名の通り、「芸」であり、芸に根ざした漫才やお笑いやって欲しいですね。
今年ブレイクした芸人では髭男爵が好きですかね。
ネタやらない時は「樋口さん」と呼んでいる山田ルイ53世がなんとも切ないです^^;
ということで今晩は無理やりなネタ振りで「ルネッサーンス!」
(こんな枕しか思いつきませんでした^^;)
**************************************************
PROLOGUE/RENAISSANCE
(1972年作品)
1.PROLOGUE
2.KIEV
3.SOUNDS OF THE SEA
4.SPARE SOME LOVE
5.BOUND FOR INFINITY
6.RAJAN KHAN
**************************************************
→と、言うわけでルネッサンスというプログレを。
ルネッサンスを聞き始めたのはプログレに熱狂していた10代後半でした。
その中で2枚のCDを国内盤で入手して以来、他のルネッサンスの作品も国内盤で入手したいと思っていましたが出会うことはありませんでした。
そして先月、タワーの輸入盤が安くなっていたので、この際、輸入盤でもいいか!と購入したはめちゃくちゃかっこええではないか!
と、感激いたしました。
ルネッサンスは一般的にプログレに分類されますが、キング・クリムゾンのように絶望しているわけでもなく、ピンク・フロイドみたいに狂気を追っているわけでもなく、イエスのように形而上学的構築美を追求しているわけでもなく、ELPのように楽器燃やしたりしているわけでもありません。
どちらかと言えばアコースティックなサウンドを中心にサイケデリック、フォーク、クラシックなどを融合させた叙情的な音楽を演奏するバンドです。
プログレといえば「難解」というイメージがあるかも知れませんが、ルネッサンスの音楽はそれほど難解ではありません(勿論、完成度は極めて高いです)
ルネッサンスと言えば何と言っても最強の歌姫、アニー・ハズラムの歌唱力、表現力に注目です。
驚くほどの完成度に、どこまでも英国風で、どこまでも耽美なサウンドにアニー・ハズラムの歌、これぞルネッサンスの魅力でしょう。
1.PROLOGUEはルネッサンスの「序章」としてふさわしい曲です。
(実際は第2期ルネッサンスの「序章」なのですが^^;)
クラシカルなピアノのイントロに始まり、アニー・ハズラムのスキャットが凄い迫力で迫ってきます。途中からはバロックぽくなったり、中近東っぽくなったりとスピーディに展開し、疾走感が素晴らしいです。
既にこの曲でルネッサンスの目指すべき音楽が構築されているようにも感じます。
2~5はアニー・ハズラムの歌声とルネッサンスの美を楽しむ曲です。勿論、それぞれに非常に素晴らしい点があります。
私が一番注目したいのは実験的要素が強い6.RAJAN KHANです。
この作品だけ全編を通じて10分を超える曲で、電気楽器やエフェクトによって歪まされたギターなど、これまでの耽美な世界とは少し違った雰囲気の曲です。
フレーズも中近東っぽいスケールを使ったり、シタール的な響きを出してみたりと、実験的要素が強いです。
しかし、この中近東っぽい感じの響きにアニー・ハズラムのスキャットが加わると急にエキゾチックにモダンなサウンドに聞こえるのです。
美と醜の共存とでも表現しましょうか、カオス的魅力に私はすっかり取り付かれてしまったようです。
この実験的サウンドは後のルネッサンスの音楽に直接的には影響していないかもしれませんが、間接的には影響しているように感じてなりません。
ものすごくいいバンドなので、多くの人に聴いて欲しいですね。
Youtube貼っておきます。
「ルネッサーンス!」
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漫才ブームをリアルでは体験していなくて、あの頃の漫才を生で体験したいな、と思っていました。
現在は「お笑いブーム」らしく、色々と芸人が出てきていますが、お笑いブームという実感はあまりありません。
ずっとお笑いを見てきた人間には少し退化しているようにも感じてしまいます^^;;
芸人とは名の通り、「芸」であり、芸に根ざした漫才やお笑いやって欲しいですね。
今年ブレイクした芸人では髭男爵が好きですかね。
ネタやらない時は「樋口さん」と呼んでいる山田ルイ53世がなんとも切ないです^^;
ということで今晩は無理やりなネタ振りで「ルネッサーンス!」
(こんな枕しか思いつきませんでした^^;)
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PROLOGUE/RENAISSANCE
(1972年作品)
1.PROLOGUE
2.KIEV
3.SOUNDS OF THE SEA
4.SPARE SOME LOVE
5.BOUND FOR INFINITY
6.RAJAN KHAN
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→と、言うわけでルネッサンスというプログレを。
ルネッサンスを聞き始めたのはプログレに熱狂していた10代後半でした。
その中で2枚のCDを国内盤で入手して以来、他のルネッサンスの作品も国内盤で入手したいと思っていましたが出会うことはありませんでした。
そして先月、タワーの輸入盤が安くなっていたので、この際、輸入盤でもいいか!と購入したはめちゃくちゃかっこええではないか!
と、感激いたしました。
ルネッサンスは一般的にプログレに分類されますが、キング・クリムゾンのように絶望しているわけでもなく、ピンク・フロイドみたいに狂気を追っているわけでもなく、イエスのように形而上学的構築美を追求しているわけでもなく、ELPのように楽器燃やしたりしているわけでもありません。
どちらかと言えばアコースティックなサウンドを中心にサイケデリック、フォーク、クラシックなどを融合させた叙情的な音楽を演奏するバンドです。
プログレといえば「難解」というイメージがあるかも知れませんが、ルネッサンスの音楽はそれほど難解ではありません(勿論、完成度は極めて高いです)
ルネッサンスと言えば何と言っても最強の歌姫、アニー・ハズラムの歌唱力、表現力に注目です。
驚くほどの完成度に、どこまでも英国風で、どこまでも耽美なサウンドにアニー・ハズラムの歌、これぞルネッサンスの魅力でしょう。
1.PROLOGUEはルネッサンスの「序章」としてふさわしい曲です。
(実際は第2期ルネッサンスの「序章」なのですが^^;)
クラシカルなピアノのイントロに始まり、アニー・ハズラムのスキャットが凄い迫力で迫ってきます。途中からはバロックぽくなったり、中近東っぽくなったりとスピーディに展開し、疾走感が素晴らしいです。
既にこの曲でルネッサンスの目指すべき音楽が構築されているようにも感じます。
2~5はアニー・ハズラムの歌声とルネッサンスの美を楽しむ曲です。勿論、それぞれに非常に素晴らしい点があります。
私が一番注目したいのは実験的要素が強い6.RAJAN KHANです。
この作品だけ全編を通じて10分を超える曲で、電気楽器やエフェクトによって歪まされたギターなど、これまでの耽美な世界とは少し違った雰囲気の曲です。
フレーズも中近東っぽいスケールを使ったり、シタール的な響きを出してみたりと、実験的要素が強いです。
しかし、この中近東っぽい感じの響きにアニー・ハズラムのスキャットが加わると急にエキゾチックにモダンなサウンドに聞こえるのです。
美と醜の共存とでも表現しましょうか、カオス的魅力に私はすっかり取り付かれてしまったようです。
この実験的サウンドは後のルネッサンスの音楽に直接的には影響していないかもしれませんが、間接的には影響しているように感じてなりません。
ものすごくいいバンドなので、多くの人に聴いて欲しいですね。
Youtube貼っておきます。
「ルネッサーンス!」
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by deaconred
| 2008-12-03 23:55
| Rock(70年代)